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益子次郎役 松尾 諭さん インタビュー「自分の顔の表情が“ネコバス”」

ちょっと年上の友達ぐらいの気持ち

地元の人たちを見守るバスの車掌さん役ですが、次郎さんはどんな人だと思いますか?

外で起こっているいろんなことを見守っているけど、きっと外にも出たいと思っている。次郎自身、あまり大人になっていない人だと思うので、毎日バスに乗ってくるみね子、時子、三男に対して、ちょっと年上の友達ぐらいの気持ちなんじゃないかと(笑)。本当は学校に着いたら一緒にバスから降りて、授業を受けたいと思っているんじゃないですかね。

台本を読んで、バスが走る光景を思い浮かべたときに、最初にイメージしたのは『となりのトトロ』の“ネコバス”でした。たまにフッと気づくと、ははははーって笑ったときの自分の表情が“ネコバス”みたいに…なんかこう「ニャー」ってなっていることに気づくときがあるんです(笑)。

思わず次郎も東京に来ちゃった…ダメですかね(笑)

みね子、時子、三男の印象はいかがですか?

3人ともすごくキラキラしていてまぶしいです!あの3人にはいろんな可能性があって、これから先、何でも出来ると思うんです。東京に出ていく日が近づくほどにキラキラが増しているように感じました。

時子は女優になるっていう意識があるからか、だんだんきれいになるし、三男も聖火リレーで一皮むけて大人の雰囲気になってきた。みね子が天真らんまんで純粋な気持ちを保ったまま家を出ていくというのも、なんか…すごくまぶしいですよね。ついていきたくなります。だから、思わず次郎も東京に来ちゃった…みたいな設定、ダメですかね(笑)。

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“送り出す側”の人たちのこともしっかり描かれている

ドラマの見どころを教えてください。

あの時代、東京に出ることはそんな簡単なことじゃないと思うんです。今まであったベースを捨てて出ていくわけですから。特に当時の東京の活気は今以上にすごかったはずなので、そんな場所に若い人たちが、家庭を背負って上京してきて、あのけん騒の中で何を思うのか…。

今回のドラマは、東京に行った人たちのそういう気持ちはもちろんのこと、送り出す側の人たちのこともしっかり描かれていると思います。岡田さんの脚本はすばらしく、読んでいると行間を通して人の感情がふわーっと入ってきます。いいセリフがたくさんあるので、しっかり聞いてほしいです。

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