2016年09月02日 (金)

わが家の防災対策 <番組内容>

今回のテーマは「わが家の防災対策」。

「地震大国」と言われる日本。
2011年に東日本大震災、今年は熊本で震度7の地震が起こるなど、防災対策への保護者の関心は高まっているはず。

でも番組アンケートでは、ほとんどのホゴシャーズが「防災対策は必要」と答えた一方、防災対策を実際は「あまりしていない」という答えが、半分以上だった。

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家庭での防災対策がなかなか進められないのは、なぜなのか…?


【やることが多すぎて…どうすればいいの?~ヌーさんの場合~】

最近、大地震への不安を感じているヌーさん。
でも、忙しい日々の生活のなかで万全の防災対策をするのは難しいという。

東日本大震災をきっかけにはじめた水の備蓄は、日々の生活の中でついつい使ってしまった。
缶詰めも、いつの間にか賞味期限が切れていた…。

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家具の転倒防止対策も、どこまですればいいのか?
防災対策をしっかりとやらなきゃいけないのはわかっているが、正直何から始めればいいのかわからない…。

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【なぜ防災対策をしていない親が多いのか?】

「私ひとりでどうしたらいいのか…」というヌーさん。

番組収録の朝、家で備蓄している飲料水の賞味期限をチェックしたら、2010年に切れていたというアザレアさんや、「食料品などメンテナンスが必要な対策は1度もしたことがない」というきりんさんからは、共感の声が。

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【震災を経験したホゴシャ~ズは?】

スタジオには、大きな震災を経験したホゴシャーズにも来てもらった。
東日本大震災のとき、自宅が2階まで浸水したというピーマンさんと、若い頃、阪神大震災を経験している、れんげさんだ。

2人が口を揃えて言ったのは、水や食料品がなかったのが一番困ったということ。
ピーマンさんは震災での経験から、水と食料品の備蓄だけは、きちんとするようになったという。

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「支援物資は避難所に避難した人にしか来ないと思っていた方がいい」(ピーマン)
「お金があっても買えないことも想定されるので、食料の備蓄はあった方がいい」(ピーマン)
「水が止まり本当につらい思いをしたから、いまは衣類を捨ててでも備蓄スペースを確保している」(れんげ)
など、経験者ならではの意見が出た。


【そもそも備蓄はどれだけ必要なの?】

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では備蓄品は、家庭でどのくらい用意すればいいのか?
スタジオに、政府が家庭で用意することを推奨している「備蓄品」と「非常持ち出し品」が登場。

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大きな災害時に支援物資が被災地に到着するまでの、およそ3日間を想定した量だ。
でも、広範囲で甚大な被害が予想される南海トラフ地震などの際には、7日分以上用意するのが望ましいとも言われはじめている。

「大地震がいつくるかなんてわからないのに、こんなに用意するのはちょっと…」(きりん)
「でも子どものためにも必要なのでは?」(れんげ)


【防災対策について子どもと話している?】

東日本大震災を経験したピーマンさんは、震災のとき子どもが高台の学校にいたため、幸い津波の被害に遭わなかった。
でも、子どもが学校の外にひとりでいるときに起こっていたらと考えると、今でもぞっとするという。

「みんなそれぞれ高いところに逃げるんだよと教えておかなきゃいけなかったと反省している」(ピーマン)

親だけではなく「子どもの防災意識」は、どう高めていけばいいのだろうか?


【子どもは防災対策についてどう考えている?】

防災対策について、ヌーさんの子どもたちの意識は…?

「お母さんが(防災対策を)やってないからよくわかんない」
「お母さんがゆるい。いつかやるって言っているからダメ」
防災対策は母親がやるものと責められてしまった。

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ヌーさんは、いままで防災対策は自分がやらなきゃと一人で抱えこんできた。
でも今回、もう先延ばしにはしないと決意。
家族団らんの時間を狙って、「防災対策を家族みんなでやろう」と提案した。

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急遽はじまった家族会議。まず、家の問題点を洗い出し、その上でどんな対策が具体的に必要なのか、話し合うことができた。

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書記係は長女のあおいちゃん(小6)が担当。
2時間の話し合いの内容をノートにまとめてくれた。

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【親がきっかけをつくる】

ヌーさんの子どもたちが、がぜんやる気を出してきたことに一同感心。

尾木ママ
「子どもたちは防災意識もっている。でも日常生活のなかでは親に頼ってしまう。
だから、その子どもが防災意識を発揮するきっかけを作ってあげるのが親の仕事」

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身に迫る危険を、いかに自分たちのこととして意識を持たせるかがポイントのようだ。


【家族一人一人が意識を持つ】

ヌーさん一家の防災対策がいよいよ始動!
家族会議で決めたことを家族みんなで実行していく。

①備蓄品の買い出し
ホームセンターで、家族4人分の備蓄品や家具の転倒防止対策グッズなどを購入。
家族4人で3日分の水の量が想像以上だったことに、子どもたちはびっくり。

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②防災リュックの作成、備蓄品置き場を決める、家具の転倒防止対策
家に戻ったらさっそく、買ってきたものを整理。
「防災リュック」をつくり、子どもでも背負って歩ける重さかチェックした。

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飲料水や食料品などの「備蓄品」は、つい日常生活の中で使ってしまわないように、家族で考えた場所に集めて保管することにした。
いざというときの備蓄品がどこにあるかも家族で共有することもできた。

「家具の転倒防止対策」も、子どもたちと一緒にやる。

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③避難所の確認
家族会議のとき、場所があやふやだった「避難所」を確認しに行く。
地域で発行されている防災マップを片手に、道中、危険な場所があれば記入していく。

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避難所に到着すると、ヌーさんは子どもたちに
「もし家族が離ればなれでも、ここを集合場所にしよう」と提案するが…
長男のあきらくん(小3)が、急に黙って座りこんでしまった。
大地震が来たら、お母さんと会えなくなってしまうかもしれない。
そう考えて怖くなってしまったのだ。

ヌーさんはあきらくんに、「これはいま訓練してるだけだから、イメージしてるだけだから。大丈夫だよ」とやさしく声をかける。
子どもたちに、一人でも災害に立ち向かっていけるチカラを身につけて欲しい。
これもまた必要な成長の過程なのだ。
そう言ってヌーさんは、あたたかいまなざしで子どもたちを見つめていた。

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家に戻ってから、ヌーさんにうれしい出来事があった。
あきらくんが、家の中のハザードマップを作りたいと言い出したのだ。
家の中でどこが危険か、自分なりに考えながら色分けした。

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自らすすんで防災対策をするという姿勢が、1日だけで持てるようになった。

 ヌーさんのお宅では、お父さんの奮闘もあり、その後もコツコツと防災対策を重ね、「わが家の防災マップ」が、子どもたちの手によって更新され続けているそうだ。


【自分の命は自分で守る】

「子どもが受け止めた感覚を、本当に何かが起こったときに実践してくれるのでは?」(ピーマン)
「自分が思っているよりも子どもは成長しているのかもしれない。その可能性をうちも見てみたい」(アザレア)

尾木ママは、ヌーさんがあきらくんが座り込んでしまったときに、「何やっているの?立ちなさいよ」と言わずに、「怖いの?」と子どもの気持ちにちゃんと寄り添えていたことを評価。

さらに、「子どもが防災意識を持つには、自分の命を大切に思う自己肯定感が必要」だと、防災対策が実は子育ての仕方とも関係していると指摘した。

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★尾木ママのポイント

・家庭の防災対策は、子どもと一緒に始めてみよう
・ともに考え行動すれば、子どもに防災意識が芽生える

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(ディレクターS) 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54


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