番組内容

2019年04月20日 (土)

教えてゾロリ!子どもの気持ち <番組内容>

今回は「かいけつゾロリ」シリーズの作者・ゆたかさんが番組に登場。
尾木ママホゴシャーズ、タレントの岡田結実さんといっしょに「子どもの気持ち」について語り合った。

60302.jpg 60301.jpg

60303.jpg


◇「かいけつゾロリ」の魅力は?◇

オナラ、ダジャレ、“なんとかなるさ”の精神で、ピンチを乗り越える…
そんなゾロリに多くの子どもたちが憧れている!

さんがゾロリを描くときに大切にしているのは「自分が子どもだったころの気持ち」。うれしかったこと、勇気をもらったこと、嫌だったことなどをたくさん思い出すことで、子どもの気持ちに近づくのだという。

60304.jpg


 ◇子どもの気持ちがわからない!親の悩み◇

60305.jpg 60306.jpg

子どもの気持ちを忘れないというさんホゴシャーズが相談したのは「子どもの気持ちが分からない」という悩み。

「一度ゲームを始めると決めた時間にやめないのは、なぜ?分からない!」
「外で遊ばないのはどうしてか分からない」
「体を動かすのが嫌いなのは、なぜか?分からない」 などなど。


◇子どもの言い分は?◇
「子どもの気持ちが分からない」というホゴシャーズに対して言いたいことがあるという小学生を集め、さんが言い分を聞いた。

60307-2.png

・「ゲーム=つまらない・勉強にならない・意味がない」と決めつけないで!大人も1度ゲームをやってみて!
・私が読みたい本とお母さんが私に読ませたい本が違う。ためになると言われても、好きでもないのに興味を持つのは難しい!
・「お母さんは自分の興味につきあってくれるけど、面倒くさそうなのが見え見え。無理につきあってほしくない」 という意見も。

60308.jpg 60309.jpg

<原さんの考え>
・親子の気持ちがすれ違っている。大人は子ども時代を1度経験しているのだから、「大人のほうが分かって」
・子どももやがて大人になる。大人になっても今の気持ちを忘れないで。

60311.jpg 60312.jpg

<尾木ママの見解> 
・ゲームの場合、あと何分ならやめられるのか、子どもに考えさせる。決めた時間でやめられなくても、5分ぐらいの“おまけ”はあってもいいじゃない!
・子どもを軽くあしらわない。対等に認め合う関係性を作る。
・親は自分が子どもだったころの気持ちを思い出してみて!



◇原さんが大事にしたいのは子どもの“好き”の気持ち◇

さんは執筆の合間に全国を飛び回り、サイン会を行っている。
会場にやってくる子どもたちに、原さんが必ず聞くのが「今、何が好き?」という質問。
子どもたちの好きなものや興味があることを応援したいという気持ちが込められている。

60313.jpg 60314.jpg


<一方、ホゴシャーズは・・・>
・鉄道模型が大好きだけど、夢中になりすぎて友だちと外遊びをしないことが心配。
・魚が大好きで、学級新聞は全て魚をテーマにして書いていた。周囲に理解されているかどうかが心配。

子どもの好きなものや興味のあることに対して応援したい気持ちはあるものの、「これで食べていけるのか?」などと将来のことを考えると不安や焦りが募るという。

60315.jpg


<原さんの考え>
・「絶対に幸せになる道」なんてない。子どもが自分の手でつかむしかない。
・好きなことを見つけることは、実は難しい。でも好きなことが見つかれば、人は頑張れる。子どもが好きなものを見つけたときに、親は背中を押してあげてほしい!

60316.jpg 60317.jpg


<尾木ママの見解>
・子どもは何が好きなのか、じっくり観察するとわかる。いろいろと与えてみるのではなく、引いた目で見る。
・「夢中になること」を持っていると、自分が夢中になっていることに対して否定的な人もいると知ることができるなど、人間としての土台を築いていく。社会を学んでいくことにもなる。


<原さんからのメッセージ>
ゾロリは、いくら失敗してもめげないで次に行こうとする。それが人生だと思う。そんなにうまいこといくことないはないが、諦めてやめてしまったらそこでおしまい。
子どもが社会に出たときに恥をかかないようにガミガミ言うのも大人の仕事。だけど、その裏で、見守る気持ちを持っていてくれるといいな。
1人の人間として、これから育っていく子どもの気持ちを無視しないで!

60318.jpg





END 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2019年04月13日 (土)

子離れがさみしい!<番組内容>

「子どもが家族との旅行に来なくなりました…」
10歳くらいから友だちを優先して親と距離をとりはじめる子どもたち。
保護者からは、「そろそろ子離れの時期?」「どうすればいいの?」と戸惑う声が寄せられた。 

60201.jpg


そこで今回は、3人の子どもがいるはなわさんと一緒に「子離れ」について考えました。

60202.jpg 60203.jpg

<はなわさんの経験>
長男が佐賀県の高校を卒業して、大学進学のため上京。さみしいような、ぽっかり穴が空いたような気持ち。

<ホゴシャーズの経験>
カラスウリさん(父)
「中2の息子が、公園でキャッチボールをしてくれなくなり、友達優先」
ネクタリンさん(母)
「娘が12歳くらいのとき、それまではママとすべて一緒がいいと言っていたのに、お箸とかマグカップとか全部、おこづかいで買い直した。さみしかったし、全否定されてる気がした。」
ユーカリさん(母)
「小6の息子が、近所で歩く時は5mくらい離れるようになった。ハグもよけるし、手も絶対つないでくれない。さみしいけれどまぁそれでいいのかな。さみしいですけど。」
いよかんさん(母)
「中2の息子が、部屋にいるときドアをぴったり閉めるようになった。前まで一緒に寝ようとかいっていたのに、急に大人になっちゃった。コミュニケーションが減ってさみしい」
ライオンさん(父)
「息子に、たまには一緒にお風呂に入ろうと言ったら、「今日くらいゆっくりさせて」と言われ、1人で入った。俺はじゃまなの?」

<尾木ママの話>
10歳前後になると、親との関係よりも友達関係を大事にし始めるのが“子どもの「親離れ」”



◇★じゃあ、親のさみしい気持ち、どうしたらいいの?◇

<心療内科医・姫野友美さんの見解>
・10歳前後から自我が出始める。親からたくさん愛情を受けると、飽和状態になり「もういい!自分で好きなことを好きなようにやる!」となる。これは親がたくさん愛情を注いだ証と、前向きにとらえる。

60204.jpg 60205.jpg

・子どもが親から離れていくのはさみしいが、子どもにとっては大事な自立のステップ
親子関係も“世話をするかかわり方”から“精神的なつながり”にシフトしよう。
そのためには子どもの心を読み取る能力が必要なので、子どもが「なにを欲しているのか」観察するのかが大事。これが“子離れ”だ。

