
2010年1月16日。
“明日は震災の日か”と脳裏をかすめる中田勇治(森山未來)。出張のため新幹線で広島に向かう途中、思わず新神戸駅で下車してしまう。そんな勇治がホームで偶然、知り合ったのが大村美夏(佐藤江梨子)。三宮・東遊園地で行われる追悼のつどいに行きたいが、“決心がつかず、怖いのだ”という。
今は東京に暮らす二人には、誰にも言えず、抱えて続けてきた震災の記憶があった・・・
新神戸、三宮、御影、午前5時46分の東遊園地・・・
震災15年目の朝を迎えるまでの一晩の神戸の街を舞台に«語れずにいた想い»が不器用に、今あふれだす。