2018年06月09日 (土)

どうして忘れものをするの? <番組内容>

今回のテーマは子どもの「忘れ物」。

部活の道具を持っていくのを忘れたり、持ち帰ったプリントを保護者に渡し忘れたり…。
番組で保護者を対象にアンケートをとったところ、8割近い保護者が子どもの忘れ物で困ったことがあると答えた。

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<ホゴシャーズのエピソード>
・子どもがお弁当を忘れた!
・プリントを出さない。ランドセルの奥にくちゃくちゃになっている。
・使った水着を学校に置いていってしまったときは最悪だった。
・何度も忘れ物を繰り返すと怒ってしまうことも。そんなときは自分も気が滅入ってしまう。

<専門家の情報>
◇子どもはなぜ忘れ物をするのか?◇
人の記憶の仕組みを研究している広島大学の湯澤正通教授によると、子どもが忘れ物をするのは、「ある意味当たり前でだれにでも起こること」
その理由は、“ワーキングメモリー”という脳の働きにある。

ワーキングメモリーとは、一時的に情報を記憶し、処理する脳の働きのこと
いわば脳のメモ帳。明日の持ち物などちょっとした情報はここにメモされるのだ。

成長と共にワーキングメモリーは徐々に力を増す。つまり、脳がまだ成長途中の子どもが忘れ物をするのは、そもそも仕方ないというのだ。湯澤教授は「一週間でできるようになるかと言ったらなかなかそうはいかない。あせらず気長に待つ必要がある」と語る。

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<ホゴシャーズの意見>
・今すぐなおしなさいということじゃなくて、ひとつひとつ積み上げていくのが大切かも…
・たしかに保護者である自分自身、昔はすごく忘れ物をしてきたが大人になるにつれて徐々に減っていった。

<専門家の情報>
◇成長途中のワーキングメモリー こんな注意点も!◇
湯澤教授によると、ワーキングメモリーの働きを阻害するものとして、今注目されているのが「ネガティブな感情」。親がかっとなって怒ると、子どものなかに親に対する反発や、悪いことをしたという気持ちがおきるという。その気持ちが子どもの頭の働きを阻害するといわれているのだ。
忘れ物についてネガティブな感情を引き起こすと、逆効果になるかもしれない・・・・

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<ホゴシャーズの意見>
・あまり強くいってはダメだと分かっていても、いわずにはいられない。そんなときどうしたらいいの?

<尾木ママの見解>
・厳しく叱るよりも、むしろ安心感を与えることが大事。
「一緒に対策を考えよう」という姿勢のほうが忘れ物を減らすのにつながるので、おススメ。


◇忘れ物対策 それぞれの家ではどうしている??◇
<ホゴシャーズのアイデア>
・マスクとかはドアに貼って忘れないよう注意喚起をしする。
・毎日声かけをしている。でも、子どもは忘れるのでどうしたらいいか分からない。 

<専門家の情報>
◇音声か映像か◇
記憶が専門の湯澤教授によると、子どもが一時的に記憶する方法は2つ。
ひとつは、耳で聞いた音声を記憶する方法、
もうひとつが映像イメージを記憶する方法だ。
音声か映像か。どちらが得意かは子どもによって違う。

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湯澤教授によると、何度言われても忘れてしまう人は、音声で記憶するのが苦手な可能性もある。
そんな人は映像をイメージしたり、イラストを書いたりするとぐっと記憶されやすくなるかも

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<専門家の情報>
◇忘れ物について子ども自身に考えさせるために…◇
忘れ物を減らすため、子ども自身ができることは何か?元小学校教師で生徒指導に詳しい池田修教授に
話を聞いた。すると、大事なのは“事前に”対策を考えること。
そのため、子どもと共に忘れ物をしてしまう“原因”を把握することが大事だという。

そこで、池田先生によると、自分の行動を3つの段階に分けて考えてもらうといいという。
① 「家に持ち帰る段階」
② 「準備する段階」
③ 「提出する段階」。
どこの段階に忘れ物の原因があるのかが分かれば、自分自身でどうなおしていけばいいか気がつく。

さらに対策を複数考えるとよいという。たとえば「家に持ち帰る段階」に忘れ物の原因がある場合、「連絡帳を書く」「手に書く」「友達に聞く」などなど。子どもが無理なく挑戦できることを選ぶとよいそう。

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<ホゴシャーズの意見>

・わが子は準備が苦手で、いつもぎりぎりにやって忘れていた。そこで、寝る前10分で準備するようになったら忘れ物が格段に減った。
・わが子は連絡帳を使わないことが多く、忘れ物を繰り返していた。しかし、最近自分なりに工夫して二重丸や波線などを入れながらメモを作るようになった。これで、忘れ物が随分減った。


◇そもそも子どもは自覚しているの?◇

子どもは忘れ物について自覚しているのか?
子どもが忘れ物をよくするといっていたホゴシャーズのお宅を訪問。すると、子どもたちは、忘れ物を恥ずかしいと思っていたり、忘れ物を減らしたいと強く思っていたりするなど、忘れ物をどうにかしたいと、ちゃんと自覚していた。さらに、手のどのあたりにメモするとよいか考えたり、連絡帳にチェックマークをつけたりと子どもならではの方法で忘れ物を減らす工夫をしていた。

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<ホゴシャーズの意見>
・子どもがそこまで気にしていたとは知らなかった。
・子どもの忘れ物は悪いとは思っていない。助けてくれる友達と交流がもてたり、急場を凌ぐ対策を考えたり…。むしろ成長のチャンスだと思っている。

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<尾木ママの意見>
・小さな失敗をいっぱい経験することが子どもの成長において大事なエネルギーになる。
忘れ物は、子どもの成長する絶好のチャンスというとらえかたも…。
保護者は子どもの伸びようとする芽を見守り、大事にすることが大切。



END

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30


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