60206.jpg 60207.jpg

<ホゴシャーズの感想>
・安心した、嫌われてなんぼ。気持ち悪いって言われるのが褒め言葉なんだなって。
・意識を変えなければいけない
・子どものことを見て、何を求めているかを探らなきゃいけないという、もっと大変な段階にきてしまったというプレッシャーも感じている

<尾木ママの話>
・子離れの時期に大事なのは“子どもの主体性”。
・親があれこれ口出しをしないで、まずはよく観察をする。
・子どもを信頼すると、子どもも親に対して「信頼感」や「尊敬心」をもち、「自分で工夫してみよう!」という決意になる。
子どもの自立には、自分で悩み考える力も大事だ。子どもを信じて見守ろう。

60208.jpg 60209.jpg

<ユーカリさんの経験>
子どもの主体性を大切にして、身支度や宿題などに、口出しするのをやめたら、小5の息子が、自主的に朝5時に起きて宿題をやるようになった。

<はなわさんの経験>
息子の柔道に口うるさくアドバイスするのをやめたら、はじめは負けたり先生に怒られたりしていたが、だんだん強くなった。自分で経験して気づいていくことが大事なんだとわかった。




60210.jpg

<ホゴシャーズの疑問>

親から離れたいそぶりをする息子が急に甘えてくることがある。どうすればいい?

60211.jpg 60212.jpg

ハナミズキさんの息子は、普段は「ほっとけオーラ」を出しているのに、急に「ちょっときて」ということがある。しかし、何も話さず、2~3分すると「もう行っていいよ」と言われて、戸惑う。
いよかんさんの息子は、そっと近づいてきて、お母さんの肩に頭を乗せることがあるが、すぐにいなくなって、なでなですることもできない。


<尾木ママの話>
★子どもが自立するときには「まだ依存したい」という甘えがある。自立願望と依存願望が共存する。
★自立しようとしてもがいている姿なので、「その心はなんだろう?」と心の観察をするといい。



◇★では、いよいよ子どもが進学や就職などで、親元を離れるときは…?◇

60213.jpg 60214.jpg

<ホゴシャーズの経験>
ライオンさんの長男は、2年前大学進学のため親元を離れた。ライオンさんは喪失感があり、1番下の子が出て行くとき、どうなるのかと恐怖感をもっている。
サフランさんは、娘が出て行ったときに寝込んでしまった。息子が出て行ったときは、息子の漫画本やお箸など持ち物を全部見えないところに隠したくらい、つらかった。 


<姫野先生の見解>
「空の巣症候群」:愛情をかける対象だった子どもがいなくなると、うつ状態になったり、自律神経のバランスを崩したり、頭痛や肩こり、食欲がないという身体的な症状が出る人もいる。

60216.jpg

・そうならないためには、子ども以外のところに興味や関心を少しずつ移していこう。若い頃にしたかった趣味や仕事、スポーツなどに打ち込むのもいい。
・保護者が外に楽しい世界を持つことは子どもにとっても、自分が大人になった時の参考になる。人生の1つのモデルを見せることができる。

★子離れとは、ただ離れることではなく、子どもと「心の関係」をつくること。
あらたな気持ちでお子さんを見つめてみてはいかがでしょうか。






END

 

 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2019年04月06日 (土)

AI時代 何を勉強すれば?<番組内容>

AI(人工知能)の実用化がどんどん進んでいる。いつかAIが人間に代わって仕事をするようになるかもしれない。でも、そうすると子どもの将来は? 「怠け者になって、AIの奴隷になってしまうのでは?」 AI時代を生き抜くため、子どもたちはどんな勉強をすればいいのか?

学習環境の研究をしている東京大学の山内祐平教授とパパ1年生のりゅうちぇるさんも参加して話し合った。

60102.jpg 60103.jpg


◇AI時代に仕事はどうなる?◇

<山内先生の解説>
・オックスフォード大学の研究者がアメリカの仕事を分析ところ、以下のような結果に。
【自動化される仕事】レストランの調理師や一般的な事務員など。
【自動化されにくい仕事】小学校の先生やデザイナーなど、なにか新しい物を作ったり、人間関係を大事にしたりするような仕事

60104.jpg 60105.jpg

・最新の研究によると、自動化される仕事は、だいたい1割ではないかと言われている。
・新しい技術が生まれると新しい仕事も生まれるもの。あまり心配しなくてよい。


◇では、いまの時代、理系がいいの?文系がいいの?◇

<ホゴシャーズの意見>
もみじさん「論理的な考え方が仕事に役立つので、理系がよい。」
ももさん 「文系の、人の気持ちとか考え方のほうが大切。」
あやめさん「AIを作る側の人になればいいと思い、プログラミング教室を体験させた。」

60106.jpg

AI時代を見すえて、いまプログラミング教室に通わせようと考える保護者が増えている。
理由の1つに、2020年度から小学校でプログラミングが必修化になることがある。

<山内先生の解説>
・必修化といってもプログラミング科ができるわけではない。算数や理科などの中で、授業をより分かりやすくするためにプログラミングを使う。
・プログラミングを使って、なにかの問題を解決したりする思考力(プログラミング的思考力)を身につけさせる事が目的。

60107.jpg 60108.jpg


◇「AI時代の親の心構え」インタビュー◇

<金沢大学大学院教授 三谷宏治さん>
60109.jpg

・AI時代に必要なのは、新しいものを生み出すこと。そのためにはやってみるしかない。
試行錯誤ができる力こそが、これから子どもたちが身につけるもの。
・企画を任せてみるのもいい。例えば、予算5,000円でお母さんの誕生日を仕切らせる。
自分で調べて、自分で決めて、成功したり失敗したりすることが、何よりの経験になる。
子どもを任せて信じてあげることが、親がするべきこと」


<人材育成コンサルタント 藤野貴教さん>
60110.jpg

・AIは“うのみ”にするが、人間は問いを持つ。 
「何のために生きるのか」「この仕事は何のためにやるのか」など一つ一つのことに目的と意思を持つことが、AI時代には必要。
・人生100年時代。親もこれから何十年も働いて生きる。
自分が何を大事に生きていくのか、親がそこに問いと目的意思を持つことも大事。


<尾木ママの見解>
・いろんな教室に行って「どれもうちの子には合わなかった。才能がない子だった」と言うのは間違い。興味を持ってるものが、子どもの才能。親はそれを支援してあげることが大切。

60111.jpg

 

 

 

END

 

 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2019年03月16日 (土)

