2018年06月16日 (土)

仲良くできる?外国から来た子どもたち <番組内容>

ウワサの保護者会!今回は「仲良くできる?外国からの子どもたち」。

国内の在留外国人の数が256万人を超えた。全国の公立小中学校でも外国からきた子どもたちが増えているが、日本の学校生活で様々な壁にぶつかるという。外国からの子どもたちも、日本の子どもたちも、共に幸せに生きるためにどうすれば良いのか?

今回は、外国人の立場からの意見を言ってくれるホゴシャーズにも参加してもらい、話していく。

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<尾木ママの見解>
・コンビニでは店員もお客さんも外国人というときもあって、いよいよグローバル社会になってきた。面白い。


◇外国人が増えている!◇
番組でアンケートを行ったところ、6割の保護者が日常的に接する身近な外国人がいると答えた。
一方、外国人が増えることについて少し不安を感じる、という声も。


<ホゴシャーズの意見>
・街中で日本語じゃない言葉で騒いでるのを見ると治安悪くならないかな~大丈夫かな~と感じる。
・こちらからは壁は作らないけど、外国人のほうから来てくれないと、どう接したらよいか距離感が難しい。

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◇外国からの子どもたちが学校生活で困ること①プリントが多い!


実際に何に困るのか、ある外国人家族を取材した。

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・ネパール人の一家。長男が今年4月に小学校に入学したところ、学校から配られるたくさんのプリントに驚いた。

・しかも簡単な日本語ではなく、「記載する」など難しい日本語表現が使われているため、日本語の読み書きが苦手な妻は読めずに苦労している。日本語が堪能な父が家に帰ってきてから内容を確認する日々だ。

<外国人ホゴシャーズの意見>
・4月は健康診断についてのものなど、特に配布物が多くて困った経験がある。
・仕事で疲れてしまい、どうしても語学が後回しになってなかなか身につかない外国人は多い。
・言葉がわからないと、そのままにしてしまい、外に出てこれなくなる人もいる。


◇外国からの子どもたちが学校生活で困ること②お弁当の作り方がわからない!

・遠足や運動会など「お弁当」の出番は多いが、外国人には、どうやって作ったらいいかわからないもの
・本を見ながら何とか作ったけど、最初は簡単なものしかできなかった
・まわりの日本人の色鮮やかなお弁当と比べてしまった
・イスラム教徒にとっては、お弁当用の材料を集めること自体が困難


◇日本人が外国人に対して困ったこと◇

・部活の部費を「うちの子は試合に出てないから」という理由で、払ってくれなかった。

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<ホゴシャーズの意見>
・部費は何か実際に費用がかかった場合に払うものだと思われたのかもしれない。
・年会費や月会費など、外国人にとって仕組みが分かりづらいものがある。
・部費など、日本人は説明がなくても習慣として受け継がれていることがあるが、外国人は丁寧に説明しないとわからないのかもしれない。
・日本人としても「なぜか」と問われると説明できないこともある。

<尾木ママの見解>
外国から来た人たちは何もわからなくて当然。学校生活の仕組みにしても地域の生活の仕組みにしても、丁寧に説明することがとても大事。


◇外国から来た子どもたちをサポートするには◇

丁寧に説明するにしても、カギとなるのは言葉。

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外国からの子どもたちがスムーズに学校生活に慣れるよう、取り組みをしている滋賀県湖南市を取材した。

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湖南市は20年ほど前から南米からの労働者を受け入れている。
増える外国人児童生徒のため、湖南市教育委員会は日本語初期指導を行う学級「さくら教室」を設置した。

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ここではポルトガル語、スペイン語、タガログ語など子どもたちの母語を使って、日本語の読み書きのほか、給食など学校生活の決まりなどを教えている。3~4ヶ月間、さくら教室で学んだ後、普通学級へ編入する。

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さらに、普通学級に移った後も教師が漢字にはルビを振るなどして、外国からの児童たちをサポートしている。

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同じ湖南市にある市立日枝中学校では、先生たちがポルトガル語の簡単な会話を学ぶなどして、積極的に外国からの生徒たちへアプローチしている。配布物にはポルトガル語で「重要」という意味のスタンプを押すなどして、外国人保護者との連絡もきちんと取るように努力している。

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<ホゴシャーズの意見>
・日本人の生徒たちも一緒に学ぶことができるし、子どもたちの視野が広がる
・国籍を超えた学びあいは、人生を豊かにするカギとなる


<尾木ママの見解>
ルビを振ったりスタンプを使ったり、ちょっとした気遣いで状況が大きく変わる。是非やって欲しい。
実は、子どもたちは母語で教育を受ける権利を国際法で認められている。
※国連制定の『子どもの権利条約』と『自由権規約』および『マイノリティーの権利宣言』に規定されている。


◇共に生きるために◇

小学生のころに来日し、学校生活で苦しい思いをした経験があるホゴシャーズのチーターさんを取材。

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<ホゴシャーズの意見>
・言葉が分からないなどの事情で家から出てこられない外国人もいることを知った。日本人からも手をさしのべていくことも大事なんだと思った。
・クラスにミックスの子ども、髪の色や目の色が違う子など、いろいろな子どもがいれば、子どもは自然に慣れてくるのでは?
・これまで当たり前だった教え方を見直さなくてはいけない。日本に来た子どもたちがどうやったら楽しく生活できるかを考えることが大切。



子どもは世界の宝。外国からの子どもたちを支援することは、日本社会にとってもよいことがある。
お互いに手を差し伸べるやさしさが、共に生きる秘訣では。





END

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30


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