2016年05月27日 (金)

いじめ パート2 子どもを元気にするために <番組内容>

今回のテーマは「いじめ パート2 子どもを元気にするために」。

パート2では、
〈1〉 学校との関わり方
〈2〉 子どもが元気を取り戻すため、親ができること
の2つについて、考えた。

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1〉 学校との関わり方

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ホゴシャーズから寄せられたお悩みで多かったのが、
「子どもがいじめにあっているのでは…と心配なとき、学校に相談したいが、先生から“モンスターペアレント”と思われてしまうのではないかと不安で話せない」というもの。

また、ホゴシャーズからも…
・「内申書に響くのではないかと心配だ…」と不安の声。

これに対し尾木ママは…
・もっとずけずけと自己表現していい、自制的にならなくていい。
・正しいモンスターペアレントは、学校が成長していくため、先生方の力になるために必要。
・まれに変な先生が、「内申に響くぞ!」と言うかもしれないが、内申書というのは、厳密に審査する文章で、1人の教員の評価ではなく、複数で会議を通して作るので、偏りがあれば「おかしいんじゃない?」とわかる。
・いじめ問題については、しっかり学校に情報を提供すること。
・「いじめ防止対策推進法」(2013)では、学校にいじめ対策委員会を設置しなければならず、学校でもいじめをきちんと対処しようという構え。
・親も、学校任せではなく、子どもに変化が見えたら、すぐ学校に「いじめ対策委員会で動いてください」と言うこと。学校と家庭が一緒になって動く意識が大切。
・学校内外の相談場所を活用しよう。

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〈2〉 子どもが元気を取り戻すため、親ができること

子どもがいじめにあったときに、子どもの心を元気にするにはどうしたらいいのか?
ホゴシャーズエメラルドさんのケースから考えた。 

【エメラルドさんの娘ちえさん(中1)のいじめ】

・小3のときに執ようないじめを受けたちえさん
・校長の勧めで、転校したが、転校先にいじめっこ集団がいて、いじめはエスカレート
・小4~小6まで、またいじめられた
・ちえさんは、何もやる気がない、うつな感じになり、学校も行かない、勉強もしたくない、習い事も全部やめてしまって、友だちも1人もいない
・「もう、私なんか、私なんか」が口ぐせで「私なんか死んじゃえばいいんだ」という日々…
・母のエメラルドさんも、打つ手がなくなった

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【エメラルドさんの当時の気持ち】

・「母親のせいだ」と言われ「ちえさんは、お母さんにそっくりだね」と言われると「あぁ私のせいだ…」と自己否定してしまい、自分を責める日々。
・私が卑屈だから娘も卑屈なんだと思い、2人でどんどん卑屈になり、母も、外にも出たくない、お母さんたちともしゃべりたくないと親子で引きこもりになった。
・子どもに手を上げてしまったこともあり、そのことで自分を責め、衝動的に死んじゃおうかなと思ったことも…。

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【エメラルドさんの娘ちえさん(中1)のいじめのその後】

・ところが、バレエだけは続けようかなと新しいバレエ教室に通い出したちえさん
・すると、学校ではいじめが続いているのに、突然学校に通い出した。
その理由とは…

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ちえさん「習い事で他の友だちを見つけたから。」

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バレエ教室で、学校外の友だちができたことで、いじめのことを気にしなくていいかと思えたという。


尾木ママは…
趣味の集まりや、地域のボランティアサークルなど、学校以外の居場所・友だちを、ふだんから“複数”持っているっていうことが大事。学校も1つのグループにしかすぎないぐらいと思えるとよい。

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また、番組では、子どもの居場所の1つとして「the NEW KID 転校生」を紹介。
いじめを題材にしたミュージカル作品。東京都推奨演劇だ。

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<ストーリー>
不良、優等生、オタクなど、学校ですでに作られているグループに、なんとか入っていこうとする1人の転校生の物語。グループに入るために、無理をして、学校での人間関係に悩んでいく。
いじめを乗り越えた子どもの気持ちと、ほかの子どもたちのいじめへの思いを紹介した。
いじめっ子は、いじめている自覚がない場合も多い。演劇でいじめを体験することで、「いじめという行為は、心を傷つける行為だ」と子どもたちが自覚できる。
そうすることで、たとえいじめが起きても話し合いで解決できる。

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いじめを恐れ、くさいものにふたをするのではなく、みんなで話し合って克服できるような、そういう気持ちを子どもがもてるとよいかもしれません。

(ディレクターK)

 

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投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54


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