くうねるあそぶ×ウワサの保護者会「災害 そのとき子どもは」<番組内容>

2018年、水害や台風など大きな災害に何度も見舞われた日本列島。
災害が発生したとき、子どもたちには、どんなことが起きていたのでしょうか?
今回は「くうねるあそぶ子ども応援宣言」と「ウワサの保護者会」がコラボして、災害が起きたとき、子どもたちを守るために私たちが今できることは何かを考えました。

子育て真っ最中の関根麻里さんユージさんも参加して、川崎市立上丸子小学校で収録しました。

53001.jpg 53002.jpg

★「くうねるあそぶ子ども応援宣言」は、すべての子どもが安心して暮らせる社会を目指すためのシリーズ番組
http://www4.nhk.or.jp/kodomo-pj/


◇子どもと避難◇西日本豪雨で被災した家族の選択

・岡山県倉敷市真備町で西日本豪雨の被害にあった佐藤さん一家を取材しました。
・佐藤さんは、年少から小学生までの3人の子どもと、高齢の両親と祖母の8人家族。
・夜8頃:雨が強くなったのでハザードマップを確認。家の3階までは浸水する可能性は低いと判断し、子ども・両親・祖母を3階に移動させました。
・夜10時頃:「避難勧告」の情報が携帯メールに届きますが、大雨の中避難所へ向かう方が危ないと判断し、家にとどまることを決めました。
・川の堤防が決壊し、自宅2階の天井まで浸水しましたが、佐藤さん一家は無事でした。
・翌日ボートで救助された佐藤さん一家。
「避難所に向かわず、自宅で待機したことは結果的に良かったが・・・」と語ります。

53003.jpg 53004.jpg


<専門家の意見・元吉忠寛教授(関西大学・災害心理学)>

・子どもと避難する時には抱きかかえる必要があるなど、大人が一人で避難するのとは状況が異なり、様々な判断が難しくなる。そのため、早めの避難が大切。
・避難の際は、指定避難場所にこだわらず、親族や友達など身近な頼れる人の元に避難してもよい。
・どうすれば身の安全を確保することができるかを最優先に考えること。


<自治体から出される避難情報の確認>

53005.jpg

「避難準備・高齢者等避難開始」には、乳幼児のいる家庭が含まれている。
この情報が出たら避難を始めること!


◇災害が起きたら、どう行動する?事前に決めて、必ず実行すること!◇

・これまでの災害では、避難が必要という情報を理解しても、行動に移さなかった人が数多くいました。「子どもと避難所に行くのはかえって大変」など、避難しないことを正当化する心の働きがあるからだといいます。
・避難情報が出たら「どう行動するか事前に決める」「その通りに実行すること」が大切。
・事前にハザードマップをチェックし、できれば練習しましょう。

53006.jpg

<尾木ママの意見>
・分かっていても動けない、ということにならないために、“教育”が大切。
・東日本大震災の時、岩手県釜石市では「津波てんでんこ」という東北沿岸部に伝わる教えをもとに、子どもたちが率先して逃げた事例がある。津波てんでんことは、「津波がきたら家族のことは気にせずてんでばらばらになって逃げて自分の命を守りなさい」という意味で、常日頃から子どもたちが教わっていた。
教えを学んで、具体的に練習して学ぶ教育がこれからも大切になる。


◇子どもと避難◇地震でマンションに取り残された親子の選択◇

安達さん親子は、札幌市内のマンションの13階に住んでいる。
・昨年9月、北海道胆振東部地震で停電が発生。マンションの電動ポンプが停止し水道が出なくなりました。家で水の備蓄はしていなかったため、トイレを流すことができず、水を使って調理する食品(即席ラーメンなど)も食べられませんでした。
・非常階段から1階に降りようと試みますが、手すりがなく、幼い子どもと一緒に降りることは難しいと判断。、家のなかで過ごすことに決めました。
・結局、地震発生から36時間、家のなかで過ごしました。

53007.jpg 53008.jpg


<家に備蓄しておくと良いもの>
・最低3日分の備蓄を行うのが望ましい。
・子どものいる家庭は、おむつ・ミルク・おもちゃ・お菓子も役立つ。
・水は子どもも大人も1日最低2リットル必要。

53009.jpg


<ローリングストック法とは?>
・「南海トラフの巨大地震など広域災害がおきると1週間分備蓄しておく必要もある」という専門家もいる。
・「ローリングストック法」がおすすめ。 レトルト食品やパスタなど普段も食べるようなものを多めに買っておおき、常に備蓄分も残しながら新しくしていく方法。

<キャンプ用品も役立つ・・・尾木ママのおすすめ
・カセットコンロを使う調理用具や、寝袋など、キャンプ用品は防災にも使える。
・防災力をあげるうえ、困難な状況を前向きに積極的に生きる良い心構えにつながる。


◇子どもが一人でいるときに被災したら?◇

通学路が心配
・登下校中に災害に遭遇したら、どんなことに注意すればいいのか?
・川崎市に住む山口さん親子が危ないポイントをピックアップし、防災士の柳原志保さがチェック!

53010.jpg 53011.jpg
① 高層マンション:地震が起きたら窓が割れて落ちてくるかもしれないので安全な建物の中に入る。
② 狭い道:古い建物は倒れやすいので、真ん中に寄る。
③ 電柱と電線:地震が起きたら電柱が倒れたり、電線が切れたりする可能性もあるので近づかない。
④ 自動販売機:ほとんどが地面に固定されているが、重量は800キロもあるので近づかない方が安全。

<防災士・柳原さんからのアドバイス>
・災害が起きた時、通れなくなる道もあるかもしれない。通常の通学路以外の迂回路をあらかじめ決め、一度は子どもといっしょに歩くとよい。
・地震が起きた時「そのまま学校へ向かうのか?それとも家に向かうのか?」判断できる場所を決めておく。


「習い事に行っているときに被災したら?」
・塾やサッカー教室など、習い事によって災害時の対応は異なる。
・保護者とどうやって連絡を取るのか?子どもは待機させてくれるのか?など、事前に確認するとよい。
・「パーソナルカード」を持たせるとよい。名前・家族・連絡先・持病など記し、カバンに入れておくと安心。

53012.jpg 53013.jpg


「発達障害の子どもは避難所で過ごせるか?」
・市役所の防災課に個室を準備するなどの対応をしてもらえるかどうか、、いまから相談してみるのが大切。
そうして、行政に声を届けることも意味がある。
・サポートが必要な人向けの「福祉避難所」があるかどうか相談するのもよい。
・何もないときこそ、防災課とつながることが大事!


