Special 特集

トップページにもどる

ヒロイン 有村架純さんインタビュー2「“茨城でしか撮れない、土地の力。」

お母ちゃんが谷田部家を包み込んでくれている

谷田部家はどんな家庭だと思いますか?

とても仲がいいです。お父ちゃんやおじいちゃんはあまり多くを語らず、黙って働くという姿がかっこいいです。当時の男性はそういう方が多かったのではないでしょうか。 そんな中、お母ちゃんが谷田部家を包み込んでくれているという感じですね。お母ちゃんは決して肝っ玉母ちゃんではなく、すごくかわいらしい人です。当時の理想の母親であり妻であり、そんな人が家庭にいるから、みね子もちよ子(妹)も進(弟)もひねくれもせずまっすぐに純粋に育っているのだなと感じます。

最初の瞬間からみんな家族のような空気感

撮影現場の雰囲気はいかがでしょうか?

ちよ子役の宮原 和ちゃんと進役の髙橋 來くんが現場を常に癒やしてくれていて、私は2人と一緒にふざけて遊んでいる時間がすごく幸せです。稲刈りのシーンは9月の先行ロケで撮影したので、まだ家族の感じがつかめないまま撮影に入ったのですが、不思議と最初の瞬間からみんな家族のような空気感が出せていました。

お父ちゃん役の沢村一樹さんとのシーンは、それまでずっと曇り空だったのにその時だけ晴れたのをすごく覚えています。沢村さんの力はすごいなと思いました(笑)。お母ちゃん役の木村佳乃さんはすごく明るくて、いつもみんなに「おはよう!!」と元気に声をかけてくださいます。おちゃめでキュートで佳乃さんがそのままお母ちゃんになったみたいだといつも思っています。

  • ヒロイン 有村架純さんインタビュー2
  • ヒロイン 有村架純さんインタビュー2

何気ない会話のシーンがすごく好き

幼なじみの時子と三男はどんな存在だと思いますか?

小学生のころからずっと3人で一緒にいて、みね子にとっては家族のような存在です。相談したりけんかしたりいろんなことがたくさんあったはずで、だから大切で心から信頼できる2人です。私は時子役の佐久間由衣さんと三男役の泉澤祐希さんが大好きで、演じる時も休憩時間に一緒にいる時も遠慮もしないし自然体でいられます。茨城ロケでのバスの中のシーンや、何気ない3人の会話のシーンが好きですね。

私も地元に帰って友達と会うとすごく安心します。このお仕事を始める前の私を知っている人たちなので、当時の自分がよみがえってきますし居心地がいいです。幼なじみの存在は、自分の原点に戻れる場所だと思います。

  • ヒロイン 有村架純さんインタビュー2
  • ヒロイン 有村架純さんインタビュー2

ずっとそこにいたいと思ってしまう心地の良さ

物語の舞台は茨城ですが、撮影をしてみていかがでしたか?

東京にいると高いビルがあって人がたくさんいて情報があふれていて…そんな中で過ごしているので、目線の先に何もない茨城の景色の中にいると、こんなにも開放的で心がフワっと開ける感覚になるのだと改めて感じました。空気もいいですし、お芝居も自然と声が出てきます。五感が働きますよね。谷田部家として実際のおうちを貸してくださっている方もすごく優しくて、ずっとそこにいたいと思ってしまう心地の良さでした。

おじいちゃん役の古谷一行さんが霞(かすみ)がかった田んぼで稲刈りをしているシーンがあったのですが、それがとってもきれいなんです!そういう場所でしか撮れない土地の力はすごいですよね。

地元の方たちは優しくもてなしてくださったうえに、「こんな田舎を舞台にしてくれてありがとう」とお礼まで言ってくださるのですが、逆にこちら側が感謝の気持ちでいっぱいです。

  • ヒロイン 有村架純さんインタビュー2