2017年08月26日 (土)

スペシャル 「不登校~保護者ができることは?」 <番組内容>

全国で12万人を超える小中学校の不登校。現在子どもの不登校に悩むホゴシャーズと、かつて不登校を経験し、今は学校や社会に出ている子を持つホゴシャーズ、そして不登校経験者が語り合った。

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【わが子が学校に行かなくなった!コハダさんの場合】
 コハダさんの次女のまなちゃん(中2)は、小学校3年から不登校に。当時コハダさんは「なんで?どうして?何がいけないの?」と不安になり、まなちゃんを責めてしまった。一方、まなちゃんは「家にいても怒られるし、学校にも行けないし」と悩んでいた。今となっては申し訳ない気持ちでいっぱいのコハダさんに、スタジオの保護者も「まったく同じようなことをしてしまった」と共感した。

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【どうする?不登校初期対応】
親は、学校に行かない理由を突き止めて解決すれば、子どもは学校に行くようになると思いがち。だが不登校の子どもたちと向き合って30年になる西野博之さんによれば、「学校に行かない理由」について、クリアに語れる子はほとんどいないという。まずは“どうした?”と共感的に聞くこと、理由を問い詰めるよりも子どもをまるごと受け止めることが大事で、脅しのようなしった激励はマイナスになる、と語る。

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今は大学2年生の次男が不登校だった経験のあるネジバナさんも、最初は理由探しをしていたが、子どもの気持ちを中心に考えるようにしたら、子どもが話をしてくれるようになったという。

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【不登校についての国の取り組みの変化】
 国の取り組みに最近大きな変化があった。一つは、昨年の文科省の通知。「不登校を問題行動としてはならない」とある。もう一つは、これも昨年末に成立した「教育機会確保法」。ここでは、休むことの必要性や、学校以外での学びの重要性についても強調されている。白梅学園大学の汐見稔幸学長は、社会全体で学びは多様化されるべきだと言う。

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【長い不登校から学校へ戻った具路康平さん】
 休むことも必要、と言われても、やはり将来が心配になるという保護者の意見も。では不登校を経験した人はどんな将来を歩むのか。小学校3年から中学校3年までのほぼ7年間の不登校を経て、現在は和歌山大学教育学部に在学中の具路康平さんを取材した。具路さんが再び歩みだすための支えとなったのは、お母さんが「学校に行きなさい」とは言わなくなり、まずは家に安心していられる居場所ができたことだった。それから多くの人に支えられて進学をした具路さん。「学校に行かなかった時間にいろいろなことを考えて、大事なことが見えてきた。そのときは辛かったが、今は不登校をして良かったと思っている」と語る。

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【不登校を経て学校には戻らず 起業した一瀬智久さん】
 一方、学校には戻らずに社会に出た人も。一瀬智久さんは、中学校1年で不登校になり、その後フリースクールへ。そこでさまざまな体験をした。中でも心に残っているのは熱気球を作って飛ばしたこと。「みんなで計算をして熱気球を作って飛ばすというのは、実はすごい科学。こうした遊びの中に学びがある」と感じたという。その後、学校に行かないでも自分が出来ること、好きなことは何かを考え続け、進学はせずに料理人と大工になる道を選んだ。現在は、スペインバルと、飲食店を中心とした店舗の設計から建設を請け負う工務店も経営している。不登校を経験したが、「好きなことをやっていい」と早い時期に気づけたことが、今の道につながったという。

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 尾木ママは「不登校の人の生き方には学ぶことがいっぱいある。好きなことをするのも本当の学び。好きなことであれば困難があっても乗り越えられる」と締めくくった。

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投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54


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