◇災害が起きたとき 子どもの心をどうケアする?◇

北海道胆振東部地震で地盤が液状化し、道路や建物に大きな被害があった札幌市清田区里塚地域。
・地震から5ヶ月のからまつ保育園では、子どもたちはようやく日常を取り戻しています。
・しかし、月に一度の避難訓練では泣き出す子ども。保育士たちはケアをしながら関わっています。

53014.jpg 53015.jpg

・札幌市内に住むあかりちゃん(2)は、地震後、ある行動をするようになりました。
・余震が起きるたびテレビをガタガタと揺らし、地震の場面を再現するようになったのです。
・さらに、人形を使って家から避難する様子を再現する遊びもするようになりました。
・周りの音にも敏感に反応するようになり、母親の友理恵さんは不安に思っています。

53016.jpg


<専門家の見解・手代木理子教授(札幌学院大学・臨床心理学)>
・大人が辛かったことがあれば「こんなことあって辛かった」と言葉で表現するのと同じように、子どもは遊びでそれを表現します。
・それは問題ではなく、むしろこどもが元気になる過程で必要なことでもあるのです。
・あかりちゃんの”災害あそび”は変化が見られます。「地震だ」→「地震だ、逃げよう」→「バスに乗って逃げよう」。こうして自分の体験をリメイクし、自分でコントロール可能なものにすることで、不安なものをじ不安ではないものに置き換えている。子どもにはそうした力がある。温かく見守ることが大切です。

53017.jpg 53018.jpg

<医療機関への相談など注意が必要な場合もある>
・睡眠不足や食欲不振などが1ヶ月近く続く場合は医療機関に相談するなど注意が必要です。

<尾木ママの意見>
・小中学生の子どもも震災前の友達と会ったり、いっしょに体験を共有したりすることが役に立つ。


◇子どもの心のケア いつも通り遊ぶこと◇
・熊本市にあるさくらんぼ保育園は熊本地震で被災しましたが、幸い建物自体に損傷はありませんでした。
・園長の建川美統さんは、すぐに園を避難所として開放。
・特に気を配ったのは、子ども達の遊ぶ場所を確保すること。園庭は普段通り子ども達が遊んでいいことにしました。
・すると、地震直後からショックで声がでなかった子どもが、遊ぶ中で笑顔を取り戻し、声を出せるように。
その姿に、保護者自身も安堵したという。

53019.jpg 53020.jpg


<尾木ママのまとめ>
・保護者が自分がどういう被害を受けたかほとんど語れないケースを見てきた。
・お互いに顔をあわせて不安な気持ちを共感する場所が大切。
・保護者を支えることが究極的に子どもを支えることにつながる。
・自然の脅威は必ずやってくる。被害を少なくする“減災”のためには、親子で共に考え経験をすること大事。





END 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:00 | 固定リンク


2019年03月02日 (土)

子どものSNSが心配<番組内容>

子どもたちが動画・写真をシェアして楽しんでいるSNS。中学生の利用率は8割を超えている(平成28年・総務省)。
一方で、SNSに起因する事犯の被害児童数は過去最悪に。わいせつな行為や連れまわしなどの被害に遭う子どもは増え続けている。

子どものSNSをどう見守ればいいのか?
尾木ママと、子どものSNSのトラブルに詳しい清永奈穂さん(NPO法人体験型安全教育支援機構 代表理事)と話し合った。

52901.jpg 52911.jpg


◇子どものSNSどこまで公開してる? ウニ家の場合◇

高校1年生の娘がいるウニさんは「SNSを多用している娘が何をしているか心配もあるが、親が子どもの世界に乗り込んでいくのは気が引ける」という。
そこで番組では、娘のももこさんに「SNSでどこまで自分の情報を公開していいと思うか」聞いてみた。すると、その結果には親子で大きな違いがみられた。

52903.jpg


ウニさは「自分の居場所」「学校名」「水着写真」は本当は公開しないでほしいと考えているが・・・


<専門家・清永さんの見解>
・SNSで個人情報を公開していたことで「校門の前で待ち伏せられていた」「知らない人からしつこく交際を迫られた」などの事件・トラブルが起きている。
・そのため、SNSで自分の情報をどこまで公開するか」は親子で話し合うことが大事。
・保護者が「学校名は公開したくない」ならば、それを素直に子どもに伝えるべき。

<尾木ママの意見>
SNSの問題を一人で防ぐのは難しい。学校と保護者が一緒に議論し、SNSの使い方の水準を上げることが大切。

52904.jpg



◇子どもが「SNSの知り合いに会いたい」と言ったらどうする?◇

●15歳100人に行ったアンケート
SNSで知り合った人がいる52%(そのうち3人に1人が実際に会ったことがある)
52905.jpg


●街頭インタビュー
「親には内緒で会った」「ビデオ通話とか写真で相手がどんな人か確認はとっている」
52906.jpg


<ホゴシャーズの感想>
・こそこそ行かれるのが一番いやだ


<SNSの知り合いに会いたい!ホゴシャーズの経験談①メンドリさん
・「北海道に住んでいるSNSの知り合いの家に泊まりに行きたい」と大学生の息子に相談され、反対するべきか悩んだ。
・結局、住所を教えることを条件に旅行を許可。しかし本当にそれでよかったのか、今でも疑問は残ったまま。

52907.jpg 52908.jpg


<SNSの知り合いに会いたい!ホゴシャーズの経験談②ショーグンさん
・息子のひろきさん(大2)は中学生の頃、学校に行っていない時期があった。
・数少ない話し相手となってくれたのはオンラインゲームで出会った共通の趣味をもつ同世代の男の子。
・1年間、ネットでやりとりを続けた後、一緒に野球観戦に出かけた。
・大学生になった今でも、なんでも話せる間柄だ。


<専門家・清永さんの見解>
・子どもの行動をすべて監視して、止めることはできないかもしれない。
・しかし、保護者が子どもに伝えておくべきことがある。

52912.jpg



◇子どもがSNSのトラブルに巻き込まれたら?◇

・番組のアンケートでは3人に1人が「SNSでトラブルに巻き込まれても保護者に相談できない」と回答。

52910.jpg


<専門家・清永さんの見解>
・思春期の子どもたちが親に赤裸々に気持ちをはなしたがらないことが多い。
・ただし以下のポイントに気をつけながら、ゆっくりと話を聞いてあげる必要がある。
(1)お金のやりとりがあったか?
(2)写真を撮られていないか?
(3)身体に傷がないか?
(4)嫌な言葉を言われていないか?


