2017年10月28日 (土)

燃えすぎ注意!?子どものスポーツ <番組内容>


ウワサの保護者会!今回のテーマは「燃えすぎ注意!?子どものスポーツ」!
ゲストは、小学生のとき、バレーボールで全国優勝した経験をもつ平野ノラさん

42001.jpg

実は、子どもがスポーツを学ぶ手段は大きく分けて2つある。
ひとつは民間のスポーツ教室。
そしてもうひとつが、ボランティアが主体となって運営している「スポーツ少年団」。

42002.jpg

スポーツ少年団は、子どもが手軽にスポーツを学べる組織として全国に普及している。
種目は、野球から相撲まで多種多様。参加する子どもは小学生だけで60万人以上に及ぶ。
そもそもスポーツ少年団が生まれたきっかけは東京オリンピック。子どもたちに広くスポーツの魅力を知ってもらおうと始まったのだ。

42003.jpg

そんな歴史ある団体を支えてきたのは、保護者や地域のボランティアたち。
指導から、ユニホームの管理、飲み物の準備まで、子どもたちを献身的にサポートしてきた。

しかし、スポーツ少年団を経験したホゴシャーズからはこんな声も・・・。
「負担がいっぱいあって大変!?」
42004.jpg

セキレイさんが所属するチームは、練習や試合の行き帰り、合宿やその下見にも車を出さないといけない。
フルタイムで働く亀さんによると、平日より土日のほうが朝が早く、5時に起きなくてはいけないらしい。

「方針を巡って意見が対立!?」
42005.jpg

セキレイさんのチームは、「一生懸命勝ちたい親」と「ちょっと運動させればいいぐらい」の親の温度差がある。
熱心で勝ちたいという親に引っ張られ、練習量を減らせないことがセキレイさんの悩み。

 

<尾木ママの見解>
「勝ちたいから休めない!」というのは、勝利至上主義という大問題。これにはまると抜け出せなくなる。

<専門家の情報>
◇ なぜ練習量は増えてしまうのか? さらに、それを乗り越える方法とは?? ◇ 

42006.jpg

子どもの発達とスポーツの関係に詳しい内海和雄教授は、
「スポーツとはそもそも成人男子の体力と、気力、集中力を基準に発展してきた文化。
戦前は学童期の子どもにスポーツを教えることは少なく、子どもたちはある程度成長してからスポーツを始めていた。いきなりスポーツをさせることでさまざまな起きる問題が起きている」という。

その代表的な例が、1960年代にアメリカで起きた「リトルリーグニズム」と呼ばれる問題。
練習や試合のし過ぎで、肩やひじを壊す子どもが続出。大きな社会問題になった。

42007.jpg

内海教授によると過熱問題の原因は、親にあるという。教育のため、勝つためという正義を背負うと親は子供に無理をさせていることに鈍感になりがち。さらに、子どもの将来への過度の期待も練習を煽る大きな原因のひとつだ。

42008.jpg


そこでアメリカでは、医学界が中心になって投球数に制限をもうけるなど、厳しくコントロールする方向にいちはやく舵をきった。

<尾木ママの見解>
アメリカでは、大学も含めて試合や練習時間を週20時間以下と定めている。日本の文科省が行った全国学力テストの結果からは、部活動をしている時間が1日あたり1時間から2時間がもっとも国語・算数のテストの正答率が高かったというデータも。量を増やすよりも質を高めることが大事。


スポーツ少年団で汗を流している子どもはどう思っているのか?(VTR)

テントウムシさんの娘 じゅねさんの場合
小学生時代バスケットボールを週4日続けてきたじゅねさん。もともとスポーツは苦手だったが練習がつらくてもほとんど休まなかった。がんばり続けられた理由が、友達がいたから。いま終わってみると、「バスケが楽しかったな」と思ったり、「またバスケやりたいな」と思う。

VTRを見た保護者の感想は・・・
■やっぱり仲間がいるから続けられたり楽しかったりする
■別の道に興味を持ったら、1つの競技にこだわらず違う道に進んでもいい。


子どもも親も満足しながら (VTR)

広島市にあるバレーボールの少年団。幼稚園児から高校生まで100人近くが在籍している。
代表の竹本久男さんは、スポーツを通じた地域作りがしたいと44年前にこの少年団をはじめた。掲げた目標は、子どもたちにバレーの楽しさを知ってもらうこと。さらにこの少年団では、試合をするとき必ず全員が試合に出場することを決まりとしている。

42009.jpg

チームではこの方法で、これまで県の大会で5度優勝を収めてきた。その強さの秘訣は、上級生のメンバーが下級生たちの面倒をみる伝統。年が近いので気軽に話せ、目標にすることができる。上級生たちも教えることで自らの動きを省みて技術向上につながるという。

VTRを見た保護者の感想は・・・
■勝ちたいとかうまくなりたいっていう気持ちは試合をするとすごくでてくる。
■全員試合に出すっていうのは すごい

<尾木ママの見解>
自分も出なきゃいけない、試合に勝ちたいとなったら、責任重大で自宅で練習する。
「楽しければ成長しなくてもいい」というのではダメ。

【専門家の意見は】
サッカーの指導に詳しい池上正さんによると、保護者も子ども本人もモチベーションを高めるには、納得感が重要。そのために、年に1度くらいチーム全体で方針を話し合うとよい。どんなレベルを目指すか、拘束時間はどうかなど方針に納得できれば負担感も減るとのこと。

42010.jpg

<尾木ママの見解>
スポーツというのはなんのためにやっているか、子どもや親、コーチも含めて議論しながら
目標を決めるのが大事。


END

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54


page top