2017年11月11日 (土)

子どもの発達障害Part5 理解してほしい!学習障害のこと <番組内容>


テーマは「学習障害」。

学習障害は、読み・書き・計算など特定の学習に著しい困難がある障害のこと。

発達障害のなかでも、周囲から特に見えにくい障害だと言われており、
学習障害の可能性のある子どもは、
30人クラスに1~2人いるという調査結果もある。

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スタジオには、「学習障害がある子の親」「わが子が学習障害かもと疑う親」
「学習障害について知りたい周囲の親」が集まった。

【学習障害が理解されないことのつらさ】

学習障害のある子が抱える困難や思いについて、
カバさんの息子・ジンくんに話を聞いた。

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中3のジンくんは、学習障害の特性があり、 話すことは問題なくできるが、
文字を「読むこと」や「書くこと」が苦手。

小学校に入ってから様々なつまずきに直面し、
周囲の無理解からバカにされたことがきっかけで、 勉強への意欲を失ってしまった。

ジンくんが、自分がどうしても読み書きがうまくできない理由を知ったのは、
6年生のとき。専門医から学習障害の診断を受けた。

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再び「学びたい」という気持ちを取り戻し、高校進学を目指すジンくんだが、
まだ自分に合う効果的な勉強方法を見いだせていない。
合格できるのか。入学できても必要な支援は受けられるか。不安は尽きない。

【学習障害とは・・・?】

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発達障害のある子どもを長年診てきた小児科医の榊原洋一先生によれば・・・、
「脳のなかの字を読み解く働きが、 もともと十分に発達しない状態だと考えられている」
「読み書きで大きな困難を抱えてる人が一定の割合でいることを 知ってもらいたい」

自身にも学習障害の特性があるというジンくんの母・カバさんは、
「自分を知ることが何より大事」と語る。

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ジンくんも、読み・書きが苦手な原因が学習障害にあると知ったことで、
前向きになることができ、学ぶ意欲を取り戻したのだという。


【個の特性に応じた対応が必要!】

ラピスさんは、学校が学習障害のある子のために、
テストを音声で流したり、口で答えたりさせてくれたらいいのに、と発言。

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尾木ママは、昨年施行された「障害者差別解消法」を引き合いに出し、
個別の要求に沿った対応が学校現場でも必要だとした。

ウニさんは、20年以上前に放送された海外ドラマで、
学習障害のある子が別室でテストを受けることになったエピソードを覚えていた。
アメリカではかなり前から、学習障害への理解や対応が進んでいることに、
スタジオに驚きがひろがった。

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【書けなくても勉強はできる!】

中3のピタくんは、小さいときから「書く」ことに強い困難を感じていたが、
「ノートと鉛筆」の代わりになるツールを手に入れた。
それが、タブレット端末とパソコンだ。

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小5のとき、障害がある子ども向けの講座で、
タブレット端末を使えば、書きたいことを文字にできると知ったピタくん。
教室でみんなの前で説明し、学校での使用を認めてもらえるようになった。

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中学では、パソコン・スキャナー・プリンターを持ち込み、テストを受ける。
ピタくんは、「『知る』ことが好きになった」と学ぶことの喜びを語った。

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【ともに学べる環境をどうつくる?】

ピタくんの母・きくさんは「宿題を仕上げるのために一生懸命書かせていたが、
書かせたいのは私だ」と気づいたという。

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タブレット使用を認めた学校側にも、ホゴシャーズや尾木ママから賞賛の声が。
ラピスさんは「学校というもの全体が、こういう姿になっていってほしい」と話した。

最後に尾木ママが、もしかしたら学習障害かもしれないと思うような子どもが
周囲にいたら、子どもと一緒にその子に対するサポートをしたらどうかと提案。

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学習障害があってもみんな一緒に学べる環境作りのために、
ひとりひとり何ができるか考えることが大切だ。


投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54


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