<まとめ>
SNSに限らず、常に子どもとコミュニケーションをとることを心掛け、親の思いを伝え続けることが大切です。





END

 

 

 

 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2019年02月23日 (土)

不登校 親の悩み <番組内容>

学校になじめず他の学び方を選ぶ子どもが増える一方、子どもが学校に行かなくなると親の中には「ゲーム漬けで心配」「どうしたらいいのか先が見えない」と悩む人も。

そこで今回は、かつてわが子の不登校を経験した親30年以上不登校の子どもとその親をサポートしてきた、奥地佳子さんを専門家としてお招きし、不登校の最中にどう過ごしたらいいのか話し合った。

52801.jpg 52802.jpg


◇親の悩み:子どもがゲームしかせず心配◇

そら豆さんの長男、しんさん(中1)は小4から不登校。今は家でゲームをして過ごしていることが多い。適応指導教室も合わず、クリニックや教育相談も進展がない。ゲームにしか興味がない息子をそら豆さんは心配している。

52803.jpg 52804.jpg

<専門家・奥地圭子さんの見解>
NPO法人東京シューレ理事長の奥地さん。
不登校の子どもと親を30年以上サポートし続けてきた経験からお話されたことは・・・

・ゲームは子どもにとっては大切なもの。気持ちが落ち着いたり、元気が出たり、心の充電をしたりするのに役立つことも。
・親が制限をかけると、隠れてでもやるし、罪悪感が増してしまう。



◇心配事に精神科医が答える◇


ホゴシャ~ズの不安について、高岡健さん(岐阜県立希望が丘子ども医療福祉センター児童精神科部長)に聞いた。

① ゲームばかりで大丈夫?
本格的なゲーム依存症の目安は「昼も夜も寝ないでゲームをする」「食事を一食もとらない」。
そうでない限りは、オンラインゲームなどでは共通の趣味を通じた仲間とのコミュニケーションをしているという認識を持つことが大切。

② 昼夜逆転が心配
学校や世の中から距離をとって休みたいという気持ちが働いている。昼間に寝て、夜に活動しているほうがエネルギーをためやすい状態なので心配はない。

③ 見守るだけでは家から出なくなるのでは?
不登校は「自分との対話」をする時間。ここで対話を重ねることができないと、あとから“ひきこもり”によってそれを挽回しようとすることも。
自分との対話ができるよう、安心で安全な環境を提供することが大事。

52805.jpg



◇経験者はどう過ごしていた?①◇

パパイアさんの長女(21歳・会社員)は、小1~小5不登校。
家庭を中心に学ぶ「ホームエデュケーション」のネットワークに入り、学校の勉強はせず、家で海外のアニメを観たり、自然の中で遊んだり、好きなことを楽しんで育った。大人になった今、当時を振り返ると、毎日我慢していやな時間を過ごすよりも、いい時間を過ごして楽しかったと語っている。

52806.jpg 52807.jpg


◇親の悩み:子どもが学校に行かない自分を責めてしまう◇

トカゲさんの娘は、去年不登校になったばかり。
学校に行かなきゃいけないと自分を責めて、一人でボーっとしてベランダから身を乗り出すこともあるという。


<奥地佳子さんの見解>
・行くべきなんだ、でも行けない自分はダメだ、という苦しくて仕方ない姿が現れている。
・「今のあなたでいいんだよ」ということをどうやって感じてもらうかが大事。
・本人の気持ちに沿ったやり方は何か?「どうしたい?したくないことは?」としっかり聞いて、時間をかけてやっていく。


◇経験者はどう過ごしていた?②◇

しめじさんの長男(28歳・社会人)は小1~不登校。
近所に学校に行っていない子がいなかったため「学校に行かなくていいなんて言うのはお母さんだけ!」と言っていたという。しかし10歳の頃、学校に行っていない子たちが全国から集まる会に参加し、大勢の子どもたちが元気にゲームをしているのを見てから、だんだん気持ちが変わっていったようだ。


<尾木ママの見解>
・経験者の皆さんが語ることは、特殊なケースではない。
・教師としての経験からも、全然大丈夫だと断言したい!


◇文部科学省・不登校の子どもの追跡調査◇
「中学3年生のときに不登校だった子どもが5年後どうしているか」文科省が調査し、平成26年に発表したデータでは、およそ82パーセントが進学・就職をしていた。

52808.jpg


◇不登校を経験し、現在は仕事に就いているケース◇

障がい者の生活介護施設の職員として働く戸田淳介さん(34)。
・中学2年から不登校となり、「学校に行かない生き方は自分の中になく、人生どうなっちゃうんだ」とずっと自分を責めていた。
・中学を卒業し、行かなくてはならないところがなくなったことで気持ちに余裕が生まれ、フリースクールに通い始め、音楽と出会った。
・その後児童館で週2のアルバイトから仕事を始め、今の職場の職員に。
・職員になろうと思ったきっかけは音楽。今働く施設の利用者たちはバンドを組み、本格的な活動をしているのだ。大好きな音楽に触れながら毎日生き生きと働いている。
・不登校の辛かったとき、親がしてくれてよかったことは?
「もがいていたときに一緒に付き合ってくれた。親は、今のその状態のその人を認めて寄り添ってもらえたらいいのかな。」

52809.jpg 52810.jpg


<お悩み中のホゴシャーズの感想>
・今すごく気持ちが焦っていたが、本人がやりたいように見守るという選択肢もあると分かった。


<専門家・奥地圭子さんの見解>
どの子も成長する力を持っている。それを信じて対応されることが大事。


<尾木ママの見解>
今が充実していれば必ず未来は切り開けるから、安心して今を大事にしていってほしい。





END

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2019年02月16日 (土)

心配!子どもの"ひとり歩き"<番組内容>

みなさんのご家庭では、お子さんが1人で外出することはありますか?

番組には、子どもが事件や事故に巻き込まれたという報道があるたびに不安になってしまうという保護者の声が寄せられています。
今回はスタジオに、子どもの安全について研究を重ねてきた専門家を迎え「いつからひとりで歩かせても大丈夫?」「気をつけるポイントは?」など、疑問や悩みについて語り合いました。

52701.jpg 52702.jpg

<日本こどもの安全教育総合研究所 理事長・宮田美恵子さんの見解>
・子どもが被害者になる事件数は減少傾向。しかし、連れ去りは微増。 
・犯人の目的は「わいせつ」「ストレス発散」など、誰でもターゲットになりうる。


◇ホゴシャーズ・ハナミズキさんの悩み 「心配のあまり、子どもの送迎で多忙な日々」◇
不審者に遭遇するのではないかと、子どもが小学校高学年になっても外出時は送迎をしている。
子どもを守りたいが、自立もさせなければいけない…どうしたらいいのか悩んでいる。

52703.jpg


<ホゴシャーズの意見>
・自分が小学生の時は1人で外出することが多く、自分の時間を楽めた。それに比べ、今の子どもは自由がなく、かわいそう。
・わが子にはひとり歩きをしていろいろな経験を積み、判断力を身につけてほしい。


