2017年09月09日 (土)

「失敗しちゃった!?」子育ての後悔 <番組内容>

子育てしている中で、「あの時、ああした方がよかったのかも…」とふと感じる後悔。そんな後悔の“あるある”を、保護者と尾木ママ、そして7人の子どもを育ててきたベテランママ・堀ちえみさんが共に語り合った。

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【習い事の後悔】

2人の子ども(中2男、小3女)がいるたけのこさん。「夢中になれる何かを見つけてほしい」と願ってさまざまな習い事をさせ、中でも長男には空手を熱心に通わせた。ところがやめたあと長男は「空手は1ミリも好きじゃなかった」と告白。そこまで嫌なら続けさせるべきではなかったと後悔した。

そこで長女が「習字をやめたい」と言ってきたときはすぐにやめさせることに。ところが、やめたあと長女は書き殴ったような字を書くようになってしまった。

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<習い事のやめ時について、保護者からはさまざまな意見が>
★父親が息子に空手を熱心に指導したが、大学生になった今でも道場の前を通る度「お父さんに怒られる」とトラウマになっている様子。そこまでして習わせる必要はなかったと思う。
★自分が子どもの頃、親にそろばんを習わせられた。最初は嫌々だったが、3年ほど経って資格も取れて楽しくなった。そうした経験を子どもにもしてほしい。
★3歳から習わせている英会話を、小5の娘が「やめたい」と言ってきた。これからは英語が重要だし、今までかけたお金のことを考えると断ち切れない思いがある。

 

<堀ちえみさんの意見>
子どもが「やりたい」と言った習い事はすべて習わせたが、「やめたい」と言ったらやめさせた。無理やり続けさせても楽しくないのではないかと思う。娘が中学生になって「やめなきゃよかった」と後悔していたこともあるが、「この道には進めなくなった」と自分で気付くことも経験だと思う。

 

<尾木ママのアドバイス>
我慢してやっていれば何かいいことがあるかもと、親は自分の体験を振り返って子どもに期待するが、子どものトラウマの傷の方が問題。子どもが自分で「やめよう」と決定すれば、もし「あの時やっておけばよかった」と後悔しても力になる。同じ場面に出くわした時にちょっと我慢して続けてみようかと、子ども自身が思えたらそれが大きな成長。

 

 

 【子どもが幼かったときの後悔】

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 亀さんは、子どもが保育園に通っていた時18時半に帰宅してご飯を作って食べさせ、お風呂に入れ、できるだけ21時には寝かせようとしていた。そのため子どもがぐずってしまう食べ物はなるべく避けるため、魚は市販の骨取り切り身を出すように。そして今、中学生になった子どもは「骨のある魚は食べたくない」と言うようになってしまった。「もっと自分が料理を工夫していれば…」と後悔している。

 

<堀ちえみさんの意見>
子どもの数が多いので、トマトがダメな子、ナスがダメな子、イクラがダメな子とそれぞれ好き嫌いがある。でも大人になって初めておいしいと思うようになった食べ物もあるので、そのうちどこかで克服するのではないか。楽しくごはんを食べるために、嫌いなものはしょうがないのでは。

 

 

【子育て中の後悔に、何か意味があるの?~尾木ママの答え~】

下の子が生まれた、仕事に就いた、子どもが中学生になったなど、だんだん<親としてのステージ>が変わってくる。それだけ幅が広がって子育ての経験を積んできた中で見えてくることが「後悔」。
後悔が出来る力、「後悔力」というのも親の力量。 

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【後悔を生かして親子関係を見直したケース】

カピバラさんの長女(小5)は幼い頃から運動が苦手。なので親戚やママ友に対して「うちの子は運動神経がない、鈍い」と言っていた。
そんな長女は学校の持久走の順位も最後に近いほうだった。しかしカピバラさんがママ友のある言葉をきっかけに、「ゴール直前でも余裕があるってことは、本気出したら順位が上がるんじゃない?」と娘に言ってみると、翌年の大会で43位から21位まで順位を上げた。
自分の言葉がけで娘のやる気を削いでいたことに気付いたカピバラさんは後悔し反省。あらゆる面で娘へのダメ出しをやめることにした。すると娘の笑顔と会話が増えたという。 

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<堀ちえみさんの意見>
言葉で子どもに魔法にかけちゃう。子どもが小さいうちから、「あなたは運がいい、ラッキーだから」と育てると、自分の中でつまずきがあっても「自分はラッキーだから何とかなる」と子ども自身が楽なのかなと思って育てている。

 

<尾木ママのアドバイス>
後悔するとき基準みたいなものを設けて、何かと比べてしまうのは問題。例えば中学受験で「合格」と比べたら、不合格では「失敗しちゃった」となる。そうではなく、自分たちの家族の歴史とか親子関係の歴史の中で見て行けばいい。だからそれぞれいろいろな子育てがあっていい。

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54


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