2017年09月16日 (土)

子育て家庭が離婚を考えたとき <番組内容>

テーマは離婚。
立場の異なるホゴシャーズ5人が集まった。

 ・ぶどうさん・・・2年前に離婚、娘と2人暮らし。
 ・まつさん・・・17年前に離婚。娘2人は成人。
 ・マロンさん・・・中学1年生の時に両親が離婚。
 ・さくらんぼさん、びわさん・・・離婚を考えたことがある。

ひとり親家庭を支援する専門家、赤石千衣子さんにも来ていただいた。

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<両親が離婚した子どもの思い>

離婚に関するデータによると離婚した夫婦の年代で最も多いのが30代。
そして、およそ6割に子どもがいた。

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親が離婚をした当時、なにを思ったか3人の経験者に聞いた。 

Sさん(小学校2年生の時両親が離婚)
「父親にどちらと暮らしたいか聞かれた時、空気を読み、本当のことを言えなかった。」

Mさん(15歳の時両親が離婚)
「母が別れた父を悪く言うのを聞き、自分は父の血も入っていると考えると否定されたような気分になり、複雑だった」

南さん(21歳の時両親が離婚)
「子どものためという理由で長い間離婚しなかったが、子どものためになっていない。」


スタジオにいるホゴシャーズが各々の経験と思いを話す。

さくらんぼ「毎日けんかしてた時、子どもが空気を読んでるなっていうのがあった。つらい思いをさせた」
びわ「夫婦でけんかになって、本当にいけないと思うけど、文句を言える相手が子どもしかいない」

それに対し、
赤石さん「どっちと暮らすかを子どもに聞いて、責任を負わせるのは重すぎる。いきいき生きられる道を親が決断してほしい。」
尾木ママ「子どもにグチを言ってしまった時は、子どもに謝った方がいい。受け止め方がちょっと軽くなる」

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<ぶどう家の場合>

2年前に離婚したぶどうさん。
娘のゆいちゃんが幼稚園のころから、夫婦関係は悪化。
離婚は絶対避けようと思っていたが、溝は埋まらないまま5年が過ぎ、離婚。
それまで勤めていたパートの仕事は辞めさせられた。
生活のため、必死に仕事を探すうち、娘と話したり、気持ちを思いやったりする余裕をなくしていき、ぶどうさんはうつ病で2か月間入院。ゆいちゃんも寂しさからかチックを発症してしまった。 

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ぶどうさんは「母子家庭になるとこんなに世の中は冷たいのかと思った」と振り返る。

親の離婚を経験したマロンさんは、「離婚という現実を受け入れるときは大変だけど、子どもはその状況で、楽しく生きていける。」と励ました。

離婚をするとお金もかかる。離婚経験者のまつさんも、上の娘を大学に行かせてあげられなかったという。
高等教育に関しては、国からの支援が少なく、民間団体で少しは給付型の奨学金を出しているところもあるが、少数なので競争になってしまう。家庭の経済状況を踏まえ、子どもと話し合い、どう納得するかが大事。

<ぶどう家の場合>

ぶどうさんは、入院中に病院の相談窓口でそれまで誰にも言えなかった悩みを打ち明けた。
退院後、就労時間などを配慮してもらえる仕事を見つけ、
さらにママ友にも離婚したことを打ち明け、シングルマザーの会にも参加。
同じ立場の仲間と相談し合えるようになり、1人で悩みを抱え込むことをやめた。
精神的な落ち着きを取り戻すことで、子どもと向き合う時間を意識的に作ることができるようになった。
一番大切にしているのは、こどもの前でなるべく笑顔でいること。
ぶどうさんに明るさが戻ると、ゆいちゃんのチックも治まっていった。

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さくらんぼ「離婚を考えた時、第三者に相談するのが大事だと思った。自分で得られなかった答えを聞けることになると思う。」

赤石「地域、知り合い、NPOなど、いろんな助けを得る発想でいくと、ずいぶん生きやすくなると思う。」

尾木「離婚の家庭もあっていい。決められた形からずれていると卑下することもない。
そこを突き破っていくのは、社会全体の大きなテーマで、課題だと思う。」

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投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54


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