2017年10月14日 (土)

"もったいない" が通じない! <番組内容>

 


番組で300人の保護者にアンケートを行ったところ、以下のような結果に。

 

 Q 子どもに対して“それ、もったいない!”と思うことありますか?
 A ある・・・82%

 

内訳は・・・
1位 食べ残しが多い  2位 モノを大事にしない  3位 水や電気を無駄づかいする
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街の人からも次のような声が聞かれた。

(保護者の意見)
おばあちゃん 「おもちゃや文房具も1つあればいいのに3つも4つもあるから大事にしない。割っても、次もあるからという感じ。」

(子どもの意見)
女の子 「新しくてかわいいモノ見ると使いたくなる。古いのはいらない。」

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今回、スタジオに集まったのは、
子どもに“もったいない”がちゃんと通じているホゴシャーズと、通じなくて困っているホゴシャーズ。“もったいない”が通じなくて困っている、うめさんのお宅を取材した。

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<うめさん家の場合>

あやめちゃん(小4)がくほくん(小1)
2人の部屋にはモノがいっぱい。
部屋の隅にヘアゴムが落ちているのを見つけたうめさん、
しかし、あやめちゃんは「あんまり良いデザインじゃないからいらない」と言う。
がくほくんも、踏んで壊してしまった電車のおもちゃも、
もったいないとは思わず、「フリマで1万円で売る」と言い出す始末。

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うめ
“もったいない“が子どもに伝わってない。このまま社会に出るのは嫌だなといつも思う。
高いものを与えてもなくしちゃうし、折っちゃうから、結局百円均一ですませてしまう。
本当はよくないけど、こっちも、なくしてもいいやという気持ちで買ってるところがある。

カラスウリ
百円均一が大好きで、個人的には行く。
でも、子どもにはあんまり連れていかないようにしている。
子どもは、安いと思うとものを大事にしないところがあるので、3千円の万年筆を買ったことがあるが高いものは子どもなりに大事に扱っているのが分かった。

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<辰巳渚さん>
暮らしかた研究家の辰巳渚さんに、“もったいない”をどうしたら子どもに伝えられるのか聞いてみた。
辰巳さんによると、「近道はなく、あきらめずしつこく“問いかけ続ける”ことがポイント」だと言う。
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子どもが簡単にモノを捨てようとしたら「まだ使えるんじゃない?」、「本当にもういらないの?」
と問いかける。
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ご飯を食べるときは「どのくらい食べられる?」「多すぎない?」
と問いかけてみる。
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それでも食べきれなかったときは「冷蔵庫に入れておいて、明日の朝食べる?」。
など。
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あきらめずに、何度でも問いかけて、子ども自身で考えさせる。
また、親自身がモノを大切にする姿勢を、身をもって見せる、
それを何度も続けていくことも大切だという。

めじろ
残ったごはんだけでチャーハンにしたりするけど、「何の味にする?」と
本人に聞いてみたらいいのかな。こっちが決めてやっちゃうより。

尾木
叱ったり、押しつけたり、追っかけたりじゃなく、問いかけていく。子どもに主体的に
決めさせて、知恵を出させて、一緒に実現していく、とても創造的な営みかもしれない。

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<とうがらし家の場合>

娘のみおちゃん(中1)、小さい頃、祖父母と出かけると、カプセルのおもちゃを目当ての物が出るまで何度も買ってもらっていた。そんな姿を見て、将来、際限なくお金を無駄づかいしてしまうのではと心配になったとうがらしさん。そこで、みおちゃんが5年生のとき、月500円のお小遣い制を導入。祖父母にもむやみにモノを買い与えないように頼んだ。

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それからというもの、みおちゃんは、自分で貯金をするようになり、本当に欲しいものだけを吟味して買うようになった。
100円ショップで買ったペンが壊れたら自分で直し、お母さんとお揃いのヒビが入った定規も簡単に捨てずに直して使っている。お気に入りのスパッツが転んで穴があいた時にも、お母さんに直してもらったという。今では、親子でモノを直して“もったいない”に取り組んでいる。

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マルベリー
みおちゃん、すばらしい。親はうるさく言うのではなく、一緒に並んで問いかけることが大事だと思った。まずは繰り返し言って継続していくことによって、自分で考えるように変わってほしい。

尾木
子どもがモノを粗末にしていたら、叱るのではなく、自分との関係が過干渉になっていたり、放任になっていたり、逆に甘やかしすぎになっていたりしないかと、親子関係が問われてると思って、見直していくといい。親は常に問いかけ、自分で考えさせる。大事なのは子どもの主体性をどう育てるか。

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投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54


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