<いつからひとり歩きさせる?宮田さんの見解>
・年齢は関係ない。
・目安
 ◇困った時に子どもが自分で他人に助けを求められるかどうか。
 ◇子どもがひとり歩きしたいと考えているかどうか。
 ◇子どもが怖がっている場合は無理させない。
・ひとり歩きするときのポイント
 ◇人目のない場所で子どもを1人にするのはできるだけ避ける。友だちと別れる場所まで迎えに行く、人通りの多い道を歩いてもらう、など。
 ◇困った時に頼れる場所はどこか、事前に子どもと一緒に確認しておくこと。

52704.jpg 52705.jpg


◇ホゴシャーズからの“ひとり歩き”の工夫・その①◇
・娘が徒歩で塾に通うことになった時、最も危険が少ない通学路を子どもに説明し、通塾ルートを決めた。

(親子で決めた通塾ルート)道幅が広く、人通りが多い。
52706.jpg

(危険と考えたルート)
52707.jpg 52708.jpg
・信号機のない交差点→交通事故が心配        ・歩道橋で安全に道路を渡れるが人通りは少ない。
・雑居ビルの居酒屋→酒に酔った大人がいる可能性 ・薄暗い駐車場→不審者が潜んでいる可能性



◇ホゴシャーズからの“ひとり歩き”の工夫・その②◇
・小6の息子が塾から帰る時には中間地点まで迎えにいき、一緒に帰宅。
迎えに行く距離をだんだん短くし、いずれは1人で帰ってこられるようにしたい。

52710.jpg
・塾が終わる時間に親は自宅を出発。

52709.jpg
・途中で息子と落ち合い、一緒に帰宅。



◇ホゴシャーズ・マルベリーさんの場合・息子がひとり歩きできるようになるまで◇
小3の息子の通塾路: 自宅→バス停徒歩5分→バス乗車15分→徒歩5分→塾
ひとりで通うようになるまで、入念に準備を行った。

①困ったら、大人に相談することを伝えた。
52711.jpg

②バスの乗降時に必ずメールなどで連絡すると約束。
52712.jpg

③バスに乗る練習を重ねた。
52713.jpg 52714.jpg
52715.jpg

<息子の気持ち>
・お母さんから任されている感じがうれしい。
・1人で歩いている時は冒険のような気分を味わっている。
・自分でできることは自分でしたい。

<しかしマルベリーさんには後日談が・・・>
・息子が寄り道をして、親の知らない買い物をしていた。


<宮田さんの見解>
・慣れが原因かもしれない。親が慣れてしまうと、油断が生まれる。その油断は子どもにも伝わる。
「いつもと違うことはなかったか」親が子どもにいつも尋ねるようにするとよい。「いつもと違うことがあった」と答えた場合、それが犯罪の前兆であることも。
・子どもが夜にスーパーやコンビニに立ち寄ると、明るい店内で「一人でいる」ことがかえって目立ち犯罪者の目に止まりかねないことを、子どもにしっかり伝えることも大事。

52717.jpg



<ホゴシャーズの経験談>
・子どもが見知らぬ男に道を聞かれ、案内してしまった。

<宮田さんの見解>
・子どもが外で見知らぬ人に話しかけられても、絶対について行かないよう伝える。
・方向を指し示す、他の大人に頼むなど「その場でできること」だけをするように伝える。
・子どもの親切心につけ込む人がいることを、子どもに伝える。


<「この子、様子がおかしい・・・」 周囲の大人はどう対応する?>
・困っていたり、様子がおかしかったりする子どもに出会っても、「声をかけたら不審者と思われるのではないか」というホゴシャーズも。
・そこで宮田さんは、大阪・寝屋川市で中学生が殺害された事件に言及。

“あの時、2人の姿を見てた大人は少なからずいたんです。
でも、みんな声かけられなかったんですよね。
違和感ある、こんな時間に子どもがいるっておかしいと思ったんだけど。
事件のあと多くの人たちが「 あぁ、声かけてあげたら良かったな。違う結果もあったかもしれないな」
と言ったんです。大人の私たちは、子どもに違和感があったら、一歩踏み出して声かけてあげてほしい”


52718.jpg 52719.jpg

<尾木ママのまとめ>
・まずは日常生活での自立が大切。それができれば、ひとり歩きもできるようになるのではないか。
・地域社会のつながりがキーワード。自分の子どもでなくても自分の子どもと同じように見守ることが大事。



END





投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2019年02月02日 (土)

反抗期 冷静になれない!?<番組内容>


子どもに「うるさい!」「うざい!」と言われたり、無視されたり…
番組アンケートによると、子どもの反抗期には「冷静になれない」という保護者は75%。 

52601.jpg 52602.jpg


<ホゴシャーズの悩み>
★中1女子の父親
 近づかないで、というオーラが年々強くなっている。
 反抗期なのか、単純に嫌われているのか分からなくなっている。
★高3男子の母親
 
朝起こすと、悪態をつかれる。
★中3男子の母親
 親として自分をすべて否定されているような気になる。


◇思春期に詳しい渡辺久子医師の解説:思春期のメカニズム◇

親に対して暴言を吐いたり、片付けられたりしないのは思春期ならではのこと。寛容に受け止めよう。
思春期は成長ホルモンや性ホルモンが大量に分泌されて脳を刺激し、肉体的にも感覚的にも苦しい時期。
脳の中で、「感情を爆発させる部分」が急激に発達する一方で「感情をコントロールする部分」は未発達。
そんな中、勉強や部活など、考えなければならないことが増え、不安を感じたりイライラしたりする気持ちがつのる。

<親の心構え>
保護者が“こういう子に育てたい”という理想がキレイごとだと、それが叶わず“反抗期”というネガティブな言葉を使うことになる。しかし、できれば「いよいよ本格的に大人になる時期が来た」とワクワク楽しみにしてほしい。

52605.jpg 52606.jpg

<ホゴシャーズの感想>
子育てを楽しんでいるつもりだったが、反抗期は楽しんでなかった。
確かに感情豊かになったなと思う。昔は「親から子どもへの一方的な会話」だったが、最近は会話が楽しくなった。
「子どもにはこうあってほしい」という枠からはみ出るとイライラしていたと気づいた。


反抗期の子どもへの対応・・・尾木ママのアドバイス

①子どもの反抗的な態度や言動は、「ハートのクッション」をイメージして受けとめて!
「こんな家に産まれたくなかった」とか「あんたの子じゃない」と言われたら
「ごめんね、こんなオヤジで」と同調・共感で受けとめる。
子どもは「クソババア!」と背中に向かって言うかもしれないけれど、自分の部屋に戻ったあと、じっくり自分の気持ちと向き合う。
言い過ぎたかなとか、お母さんの心配は当たり前だと分かっている。子どもの気持ちを信じよう。

②親の確固たる価値観や信念を「強固な壁」をイメージしてしっかり伝えよう!
子どもに言いたいことを全部言わせておくのがいいわけではない。遠慮なく親の価値観を示して!
判断をピシッと示し、パッと引く!「引く」が大事!


