2016年10月07日 (金)

子どもの読書嫌い どう立ち向かう? <番組内容>

今回のテーマは「子どもの読書嫌い どう立ち向かう?」。

多くの保護者が悩む「子どもの読書嫌い」。
アンケートでは、子どもに読書してほしい親は91.7%だが、一方の子どもは半数以上があまり本を読まないと回答した。
親が本を読んでほしい理由は「語彙力がつく」 「文章力が高まる」など学力に直結するという意見が多数派。
しかし尾木ママは、これは大きな誤解だと指摘する。

そこで今回は、子どもにとって読書のよさとは何か、子どもが本に興味を持つにはどうしたらいいかを、尾木ママとともに語り合った。

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【「語彙力がつく」 「文章力が高まる」の誤解】

多くの親から「語彙力がつく」 「文章力が高まる」など学力に直結すると考えられがちな読書。
実は、これは大きな誤解。例えば文章力をつけるには日記などで「書く」トレーニングが欠かせないと尾木ママ。


【教育学者の齋藤孝さん(明治大学教授)の指摘】

本を読んだ後に文章を書いたり人に説明したりすることで知識が記憶に定着し、語彙を使いこなす力・表現力が高まる。
インプットしたらアウトプットすることがとても重要。

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【子どもにとって読書のよさって何?】

読書がもたらすいいところは「子どもが落ち着きを取り戻す」 「集中力がつく」 「たくましく心豊かな人間が育つ」こと。

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例えば「朝の読書」。
現在小中学校と高校で広く行われているこの活動は、もともと、千葉県のある高校で落ち着きのなかった生徒たちに、授業が始まる前の10分間、本を読ませたのが始まり。生徒たちは落ち着きを取り戻し、集中して授業を受けられるようになった。
また、いじめの被害者になったときも、本の世界に逃げこむことができる。
本の世界の疑似体験が立ち直るときの力になる。


【ホゴシャーズが実践する「子どもが本を読むようになる秘策」①】

ホゴシャーズのパンダさんの秘策は「読み聞かせ」。
夕食など、子どもたちがそろう、しかも“逃げられない“状況のときを見計らって行っている。
コツは、ただ物語の最初から読むのではなく、パンダさんが事前に読んでおもしろいと思ったところから読み始め、話が盛り上がってきたところで突然やめること。
そうすることで、子どもは続きが気になり、自分で本を手にとって読み始めるという。

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また、本を読みながら「へぇ」とか「えっ!!」とか声を出すのも効果的。

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【ホゴシャーズが実践する「子どもが本を読むようになる秘策」②】

ホゴシャーズのメンドリさんには、子どもを本好きにするために実践してきた3か条がある。
それは・・・
①読書感想文を無理に書かせない ②本にお金を惜しまない ③親が本を読む姿を見せる、というもの。
③の「親が本を読む姿を見せる」は、例えばメンドリさんのかばんの中にはいつも本が入っていることをさりげなく子どもに知らせる、とか、本を読み終わったらわざと「次は何を読もうかな?」と声に出して言ってみるとか。
アピール作戦でメンドリ家では子どもも本好きになった。

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【尾木ママからのアドバイス】

子どもが持っている興味や関心をサポート。
「本を読ませる」が目的ではなく、本に載っている内容で興味や関心を広げてあげるという心づもりが大切。
本を選ぶときのコツは対象年齢が下の学年の本を選ぶ。
そうすることで、子どもが本の内容を理解でき、自信にもつながる。
子どもが何に興味を持っているか見極めるのが難しい場合は、図書館司書に相談して本を選んでもらうのがオススメ。

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【今回の番組のまとめ】

読書のよさを伝えるには・・・
・子どもの興味をサポートする姿勢
・親が本を読む姿を見せる
・読み聞かせ

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(ディレクターS) 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54


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