2016年11月18日 (金)

子どもにペットをせがまれたら? <番組内容>

子どもたちが欲しがるペット。おねだりされたらどうする?

番組が行った街頭インタビューでは、多くの子どもたちが「ペットが欲しい!」と答えた一方で、保護者は「世話が大変そう」などの理由でペットを飼うことをちゅうちょしていた。

3231.jpg

そこで、ペット大好きな保護者から、ペットを飼うことをちゅうちょするという保護者にスタジオへ集まってもらい、ペットについてとことんトークした。


【ペットは子育てに役立つ?】
ペットをちゅうちょしているホゴシャーズからは
・「ペットを飼うと家の中をめちゃくちゃにされそう」
・「(保護者自身が)生き物が苦手だからぬいぐるみでごまかしている」という意見が出た。

3232.jpg



一方で、ペットを飼ったことで「子育てにメリットがあった」と感じているのがあめんぼさんだ。
あめんぼさんの家は男の子3人兄弟(4年生/年長/1歳)。カブトムシや金魚、猫、犬を飼っている。

【子どもの成長を実感①】
れん君にとって初めて飼う犬・サラ。れん君は最初、サラとの接し方が分からずあまり世話をしなかった。一方で、サラと一緒に遊びたかったれん君は、サラが自分を避けることを不満に思っていた。
そこで、あめんぼさんは「犬は世話をしてくれる人のことが好きになるんだよ」と教えてあげた。以来、れん君はサラに好かれたいと、自分から世話をするようになった。

3233.jpg   3234.jpg


【子どもの成長を実感②】
れん君はゲームが大好きで、夢中になるとお母さんの声も聞こえなくなるほどだ。
そんなゲームのせいで、れん君とサラは苦い思いをしたことがある。散歩の時間になり、サラがトイレに行きたがったが、れん君はそれを無視してゲームを続けた。するとサラは我慢できずに、廊下で粗相をしてしまったのだ。廊下の隅で悲しい顔をしてうずくまるサラを見て、責任を感じたれん君。それ以来、サラのためならばゲームを中断して散歩に行けるようになった。

3235.jpg



一方で、ペットを飼っても「子どもが世話をしなくなるのでは」と心配するホゴシャーズも少なくない。
息子の希望でザリガニを飼ったが「臭いから触りたくない」と言い世話をしなくなったという体験談もあった。
ペットを飼っているホゴシャーズからは、親がペットの世話をしている姿を子どもに見せることで、子どもも自然と世話を始めるのという意見が出た。

さらにペットには、家族の人間関係をスムーズにしてくれるという魅力もある。

セントポーリアさんの息子(小3)はギャングエイジに入り、親子の距離が少し開き始めていた。しかし、メダカを飼い始めてからは、小さな命を育てるという共通の目的ができて、親子の絆を深めてくれたと実感している。

アボカドさんの家では、アボカドさんが怒ると家の中が凍り付くような冷たい空気が流れるが、そんな時でも猫はおかまいなく、「遊んでくれ」と言ってくる。人間同士だと空気を読んで声をかけられない時でも、猫の気ままさに助けられることがあるという。

尾木ママも「ペットは教育効果は絶大!」と太鼓判を押す。ただしペットの効果は、人間とペットが信頼し合い、お互いに幸せであることが前提。厳しくしつけようと叩いたりするとペットはおびえる。その姿を見て、子どもも心を傷つけるおそれがあるから気をつけて!

3236.jpg


後半、トークはペットを飼うと避けて通れない「死」についてうつっていく。

からすさんは今、長年連れ添った犬・マロンの介護をしている。
マロンは16歳になり、失明し、耳も聞こえなくなった。餌を食べることから、階段を下りる時まで、あらゆる場面で介護を必要とする。娘・かりんちゃん(小4)も介護に進んで参加いている。食事のサポートや散歩の付き添いをする。かりんちゃんは介護をしてマロンの老化と向き合う一方で「私が死ぬまでずっと一緒にいたい」と言っていて、マロンの寿命を受け入れることができていない。

3237.jpg   3238.jpg

からすさん自身にとっても初めて経験する愛犬の死。どう向き合っていけばいいか悩んでいる。

子どもの心の発達とペットの関係に詳しい帝京科学大学の濱野佐代子准教授は、「ペットロスを経験する子どもをサポートするには、家族で一緒に悲しむことが大切。悲しいからと言って『その話はもう聞きたくない』と言ってしまうと、子どもは悲しむことが悪い音だという風に思ってしまう。親は取り乱してもいいので、一緒に泣いたり話したりして悲しみを共有することが大切です」と言っている。

尾木ママは「かりんちゃんの場合、命が亡くなる老いるっていうことにもずっと付き合っている。だからすごく深い命の重みとか、命がなくなるっていうことの意味が立体的に感じているように思います」とコメント。
「老いるっていう意味、なかなかわからないんですよ」と言う。

3239.jpg


【尾木ママのアドバイス】
・生き物との触れ合いで子どもの心は豊かになる
・子どもが世話をしないときは、親が率先してやってみせよう。
・ペットが飼えない時はふれあい動物園などを利用する方法も

  

(ディレクターK)

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54


page top