2017年06月10日 (土)

高い教育費!どう支える? <番組内容>

4081.jpgわが子にいい教育を受けさせたい!でも払えるお金には限界が!
高校から大学まで卒業させるのにかかる教育費は平均およそ1000万円!
限りあるお金で教育費をどう支える?ふだんはちょっと話しづらいお金の話をざっくばらんにトークします!


―重くのしかかる教育費
スタジオに集まった保護者の6人ほぼ全員が「教育費は負担」と感じている。世帯収入に占める教育費の割合は30%を超える人が多い。
3人の娘がいるモクレンさんの家では40%。私立高校の学費の他に、ダンスや歌、塾などの習い事のお月謝が重なり、家計がひっ迫しているよう。
2児の父・タツノオトシゴさんはもう一人子どもが欲しいと思っていた。しかし、教育費が高額であることが原因で諦めたという。実際に、タツノオトシゴさんのように経済的な理由で3人目の子をちゅうちょしてしまう、そういう人は7割に上る。

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―特に高いのは大学進学
教育費の中でも最も重くのしかかるのが大学の費用。国公立大学に通った場合でも、4年間でおよそ500万円、私立大学の場合はさらに高い。子どもが1人暮らしをする場合には、学費の他にも年間60万円―150万円くらいかかる。

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大学生の娘をもつあひるさんは、子どもたちを4年生大学に行かせてあげたい、という強い思いがあった。そのため、大学進学のために徹底した貯金と節約をしてきたという。

あひる 「子ども保険は毎月貯蓄するっていう事と、あとはそうですね、ボーナスのたびに子ども名義で貯蓄してくっていう感じで。夜寝る時はコンセントを外して待機電力を節約。ガスの検針とか電気の検針が近づいてくると、メーターを見ながら、先月よりも超えていないか意識しています。」 

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―教育費「大学ではなく中高時代に重点をおく」という考え
一方、中学生の娘がいるライラックさんは中高時代を重視して教育費を使っている。
ライラック家の長女・みきさんはバトントワリングが大好きな中学2年生。
みきさんは小学4年生の時、ある私立中学校にバトン部があることを知り、その私立中学に進学したいと強く希望。みきさんの熱意に押され、両親も進学を認めた。

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私立の中学・へ通わせるのは両親にとって大きな決断だった。

父 「一番ネックっていうのが、学費というか。調べてみますと“え、こんなにかかるの”というのがあったものですから、ギリギリまで悩んだというのはありましたね。」

というのも、私立の中学・高校に6年間通うと、平均およそ500万円の学費がかかる。
公立と比べて4倍以上の差があるのだ。そこで、多くの人が大学の学費に充てる資金を、ライラック家ではあえて中学・高校の6年間に全額投入。「大学用の学費は残さない」という決断をした。学費を工面するために、受験を考え始めた頃から、お母さんのパート代を全額貯金。更に老後用に貯めていた貯金も取り崩すことにした。

どうして中学・高校時代にお金をかけるライラックさん夫妻にはある思いがある。

ライラック 「中高ってちょうど、一番楽しい時期なのかなと言うのもあるので。うちの子は部活がやりたいって思いがあるので、好きなことを思う存分させてあげたい」

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ライラック夫妻の教育費の使い方に、尾木ママは…
尾木ママ 「中学高校でしっかりこんなお金を使いきっちゃうっていうの、まあ極論をおっしゃったように聞こえるか分かんないんですけど、これはひとつの考え方としては非常に成り立つんですよ。っていうのは、中学高校子どもたちはものすごく伸びるの!(そういう時期に)本人たちに力をつけてあげるのが、われわれの教育の専門家から言えば、すごい大事なこと。」


―学費のために子ども自身がアルバイト?!
教育費というと「親が用意するもの」と考える人も多いが、最近では子どもたち自らが学費を稼ぐというケースもある。
高校生や大学生の親に教育費をどう捻出しているか尋ねたアンケートでは「子ども本人がアルバイトをする」が3位に。さらに、こんな統計もある。千葉県の公立高校の生徒でアルバイトをしているのは全体の30%。そのうち、およそ半数は学費・生活費のために働いているという。

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モクレンさんの次女・かりんさんは私立高校2年生。旅行やスキー合宿、海外への修学旅行などにかかるお金は自分がアルバイトしたお金でまかないたいと考えている。さらに余ったお金は貯金をして、高校卒業後の進学費用に充てるつもりだ。

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かりんさん 「料理の仕事に就きたいっていうのが夢で。専門学校の(費用)はちゃんと貯めて払えるところまでは自分で払う。自分が行きたい学校だから、最初から最後まで自分でやろうと思って」

母親のモクレンさんは、全ての学費をアルバイトだけでまかなうのは難しいと思っているが、娘がそこまで真剣に考えているならば、足りない部分は親ができるだけサポートしたいと考えている。

一方、尾木ママが気にするのは子どもたちが「ブラックバイト」に巻き込まれないように注意が必要だという。

尾木ママ 「自分ちょっと休み取りたいと言っても『シフトに穴が空いちゃうから代わりの人を見つけてこない限り休ませない』とか言うんですよ。だからそういう危険な時にはさっと撤退しないとダメよ。」

実際に、タツノオトシゴさんは自分が高校生時代にブラックバイトを経験したという。
タツノオトシゴ 「やっぱり子どもだと思ってちょっと基準よりも違う対応されたりとか。学業にも影響がある。私もフルに出た時は勉強に力がいかなかった。もう授業中も寝てしまったので。やはり学生だって言うことの線引きはいるかなと思いますね。」

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―奨学金を利用する?
教育費の捻出方法で、アルバイトに次いで多いのが「奨学金」。
今、大学生の51%が奨学金制度を利用している。
ライラック家の娘、みきさんも大学の学費は自分で払う!と考えているようだ。

みきさん 「大学生になったら自分で学費払うみたいな。学費さ、親が出してくれるっていう人のほうが少なくない?」

母親のライラックさんは、中学・高校の学費は親が払うから大学の費用は子ども自身でまかなうようにと常々話してきたという。職場の友達の間でも奨学金借りている人が多く「自分が大学生の時の時代とはやっぱり違うんだな」と感じている。

ただ、ファイナンシャルプランナーの宮里惠子さんは「奨学金はやっぱり最後の切り札と考えて」という。その上で、奨学金を借りるときのポイントをアドバイスしてもらった。

①奨学金は「借金」だと親子ともに認識すること

②遅れずに返済すること

返済が遅れると信用情報に傷がつきブラックリスト入りする可能性も。

もし返済が苦しい時は、返済の猶予や月々の返済額の減額の制度がある場合もあるので、事前に相談して!

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3児の父・シングルファザーのライオンさんは今年から長男が大学生になり、奨学金を借りている。ライオンさんは、奨学金の返済は「親の自分がしたい」と言う。「教育に関わる費用は親が保障してあげたい」という思いからだ。

5人の子どもがいるコウノトリさんは、なるべく奨学金に頼らないようにするため、家族である約束したという。それは「上の子から好きな進路を選ばせるけれども、下の子の学費が足りなくなったときは、社会人になった兄・姉が学費を支援すること」。5人兄弟の強みを生かしたルールだ。これに対してコウノトリさんの長女(27歳)は「兄弟で支え合うのは当然だと思います。旅行や遊びに行ったときに妹・弟の分を支払ったり、お小遣いをあげることもあります」と、次女(25歳)は「自分が好きに選択させてもらった分、弟・妹にもそうさせてあげたいと思っていました」とコメントを寄せてくれた。

(ディレクターK)

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54


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