52609.jpg 52612.jpg


<VTR:実践!「ハート」と「壁」>
中2の娘を持つ父親・バクさん。いつもは娘の生意気な言動に反応してしまい、言い合いになってしまうが、今回は「ハートのクッション」と「強固な壁」にチャレンジ。
アイドルのコンサートで4万円を使うことになった娘に「お金の価値」を伝えたいというバクさん。大金を渡すと家族の食事代を削ることになると伝えたが・・・「パパのごはん代が減っても、やせられるからいいじゃん!」「みんなでダイエットすれば、食費が浮く!」という返事。
バクさん、グッとこらえてハートのクッションで受け止めた!言い返さなかったことで、お金の価値観について冷静に伝えることができ、最後には娘も納得したようだった。

52614.jpg


<尾木ママの感想>
お父さんがよくガマンした。娘にしっかり伝わったと思う。
娘が好きなアイドルを否定しなかったのはよかった。子どもの好きなことや価値観は、大人から見て理解できなかったとしても尊重して否定しないことが大事。
ハートのクッションを実行することで、子どもが悩みとかつらさを一人で抱え込まず、本音を話せる親子関係になり、トラブルが起きたときも話し合いやルール作りができるなど、思春期も楽に。

52615.jpg



<ホゴシャーズの悩み>
思春期の子どもの口数が少ない場合は、気持ちが見えにくいことも

<VTR:ライオンさんの場合>
父親のライオンさんが何を聞いても「知らん」としか返事しない、次男(高1)。
ライオンさんは、何か悩んでいるのではないかと心配している。

52617.jpg 52618.jpg

しかし取材者が話しを聞いてみると・・・「悩みはないです。」
お父さんについて尋ねると「忙しいときに朝ごはんとか、昼ごはん、弁当つくってくれて感謝してます」


<尾木ママの感想>
思春期には様々な悩みを抱える。お父さんにも絶対言えないような性や恋愛の悩みなど。
それでもありのままの感情を出せているのはいい。
何を食べたいか聞くだけで、子どもには愛情は伝わる。
子どもが返事をしなくても、「本当はここでちゃんと答えなきゃいけない」というのは子どもも分かっている。返事を求めず、愛情を示して!


<VTRを見たライオンさんは…>
 「子育てと一緒で、反抗期も楽しみたいと思った!」



★★尾木ママから、最後のまとめ★★
いつまでも子ども扱いをしないで、一人の「人格」と向き合って!
反抗期は、最後の甘えの時期。親に安心して甘えるわが子を、ほっとかずに、受け止めて!  

52620.jpg 52621.jpg



END

 

 

 

 

 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2019年01月26日 (土)

みんな同じにしなくちゃダメ?<番組内容>

本当は違う意見だけど、周りに合わせちゃうこと、ありませんか?

その原因は「同調圧力」かもしれない。
同調圧力とは、集団の中で多数意見が暗黙のうちに少数意見を従わせるよう強制する圧力のこと。
子どもたちの間でも日常的に起きているが、そのせいで嫌な思いをしていることも。


<尾木ママの見解>
・「個性の伸長」「個性を大事に」と言っているのに、「同調圧力」なんて全く反対の言葉。
何が起きているのか解きほぐしてほしい。

52501.jpg


<ゲスト 鴻上尚史さんの見解>
小学生の頃からみんなが「みんなと同じにすることを求めている」と感じていた。
日本は同調圧力が強い社会だから、みんなが少しでも楽に生きるためには少しでも抑えた方が良い。

52502.jpg


<ホゴシャーズの意見>
エゾリスさん)海外から帰国後、子どもたちが「みんなと同じ」であることに執着するようになった。
うしさん)子どもの自主性が強く、あまり周りに合わせない。この先うまくやっていけるのか親として不安。


◇周りに合わせた方が良い?◇
うしさんの娘は幼い頃に病気をしたため、周りと同じように遊んだり勉強したりすることができない時期があった。それ以来、ずっと自分のペースで日々を過ごしてきた。
うしさんは、いまもマイペースな娘が今後社会の中でうまくやっていけるのか心配している。

52503.jpg


<ホゴシャーズの意見>
カッパさん)娘は自分の意見を言ったことで辛い思いをした。言い方に気をつけた方が良いとアドバイスした。
トナカイさん)日本の学校は個性が見えにくい。みんなと合わせるように教育しているから、子どもたちも同じであることにこだわるのでは?
チェリーさん)自分はよく同調している。必ず誰かと関わらないと生きていけないのだから、合わせられるところは合わせるほうが集団生活においては上手くいくんじゃないか。

52504.jpg



◇なぜ、わたしたちは同調するのか?◇

東京大学大学院教授心理学博士、亀田達也さんによると・・・
・大勢の意見に合わせる「同調」はヒトが普遍的に持っている性質で、ヒトの生き延びに役立ってきた。
・たとえば、はじめて来た街で駅がわからないとき、多くの人が歩いて行く方向について行くと、駅に着くことがある。同調が役に立ったことになる。

52505.jpg

しかし、同調が悪い方向に働くときもあると、亀田さんは言う。
たとえば「はだかの王様」を例に考えてみる。

52506.jpg

・みんなが王様は裸だと思っているのに誰も言わない。
・一人が黙っていることが、他の人を黙らせる圧力になる。
・その「同調圧力」は連鎖して、みんなを黙らせる。
・個人個人は生き延びられたとしても、結果的に集団全体のパフォーマンスや振る舞いはひどくなる結果に。



◇自分はどうしてる?◇

<ホゴシャーズの意見>
ソルトさん)毎日同調しまくってるなあと再認識。生き延びるためだったんだと納得。
カッパさん)学校で、ちがう意見を言うのは大人でも難しい。
トナカイさん)誰かが発言すれば他の人も言いやすくなるかもしれないと思って発言するようにしている。

52507.jpg 52508.jpg

<尾木ママの見解>
教師としては、保護者会などで意見を言ってもらうことは大切。自分は根回しをして多くの保護者に言ってもらえるよう計らった。学級や学校も変わっていかなかねばらないが、誰かが現状を打開しようとする姿勢を持ち続けることが大事。

52509.jpg

<鴻上さんの意見>
昔は、夜飲みに行って会社では言いにくいようなことを言うなど、オフの場でコミュニケーションをとっていた。ところが、今そうしたことはなくなって、意見を言う場がないのではないか。波風立たないようにしてきたら、ものすごく窮屈な社会ができてしまった。厄介な状況。

52510.jpg



◇良い方向に働くことも◇

<鴻上さんの意見>
・しかし、同調圧力が良い方向に働くこともある。東日本大震災の時、ずたずたの道路を1週間で直したことに世界中が驚いた。ものすごい力があるがために、個性を押しつぶす暴れ馬のようにもなるということ。



