2020年07月31日 (金)被爆75年を広島から考える~ラジオで解説します


NHK広島放送局放送部長の安達宜正です。

広島市の平和公園は

真夏の太陽が照り付けるなかで、

8月6日・原爆の日の式典に

向けた準備が進められています。

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広島市の松井市長はきょう記者会見し、

ことしの平和宣言について、日本政府に対し、

核兵器禁止条約の締約国となるように

求める考えを示しました。

 

 

 去年は

「日本政府には唯一の被爆国として、

核兵器禁止条約への署名・批准を求める被爆者の思いを

しっかりうけとめていただきたい」

として、

被爆者の思いを受けた間接的な表現に

とどめていましたので、

より踏み込んだ表現となる見通しです。

  

ことし2020年は被爆75年というばかりでなく、

世界平和都市首長会議が

「地球上のすべての核兵器を解体し、

核の恐怖から解放された平和な世界を目指す」

とした年ですが、

現実を見渡すと、

核軍縮が進んでいるかと言えば厳しい状況です。

アメリカのトランプ大統領は

今月、ロシアや中国に対し、

核軍縮に向けた協力を呼びかけました。

しかし、その一方で、

広島・長崎への原爆投下につながった、

1945年7月16日の原爆実験について、

「第2次世界大戦の終結につながり、

世界に前例のない安定をもたらした、

すばらしい偉業だ」

と述べました。

原爆を投下した国、かつ現在でも

核大国・アメリカ大統領の発言です。

 多くの被爆者に衝撃が走りました。

 

 

世界各国は

ことし1月現在、1万3400発もの

核弾頭を保有しています。

非核保有国が中心となって、

2017年に国連で採択された、

核兵器禁止条約。

現在40か国が批准し、

あと10か国で発効します。

被爆地・広島市長がより踏み込んだ発言を行えば、

国際社会に対する、積極的なメッセージに

つながるという期待も出ています。

  

さて、NHK広島の被爆75年関連番組。

「れいわのへいわソングFROM HIROSHIMA」

放送を前に、

まもなくテレビやSNSでもPR動画が流れます。

セクゾ君たちの場面がありますので、

セクラバのみなさんばかりでなく、

多くの方に楽しんでいただければと思います。

番組制作にあたって、

久しぶりにセクゾ君たちと

お会いしました。

大人になった彼らと、

思い出話やお互いの近況、

大好きな犬の話、

そして広島・原爆について話しました。

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メンバー全員が

リニューアルされた原爆資料館を

訪れてみたいと話していました。

広島局の放送部長としては心強い限りでした。

  

「れいわのへいわソング」の放送は

▼中国地方向けの放送は8月6日の総合テレビで午後7時30分から、

▼全国放送は総合テレビで9日午後3時5分からです。

 

また、3日午前7時40分からの

ラジオ第一放送で中国地方向けの「おはよう中国」では、

 「被爆75年を広島から考える」として、僕が解説します。

 

この番組でもセクゾ君の「MELODY」をかけることにしました。

若い世代と一緒に広島を、原爆を考え、

「れいわのへいわソング」につなげたいという考えからです。

NHKのネットラジオ「らじるらじる」でも放送します。

  

全国のみなさまも、

地域を広島にあわせていただき、

一緒に考えていただければと思います。

 

adachibucyou4.jpgのサムネイル画像

投稿者:☆更新スタッフ | 投稿時間:15:00


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