2021年10月23日 (土)

聞いてよ!尾木ママ~子ども相談室~<番組内容>

「歌を上手に歌いたい」「どうすればみんなを笑わせられる?」
今回は、子どもたちから寄せられた相談に、尾木ママ、ゲストのキンタロー。さん、そして頼もしい助っ人(すけっと)たちが、答えていく!

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まず、最初のお悩み。

ゆうきさん(小6女)
好きな男の子の隣の席になってから、とても緊張して、授業に集中できません。
どうしたらいいのでしょうか。

尾木ママ
ものすごくラッキーだと思う。隣の席に座れる確率から言えば大変な確率。そういう時はまず緊張感をとるのが大事で、一番いいのはあいさつ。こんにちは、おはよう、とかそういうところから入れば、相手の子も心を許し始める。

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キンタロー。
私もあいさつはすごくよいと思う。あいさつをして嫌な思いをする人は誰もいないし、コミュニケーションがとれていないと緊張が高まってしまう。最初に頑張ってあいさつをしてみて、習慣化したらどんどんしゃべりやすくなると思う。


続いてのお悩みは、中学3年生のみなとさんから。
みなとさんは歌が大好きで、小さいころから家族や友達とカラオケを楽しんできた。

しかし、あることがきっかけで、歌うことを楽しめなくなってしまった。
カラオケの採点機能を試してみたところ、何度やっても平均点より低い点数しかでなかったのだ。それ以来、「自分は音痴なのではないか」と悩んでいる。

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そんなみなとさんのために登場した助っ人がこちら!
筑波大学附属小学校で音楽を教える髙倉弘光(たかくら・ひろみつ)さん。
どうすれば子どもたちが音楽を楽しく学ぶことができるのか、教育方法の研究をしている。

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髙倉さん
今の子どもたちは歌がとても好きな子が多い。一方、小学校高学年、中学生になってくると、みなとさんのように「自分の音程が合っていない」ということに気づきだしたり、友達との比較ができるようになったりして、自信を失うこともある。さらに、音域の広くて難しい曲が多くなっている。しかし、トレーニングでなんとかできるというのが今は一般的になっている!

トレーニングをすれば歌は上達するという髙倉さん。みなとさんのために特別レッスンを開いてくれた!トレーニングのポイントは大きく3つ。


[1] 高い音から、低い音まで出せるようにするためのトレーニング。
髙倉さんが指を上下に大きく動かし、それに合わせて消防車のサイレンのように「ウ~!」と、高い音から低い音まで声を出していく。ふだんの生活の中で使わない高さの音を出すことで、のどの筋肉が鍛えられ、幅広い音域の声がでるようになるのだという。

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[2] 正しい音程をとるためのトレーニング
ドレミファソラシドの高さに合わせて腕を動かし声を出していく。この練習をすることで、視覚的かつ感覚的に、音程をつかむことができるようになるのだという。

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さらに先生が出したのが、バケツ!バケツをかぶって歌を歌うと、自分の声が響いて聞こえるので、音程のズレに気付きやすくなるのだという。

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[3] リズム感をよくするためのトレーニング
髙倉さんが手拍子を打ち、それと同じ手拍子を打つ。このトレーニングをすることで、リズム感が鍛えられるのだという。

音域、音程、リズム。3つのトレーニングを1週間続けるように伝えた髙倉さん。
その成果は、果たして…!?

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1週間後・・・トレーニングを続けたみなとさんが披露してくれた曲は、森山直太朗さんの「さくら」。高い音が特徴の難しい曲だ。

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音程を確認するように、丁寧に歌っていくみなとさん。
みなとさんの歌を聴いた髙倉さんは「めちゃくちゃ上手になった!」と絶賛。さらに、みなとさんの母も「1週間でこんなに上達するとは」と驚きを隠せないでいた。

みなとさんは、「もっと歌が楽しくなりそう。ひとまずカラオケに行ってみたいなと思う」と安どの表情を見せていた。



続いてのお悩みは…。

はっしーさん(小2女)
私の前の席に座っている男の子が、授業中に何度も話しかけてきて、困っています。
どうしたらいいでしょうか。

キンタロー。
これは正直に「本当にちょっと困るんだ」と言ってくれた方が、「ごめんね」となるかもしれない。前の席の子は楽しませようとやっているかもしれない。

尾木ママ
学校では多くのところに連絡ノートがあるので、お母さんに頼んでみては。うちの子が言っているという形でなく一般論でよいので、先生に宛てて「『授業中だけはけじめをつけて』『君たちならできるよ』とクラスの皆さんに言ってもらえるとありがたいのですが」と書いてもらう。困ったときは、親の力、担任の先生の力を借りることは全然おかしいことではないので、どんどん大人の力を借りて!

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続いてのお悩みは、小学校5年生のなおくんから。

お笑いが大好きで、自分も友達を笑わせたいと思っている。しかし、なおくんは、控えめな性格。「友だちと話しているときも、『これは言ってだいじょうぶかな…?』と心の中で確認してからでないと言えない」という。
そんななおくんは、あるクラスメイトのようになりたいと思っている。いつもみんなを笑わせて場を盛り上げてくれる友だちだ。

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そんな、なおくんのために登場した助っ人は、お笑いコンビ・オシエルズ!ふたりとも教員免許を持ち、笑いやユーモアのあるコミュニケーションについて、学校や企業で出前授業をしている。 

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早速、オシエルズの授業開始!
オシエルズいわく、おもしろい人になるためのヒントは大きく3つ。


[1] どんな質問にも堂々と答える!
まずオシエルズが勧めたのは、どんな質問にも大げさに答えるトレーニング。オシエルズいわく「どんなことでも、堂々とやればみんなが見てくれる」という。
「好きな食べ物は?」という質問には「ブロッコリー!」、「好きなスポーツは?」という質問には「水泳!」と、身振りも加えながら大きな声で答えるなおくん。オシエルズは、「アイデア自体が大事なのではなく、飛び込む勇気があればおもしろくなる」と話す。

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[2] どんなものでも人に例えてみる!
オシエルズが教えてくれたのは「何でも擬人化トレーニング」。どんなものでも人に例えてみるとユニークな表現になるのだという。

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もしゴミ箱が人だったらどんなことを言うか?「僕はゴミ箱。僕だけは捨てないでね!」。
「もしも」という言葉は、人の創造力を掻き立てるのだという。


[3] 相手の言うことをちゃんと受け止めること
オシエルズいわく大切なのは、おもしろいことを言うよりも、楽しい雰囲気を作ること。
そのために必要なのが、相手の言うことを受け止めるということ。
なおくんにそのことを実感してもらうために挑戦したのが「いいね!そしたらゲーム」。

今から散歩に行こうよ。

いいね!そしたら、散歩しながらハトを探そう。

いいね!そしたら、そのハトを食べよう。

いいね!そしたら、そのハトをしょう油の味付けにしよう

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オシエルズ
相手のことを受け入れて、いいね!と話を聞くだけで、話がどんどんつながっていき、盛り上がっていくのだ!おもしろいことをしなくても、なおはおもしろい人になれる。なおがいるだけでおもしろい雰囲気になっちゃう。

なおくん
何を言っても2人が受け止めてくれるから、安心することができた。
今までは堂々と出来なかったりしていたけど、きょうの授業で堂々とする練習もできたし、みんなの話を聞いてあげることが大事だということが分かった。



尾木ママ
きょうはたくさん悩みを聞いてきたけど、これだけ悩みがいっぱいあるというのは子どもたちが成長したがっている証し。また、子どもたちからのお便り待ってるわよ~!

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END

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30


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