◇子どもは抜け出せる?同調圧力◇

<ホゴシャーズの意見>
チェリーさん)子どもが悪いことや間違ったことに同調するのは嫌だと言って欲しい。
トナカイさん)子どもも良くない事には関わりたくないはず。正直に一線を置いて欲しい。


◇同調圧力から抜け出したトナカイさんの娘の場合◇
トナカイさんの娘は小学生の時に、休み時間に勉強をしていたことをからかわれた。それ以来周りを気にして勉強をあまりしなくなった。

52511.jpg

しかし、中学に入ってからテレビのクイズ番組で正解を連発する大学生を見て、頭のいい人はかっこいい!と感じ、難しい大学に入るという目標ができた。

52512.jpg

目標ができたひかりさんは、周りのことも気にしなくなり、再び勉強するようになった。
周りを気にして悩んでいた頃の自分に、今の自分から贈る言葉。「自分に負けるな」。


◇同調圧力とのつきあい方◇

<ホゴシャーズの意見>
チェリーさん)周りでからかうのは悪い。勉強していい。
ソルトさん)学校では、みんな同じにするように言われているから、違うことをしている子がいると、周りの子どもたちが不安になるのでは?
エゾリスさん)なにかしらの自信があれば同調圧力に流されることもない。

52513.jpg 52514.jpg


<鴻上さんの意見>
一定の年齢からは孤独と戦わなければいけない。自信が大事なんだけど、子どもが自信をつけるには実は親の無条件な肯定しかない。先にマイナスを言う親に育てられた子はずっと不安なまま。そうすると同調圧力にも負けるし、自分を持ちにくい。

<尾木ママの見解>
スマホで24時間ずっと誰かとつながって、どうしたって合わせられてしまうような環境では、いかに自分を大事にして自分の目標をしっかり持ち、自分と戦える子どもにするかが勝負。ひとりでグラウンド走るなんて立派なこと素晴らしいこと。応援してあげてほしい。

<ホゴシャーズの意見>
ソルトさん)自分の意見を言うばかりでなく、自分と違う意見を受け入れることをもっと意識していくことも必要では?
エゾリスさん)親から変わっていくべき。
トナカイさん)これから日本には外国人もたくさん入ってくる。自然と変わっていくのでは。


<鴻上さんの意見>
「同調圧力」という言葉を知ることから始まる。そして日本は同調圧力が強いんだよ、良いこともあるけど悪いことも大きいんだよということを、みんなが共有すれば必ず変わる。

52515.jpg



END

 

 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2019年01月19日 (土)

父親らしさってなに?<番組内容>

共働き家庭が多数派となり、家事や子育てもしっかり担う父親が増えている。
しかし、まじめに頑張るお父さんたちは
「男の威厳がない!と言われる」「“父親”って考えると何しているんだろう・・・」
といった悩みを抱えることも。

そこで今回は、どんなお父さんなら「父親らしい」のか?考えた。

52401.jpg 52402.jpg


【父親らしさ、がわからない ~ユキヒョウさんの場合】

ユキヒョウさんは、夫婦共働きで、年中と小3の女の子2人のお父さん。
長女が生まれたときから育児にしっかり関わってきた。子どもとの時間を増やそうと近くの会社に転職したり、子どもの興味を伸ばすことに力を注いだりと、熱心に取り組んできた。

52403.jpg 52404.jpg

しかし、実はユキヒョウさんはモヤモヤした思いを抱いている。
「母親が2人いるみたいで、父親らしいことをしていないのではないか」
「“父親らしいこと”がなんなのか分からない」というのだ。


【ホゴシャーズの意見】
・“ちゃんと叱ってよ!男の威厳がない!”と言われるが、子どもといっしょにいる時間が長いので、威厳など保てない。父親らしさは、威厳のこと?
・育休を取ったが“男の人は、働くのが育児でしょ?!”と言われた
・“いざというときはお父さんが出ていく”とよく言われるが、何なんでしょうね?


【専門家の見解】
田中俊之さんは、男性学の専門家。社会学の視点から男性に研究している。

・明治時代は父親の権威が法的にも支えられていたが、戦後は男女平等になり、父親の権威は否定された。その後“父親とは何か”が明確になったことは一度もない。
・今はイクメンのイメージがもてはやされる一方で、現実はそれに追いついていない。その差が生まれてしまっている。

52405.jpg 52406.jpg


【わが家の“父親らしさ” ~セージさんの場合】

セージさんは結婚当初「良妻賢母」にあごかれていた専業主婦で、夫のしんやさんは「経済的に支えるのが男の役割」と考える会社員だった。ところが、しんやさんが体調を崩したことがきっかけに、少しずつ2人は役割を入れ替えた。セージさんは准看護師の資格を取得してフルタイムで働き、しんやさんは家事・育児のほぼ全てを担う専業主夫となった。10年ほど悩み続けながら、自分たちらしい家族の形に落ち着いたという。

52407.jpg 52408.jpg

長女のももこさん(中1)は「ずっとお父さんが家のことをしてくれていたからそれが普通」。長男のあきらさん(22歳)は「ここまで育ててくれ感謝しているし、自分にとって父はいい存在」という。「我が家の父親とは、居てくれて頼れる、安心する存在」とセージさん。


【専門家・田中俊之さんの見解】
・男性が主夫になるのもいい、と言葉で言うのは簡単だが、中年以降の男性が収入を失った場合に、どういう気持ちがするか、ということを考えるべき。
・“男性が働くのが当たり前”という世の中の認識を変えないと、多様な家族や多様な働き方も広まらない。


【尾木ママの見解】
私たちが漠然とある「父親像」に悩まされるのは、「父性」「母性」というイメージにとらわれすぎているからではないか?


【専門家の見解】
大日向雅美さん(恵泉女学園大学学長・親子関係や家族の問題に詳しい)

・子どもの成長に必要なのは・・・
  「包み込んでくれる愛情」(母性的なもの)
  「毅然とした厳しさ」(父性的なもの)
     ↓
    しかし!
  「母性=母親が担う役割」「父性=父親が担う役割」ではなく、一人の人間が両方持っていることが望ましい。

・「これからの時代の父親らしさ」はモデルがなく、海図なき航海をゆくようなもの。自分らしく作ってほしい。

52409.jpg 52410.jpg


【ユキヒョウさんの感想】
・やれることを自分らしくやればいいと思った!

【尾木ママの感想】
“父親らしさ”を通じて時代の変化を感じた。
最先端のお悩みが出てきていると思う。ドキドキワクワクする!





END

 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


カテゴリー

新着記事

ブログ内検索

カレンダー

2019年04月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

バックナンバー


RSS

page top