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語り/木脇先生役 増田明美さん インタビュー「おはようございます。増田明美です!」

すごく親しみを感じました

最初にオファーを受けたときはどう思われましたか?

私でいいのだろうかと思いました…。プレッシャーを感じたのですが、プロデューサーさんや演出の方に、「ふだんのマラソン解説のような小ネタを披露する感じでいいですよ」と言っていただいて、気持ちが楽になりました。

作品の時代は昭和39年の東京オリンピックの年ですが、私は昭和39年の1月1日生まれなので、まさに自分と同じ年!すごく親しみを感じました。

今、3年後に東京オリンピック・パラリンピックを控えた時期に、このドラマで、昭和39年の東京オリンピックを振り返っていけるのはぜいたくだなと思いました。

なにせ、私も“ひよっこ”なので

“語り”をやってみて、いかがですか?

なにせ、私も“ひよっこ”なので、実際に収録をしてみて、落ち込むというか…。とにかく映像がエネルギッシュ。俳優さんたちもパワフルですばらしい。昭和39年のにおいが感じられて、私たちの遺伝子の中にある懐かしさが刺激される映像なんですよね。ここに私の声はいらないなと思ってしまって…。

だから、いちばん大事なのは映像との同化だと思いました。しみこむ感じで、邪魔にならないようにということを意識しながらやっています。そして、演出の方にご指導いただきながら、時代背景に影があるシーンなどでもナレーションは明るくしています。何があっても明るいのが岡田さんのドラマのすてきなところですからね。

  • 語り/木脇先生役 増田明美さん インタビュー
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みね子は、私がえこひいきして解説しちゃうタイプ

“脚本の岡田さんは、誰かの気持ちをナレーションで語ることを禁じ手にしているそうですよ。

そうなんですか。マラソンの解説は自分の専門だから自然と言葉が出てきますが、ドラマを解説風にって難しいんです。多分、私に求められているのは、主人公たちが舞台で頑張っているなか、俯瞰(ふかん)ではなく、すぐ横の沿道を走りながら応援している…そんなナレーションなんでしょうね。時には、「がんばっぺー」とか「腕を振って!」とか。たまに給水用の飲み物を渡したりとかして。

私、マラソンの解説をするときに、ついひたむきな選手をえこひいきしちゃうんです(笑)。みね子は、純朴で一生懸命でまっすぐで、まさに私がえこひいきして解説しちゃうタイプなんです。

無我夢中で、よく覚えていないです(笑)

ご自身も先生役で登場しましたが、演じられた感想は?

無我夢中で、よく覚えていないです(笑)。セリフを覚えるだけでも大変だし茨城弁も意識しなくてはならない。今でもゲストランナーで5kmとか10kmを走りますけど、今回はセリフのことばかりが頭にあってとても速く走ってしまったら、筋肉痛になって湿布なんか貼っちゃいました(笑)。

私はこのシーンだけで大変だったのに、俳優の皆さんは本当にすごいですね。セリフを覚えるだけでなく、さらに表情や気持ちを作るために、心のひだを多く持つための生き方をしているでしょ。演じてみて、ドラマの見方がかわってきました。

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