2017年04月08日 (土)

自分で勉強する子に育てたい <番組内容>

「親から言われる前に自分で勉強して」!多くの親が持つ悩みだ。
ホゴシャーズも「高校受験を控えていたのに、アイドルに夢中で勉強しない」「提出物を出さないせいで、成績が下がった」など切実な悩みを抱えていた。

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【受験までに時間は限られている…親は心配】
イタチさんは高校受験を見据え、中2の娘に対して毎日2時間ほど勉強を教えている。しかし娘はなかなかやる気にならない。
受験や進級というタイムリミットがあるからこそ子どもが後悔しないよう親として懸命にサポートしているのに、なぜ子どもは積極的に勉強しようとしないの?

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【親が手をかけすぎると、子どもはやる気にならない!?】
テストなどのたびにご褒美をあげることで、中2の娘をやる気にさせているホゴシャーズがいた。
コツは今欲しがっている “旬のもの” をきちんと把握して与えることだという。

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しかし、尾木ママは「お金や物をあげる」ご褒美作戦には基本的に反対。
テストや成績の “結果” に対して「物」を与えるより、努力した “過程” に対して褒め「言葉」をかけることで親子関係を築くべきだという。
さらに、子どもが自分で勉強しないのは「親が手をかけすぎ」だからとズバリ指摘。「勉強しなさい」と言うのではなく、「いつ勉強するの?」と子どもに予定を聞くほうがよいという。しかしホゴシャーズは「子どもはいつまでも勉強しない」と、すぐには納得できない様子。
その中で、ウニさんは「あきらめるという覚悟が必要」と語る。実はウニさんも、娘2人が中学受験をした時は、オリジナルノートを作ったり勉強のスケジュールを細かく決めるほど手をかけていた。しかし受験直前に次女のやる気がダウン。「今までやってきたことが全部むだになっちゃうよ」といくら言っても響かなかった。
そんなある日、心配した塾の先生が電話で母親と会話しているのを次女が聞いていた。信頼する先生も母と同じことを言っていると気付いた次女は、事態の深刻さにハッとした。さらに、受験の先輩である姉がこっそり「お母さんはいろいろ言い過ぎ。きっと受かるよ」と手紙を渡していた。すると翌朝から勉強し始めたのだ。その姿を見て、ウニさんは「親はやる気を引き出せないこともある」と実感。以来できるだけ子どもを見守るようにしていると、子ども自身が「勉強やらなきゃ」と気付くようになった。

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この話のポイントは「お母さんはいろいろ言い過ぎ」と共感をしてくれる存在がいたことだと尾木ママ。やる気をなくした子どものつらさに共感する存在としては、父親が母親ではなく子どもに直接声をかけることも大切だと言う。

しかし見守ることが自分に出来るのか…と悩むホゴシャーズ。「見守る」つもりが「見放す」ことになってしまわないか。内申点があるので「受験直前に頑張ればいい。やる気が出るまで放っておこう」とは思えない―――そんな不安が飛び出す。


【どうしたら子どもをやる気にさせられるか?】

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子どもの自立に悩む親をサポートしているNPO法人の菅原裕子さんによると、子どもが勉強に対してやる気になるには、以下のことが重要とのこと。

①親が子どもよりやる気にならない…
やる気になった親の期待はいつの間にか上昇し、「もうこれ以上できない」と子どものやる気を削ぐ結果に。

②子どもが夢中になっていることを制限かけずにやらせる…
どんなことでも「やる気を持ってやってみたら何かが手に入った」という達成感を味わえば、次のやる気が育つ。

尾木ママも「親が下から子どもを支えていれば、達成感は100%子どものもの。しかし、親が上に立ってしまうと、子どもにとって “親が望んでいることが出来た” というだけ」と指摘する。
勉強へのやる気がなくて困っていると言っていたイタチさんも、「娘はバドミントンに夢中。少しずつ上手になっていくことがうれしくてはまってしまった」と、娘の “やる気” について気付いた様子。またインコさんは「中3の息子は野球観戦が大好きで、それに対するやる気はずごい。そのスイッチが入れば(勉強でも)すごいのかも」と語った。
最後に尾木ママは、「興味関心を持ったことをとことん突きつめる能力こそが “学問”。その方法論を知っていれば、勉強など他の分野に応用できる」とアドバイスした。

(ディレクターS)

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54


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