被爆65年~過去を見つめ、未来へ~平成22年「ヒロシマ」特集番組

テレビ番組

ふるさと発スペシャル「原爆棄民~韓国人被爆者の65年~」

7月23日(金) ●総合 午後8:00~8:43
(再放送)7月24日(土) ●総合 午前10:30~11:13 ※広島県内向けには高校野球中継の場合あり
中国地方向け

65年前、広島で被爆した人の中には、朝鮮半島から動員された多くの人々とその家族が含まれていた。戦後祖国に帰った人々は、長年、被爆者援護の恩恵を受けられずに亡くなっていった。

今も韓国に生きる被爆者は3000人、平均年齢は75歳を超えた。日本の占領・戦争の犠牲となった彼らの歴史は、ほとんど語られることなく消えゆこうとしている。 朝鮮人被爆者はいかに日本に渡り、8月6日を迎えたのか。そして戦後、日本は彼らとどのように向き合ってきたのか…。被爆65年、韓国併合100年の今年、国家のはざまでほんろうされ続けた人々の苦しみを見つめる。

ふるさと発
「原爆ドームを見つめた夏」~若者が問い直す ヒロシマの象徴~」

7月30日(金) ●総合 午後7:30~7:55
(再放送)7月31日(土) ●総合 午前10:05~10:30 中国地方向け
(再放送)8月7日(土) ●総合 午後10:24~10:49 中国地方向け

被爆65年の夏、原爆ドームにあらためて注目が集まっている。元安川からの建物の一部の引き上げや、被災前の姿のCG再現などのプロジェクトが始動。そんな中、広島市立大学の学生たちは戦後の様々な広島復興案を下敷きに、自らの平和都市模型を創作する。そこで彼らは当時の復興案のほとんどに「原爆ドームがない」という事実に出会う。平和祈念の象徴として疑わなかったドームは奇跡の残存の後、一時は保存の賛否も定まらず人々の多様な思いを背負い込んできたものだった。その歴史をたどりドームの意味に向き合う学生たちをみつめる。

ふるさと発スペシャル「はだしのゲンは終わらない 幻の続編からのメッセージ」

7月30日(金)●総合 午後8:00~8:43 中国地方向け(除く岡山)
(再放送)7月31日(土)●総合 午前10:30~11:13 中国地方向け

漫画家・中沢啓治さんが、自らの被爆体験を書きつづった「はだしのゲン」。全10巻で終了したこの漫画には、実は“幻の続編”が構想されていた。「本当に書きたい話は、ゲンが大人になってからだ」と語り続けてきた中沢さん。しかし去年、持病の白内障が悪化、繊細な線が描けなくなったことで断筆を余儀なくされた。手元に残る14枚の草稿をもとに、中沢さん自身の監修で、“幻の続編”を読み解いていく。被爆から65年、中沢さんが「これだけは伝えたい」と強く願うメッセージに迫る。

クローズアップ現代 あの日、きのこ雲の下で

8月5日(木)
●総合  午後7:30~7:56 8月6日(金) ●BS2 午前0:40~1:06 全国放送

原爆投下直後、広島の上空を覆った「きのこ雲」。それから65年が経っても、その大きさや範囲は、はっきりと分かっていなかった。 いま、新たな資料や最新の科学によって、その全容を解明しようという研究が広島で始まっている。浮かび上がってきたのは従来の想定をはるかに超える、巨大な雲の実像だった。きのこ雲から降った“黒い雨”による被害に苦しむ人々は、救済を拒み続けてきた国に対する訴えを強めている。

あの日、きのこ雲の下で何が起きていたのか。番組では研究データをもとに、きのこ雲の姿をCGで再現、被害の実態に迫る。

原爆投下を阻止せよ ~“ウォール街”エリートたちの暗躍~

8月5日(木) ●総合 午後10:00~10:49 中国地方向け

1945年、原爆投下をめぐり、アメリカ政府の中では賛否両論が激しくせめぎあっていた。反対する一派は、実は「人道的」理由だけでなく、「アメリカ巨大企業の利益=アメリカの国益」という経済的な計算から動いていたのだ。戦前からの日本への投資の回収・戦後の経済進出をめざし、原爆投下がその妨げになることを恐れる一派と、巨大企業とは無縁で日本を徹底的に叩こうとした強硬派の対決。最終的にトルーマン一大統領を引き込んだ強硬派が勝利し、戦後、反対派は密かに、日本の反米・反核アレルギーの一掃に全力を尽くすことになる。今回見つかった資料をもとに、暗躍する両者の動きを追跡、原爆投下に至るプロセスとその後を、新たな視点で見つめ直す。

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