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助川君子役 羽田美智子さん インタビュー「私は君子役をやる運命なのだろうと思いました」

自分の母の追体験だと感じています

“助川君子”を演じるために意識したことはありますか。

私はこの君子という役を、自分の母の追体験だと感じています。母も美空ひばりさんに憧れた時代があったそうで、「娘が女優になったときにはびっくりしたけど、自分の夢をかなえてくれたと思った」と言われたんです。『ひよっこ』では私が自分の母の気持ちを演じるということですよね。茨城出身ということもあり、ゾワっとするくらい偶然が重なっています。

私は君子役をやる運命なのだろうと思いました。“奥茨城母の会“は三者三様。美代子(木村佳乃)は抱えているものが大きく、日本の典型的な優しい母、きよさん(柴田理恵)は肝っ玉おかあちゃんだけど情にもろい人。君子はちょっとユーモアがあって、何があっても笑いにかえる力を持っている母だと思って演じています。

昔の自分を見ているようです

娘の時子役・佐久間由衣さんの印象は?

時子役の佐久間由衣ちゃんのことは昔の自分を見るようなまなざしで見ています。茨城から女優を目指して上京し、オーディションに行って打ちのめされた姿なども時代は違うけれど自分と重なります。右も左も分からない中で、怖いものしらずの度胸だけはあって、社会に体当たりでぶつかり、自分というものがわかっていく過程も昔の自分を見ているようです。

由衣ちゃんはまだつぼみなので、これから花開いて行くのでしょう。弱音も吐かずに頑張る努力家だから、一生懸命に戦っていると思うので、親目線と先輩目線の両方からエールを送っているんです。最初の本読みのときと比べてめきめきうまくなっているのがわかるので、私も負けないようにお互い成長できたらいいなと思っています。

  • 助川君子役 羽田美智子さん インタビュー
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美代子のことは全身で守りたいです

美代子さんとの友情についてはどのように思いますか。

私にも実際に、美代子のように昔から仲のよい友人がいます。なんでも受け止めてくれる同級生たちがいて、故郷に帰ると素に戻る。そんな関係をそのまま再現して演じているつもりです。木村佳乃ちゃんとは似た者同士なところもあって、会った瞬間に意気投合しました。実際は10歳くらい年の差があるのですが、それを感じさせない彼女のキャリアと、お互い長い年月この世界で生きてきた同志感もあり、違和感なく友情が描けていると思います。

いちばん大変なのはヒロインのみね子(有村架純)だから、全員でみね子を応援。さらに奥茨城のキャストはそれぞれの親として自分の娘や息子を守るという形が、最初のロケで出来上がっていました。主役の家族は大変なので、私は助川家に加え、谷田部家を守っていかなきゃいけないと思っているんです。力及ばずかもしれませんが、美代子のことは最後まで全身で守りたいと思っています。

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