2019年06月19日 (水)苦戦の交流戦に活路は?


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交流戦のここまでの成績ですが、

3勝7敗、1引き分けで

ここまで最下位です。

まずカードの初戦が

勝てませんでした。

やっぱりどうしても接戦というか

打線の繋がりがない中で

勝ちきれない、

そういう試合が多いなという

感じがしますね。

やっぱりポイントは打線、

今年の交流戦を見る限りでは

投手より打線でしょうね。

ちょっと元気ないですね。

交流戦に入って

振るわない状況が続いて

チーム打率は2割5厘、

こちらも12球団最下位です。

 

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このチーム打率がやはり得点力を下げて、

こういう競り合いの試合を

なかなか勝ち切れないという

結果になっていると思います。

 

特に、13日の日本ハム戦、

この試合2対2で引き分けだった試合です。

1回に1点を先制したのですけれども、

そこから無死一塁二塁で

4番の鈴木選手から3者連続、

安打が出ませんでした。

1点取ったあと本来打線の良いときは、

ここで一気に得点を取りますが、

やはりこの打線の不調というのが

この1回から出ましたね。

そして終盤の延長10回、

無死満塁のチャンスだったのですが、

ここで菊池選手、

バティスタ選手が

連続サードゴロで倒れました。

このあと押し出しの四球で

1点勝ち越したのですが、

西川選手がさらに続くことはできず、

突き放すことができませんでした。

特に不振が目立つのがバティスタ選手です。

5月は絶好調で

コンパクトにセンター中心に打ち返し、

本塁打も出ていました。

しかし、交流戦ではボール球を振ったり、

力み過ぎ・気負い過ぎたりで、

どちらかというと引っ張りに入り過ぎ

というイメージになっています。

もうタイミングの取り方、

ボールの捉え方も良くないですね。

そういう状況の中、

16日の楽天戦でチームは

打順を大幅に組み替えました。

 

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バティスタ選手を3番から7番、

西川選手3番、會澤選手5番

という形にしましたね。

その組み替えが功を奏したというか

組み替えたこの3人が結果を残しました。

バティスタ選手は

好投手の岸投手から

適時二塁打2本を打ちました。

チェンジアップでしょうけど変化球を

しっかり呼び込んでためて打っています。

こういう我慢ができるようになると

バティスタ選手も結果が出るしょう。

そして決勝点を挙げたのは

3番に入った西川選手。

低めのボール球を打って

西川選手らしい安打でした。

非常にストライクゾーンが広い打者です。

普通であれば、安打にならないような球でも

安打に出来ますから、

この先、状態を上げてほしいと思います。

 

5月から固定していた打順を

思い切って変えて結果が出ましたので、

この先、恐らくこういう打線で行くのかな

と思います。

打順のつながりの中で一番を打つ打者、

何と言っても下位にいる田中選手、

この辺りの打者の復調が

必要になってくるでしょうね。

バティスタ選手は、

当面は7番を打っても良いかもしれません。

状態が上がれば

また戻すことを考えてもいいと思いますね。

そうなるように状態を上げていってほしいですね。

 

続いては、投手陣についてです。

改めて思うことは

パ・リーグの打者が怖いくらい強力ですよね。

思い切りの良いしっかりしたスイングをする打者が

多いですからね。

西武戦では、

山川選手にホームランを打たれました。

パ・リーグにはしっかり芯で球を捉える、

そしてボールを飛ばす打者が結構いるんですよね。

そして楽天戦、

これは思い出したくもない方も多いとは思いますが、

8本の本塁打を打たれました。

まさか床田投手が打たれるとは思いませんでしたが、

これくらい思い切りの良い打者がいますので、

投手は考えなきゃいけないでしょうね。

いかに低いゾーンに投げきるか

ということも必要でしょうね。

交流戦に入ってから先発投手が苦しんでいるのは、

やっぱり序盤に点を取られるケースが

非常に多いからだと思います。

 

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初回立ち上がり点取れるケースが多いです。

初回に失点した試合ですが、

この辺りの入りですよね。

まず先発投手、

初回序盤をしっかり抑えて投げていい流れを

作るということも必要でしょうね。

1回に失点した試合は

5試合で1勝4敗という結果になっています。

勝つためには出だしでつまずかないように

というのが大事なんですね。

 

 

そして、先発とかわってリリーフ陣なんですが

リリーフの方は好調です。

 

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内容もいいですね。

そこに中村恭平投手が入ったというのは

非常に大きいですよね。

今リリーフ陣が再編中ということで

9回の抑えを託されてきた中﨑投手が

流動的な起用になって、

8回までを中村投手、

一岡投手、レグナルト投手でつないで

最後はフランスア投手。

当面はこのメンバーで

試合の後半を戦うことになると思います。

非常に内容は良いですからね。

 

特に好調な2人、

左投手の中村恭平投手と

レグナルト投手です。

まず中村投手ですが

17試合連続で無失点。

非常にすばらしい投球をします。

直球も150キロ以上投げますし、

なんと言っても打者に向かっていく気持ち、

そしてマウンドでのそのパフォーマンス、

そして自信ですよね。

本当に成長しましたね。

勝ちパターンにしっかり入ってきました。

もう内容も伴っていますね。

安定した投球で安心して見ていられますね。

 

そして新加入のレグナルト投手は

防御率0.27です。

新加入の外国人、

レグナルト投手も非常に好投しています。

このハンマーカープ。

これを有効的に使いますよね。

そして直球の勢いもありますので、

安定感の高い投球ができています。

 

抑えについてですが、

昨年から力を持っている投手、

そして結果を残したなかで

中﨑投手不調の現在、

一番適しているのが、

フランスア投手だと思います。

しばらくはフランスア投手を抑えとして

起用すると思います。

これまで7回・8回投げていた投手が

9回を投げるとなると

精神的に難しいところもありますけども、

何とかそれを乗り越えて

しっかりした投球をしてほしいと思いますね。

 

今後の日程も見ていきましょう。

 

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ホームに帰ってきましたね。

マツダスタジアムで18日から、

ロッテ、オリックス、

そして雨で中止になった楽天との試合が

1試合残っています。

ロッテ、オリックスは

パ・リーグ下位のチームですが侮れません。

油断してはいけません。

やはり地元で戦うわけですから

明らかにカープに分があるという中で、

この6試合というのをなんとかいい形で、

勝ち越しして欲しいなと思いますね。

とりあえずこの地元での6試合、

いい形をとって、頑張ってほしいですね。

理想は全部勝ってくれれば、

プラスになりますからね。

そのぐらいの勢いで。

その中でもカードの初戦を

いかに勝つかこれは大事だと思いますね。

では順位表を確認しておきましょう。

 

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セ・リーグ全体で言いますと、

巨人は徐々に上がって来てはいますが、

カープはまだ首位です。

だから慌てる事はなく、選手は慌てず、

しっかりとした自分たちの力を出せるような状況で

準備してほしいです。

2位以下の事は考えずに

カープの今の状態をいかに立て直すか

これが大事だと思いますね。

自分たちのやるべきことを

しっかりやるように、

個々の選手がやる事が大事だと思います。

まずは初戦ですね。

これからの巻き返しに期待したいです。

 

投稿者:☆更新スタッフ | 投稿時間:12:40


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