2019年04月03日 (水)開幕3連戦を振り返って
いよいよプロ野球が開幕しました。
待ちに待った開幕ということでワクワクしますね。
選手達も期待と不安という中でスタートするでしょう。
巨人との開幕3連戦の試合内容を振り返ります。
まずは3月29日(金)、
5対0と完封勝利で好スタートを切りました。
その後が2対5、3対6と負けて、
開幕戦では6年ぶりの負け越しとなりました。
初戦を大瀬良投手で良いかたちで勝って、
この勢いでという中で、
2戦目、3戦目を落としたということは
カープにとっては痛いですよね。
大瀬良投手が良かったので、
この勢いで良いスタートを切りたかったでしょうね。
巨人にとっては苦手のマツダスタジアムですが、
逆にマツダスタジアムでも
カープに勝てるという雰囲気をつくらせてしまいましたね。
ここで、先発投手を見ていきましょう。
大瀬良投手は8回無失点、大役を果たしました。
一方で2戦目、3戦目は床田投手、九里投手、
大崩れはしませんでしたが、途中で降板しました。
ポイントは、「先発投手陣」対「丸選手」です。
まずは、大瀬良投手。
4打席連続三振と完璧に抑えました。
初の開幕投手ということで緊張もあったと思います。
1打席目、カットボール、ハーフスイングで三振。
これは狙い通りですよね。
そして2打席目、外角からのカットボール。
さすがの丸選手も打てませんでしたね。
3打席目、一変してカーブ。
球種を変えました。三振。
4打席目、中盤になって疲れがあるところで外角の直球。
4打席全てコースと球種が違う投球で三振を取りました。
大瀬良投手、完璧な投球で丸選手を抑えたのは
非常に大きかったですよね。
終盤まで1対0でしたが、
その1点を守ることよりも打者を攻める投球ができたことが
良い結果となりました。
次に2戦目の「床田投手」対「丸選手」です。
今年非常に期待される左腕の床田投手。
立ち上がりは良い投球で1打席目、三振を取ります。
これで丸選手は5打席連続三振になります。
丸選手も上体が崩れています。
ただ、この後です。
ストライクが入らない、
攻めきれないということで
四球を出してしまいます。
この四球から結果的に失点につながってしまい、
状態の良くない丸選手を攻めきれなかったということが
少しもったいなかったですね。
あまり状態が良くないなかで、
四球ということは100%塁に出すわけですから
もう少し攻めてほしかったですね。
そして九里投手です。
3試合目5回、
九里投手も期待されている先発投手ですけれども、
丸選手にとっては移籍後、初安打。
内角寄りのやや甘めに来た球、
初安打を打たれますけど、
丸選手も良い打者ですから、
1本ぐらい打たれますけど、
状態が悪い丸選手だけに、抑えたかったですね。
開幕して3試合だけですけど、
負け方がカープらしくなかったかなという感じですね。
無駄な四球からの失点、自らの失点、
そのあたりをしっかりしていかなければならないでしょうね。
打線についても見ていきましょう。
注目だったのは、
丸選手が抜けた3番を誰が打つのかということです。
緒方監督も固定は出来ないとおっしゃっていました。
この3連戦はこうなりました。
1戦、2戦は西川選手、3戦は野間選手。
3番が固定できないことで、不安定な部分もあります。
1戦、2戦の西川選手、状態が良くないということで、
3戦目は状態の良い野間選手を起用しました。
西川選手は2試合8打席で1安打。
バットコントロールが非常に良い選手ですが、
やはり、本来の打撃ができなかったということで、
安打は出ませんでした。
その中でなんとか西川選手を3番でという思いでしたけど、
このまま3番を打たせることは出来ないということでしょうね。
切り替えざるを得なかったという感じですね。
その中で、1戦、2戦と野間選手は
マルチ安打を打っていますので、
状態の良い選手を3番に持ってくるとういことで
野間選手となりましたね。
野間選手、オープン戦は状態が悪かったのですが、
きっちり開幕に合わせてきました。
持ち味を十分に生かした打撃も出来ますし、
なんと言っても野間選手の足を生かせますので、
バットコントロールも良く状態も非常に良いです。
俊足で好打ですから出塁するイメージも強いと思いますが、
1,2番はなかなか変えられませんから、
3番を野間選手ということになるでしょうね。
この後のシーズン、
状態が悪いから変えるということでは、困るんですよね。
誰を使おうかなということになってもらわないと困りますよね。
野間選手はこのまま良い状態をキープする、
西川選手は良い状態に上げていってほしいと思います。
次に、カープファンが最も気になっていた長野選手です。
守備からの出場になったのですが、初打席、大歓声でした。
途中出場で初打席、緊張したでしょうね。
当たりは良くありませんでしたが、
ヒットゾーンに球をうまく運びました。
本人はこれで一安心でしょう。
私達も嬉しかったですね。
ホームゲームで打席を経験できたことは
大きかったと思います。
安打も出たということで、
この先どんどん状態を上げていってほしいですね。
活躍してもらわなければいけませんから。
チームの今後の課題は、
やれるべきことをしっかりやる。
犠打の失敗もありましたね。
無駄な四球も減らす。守るべきところは守る。
こういう野球をしていかないと負けに繋がるのではないかと
思います。
打つ方では、田中広輔選手、鈴木誠也選手、野間選手と
状態の良い選手がいますので、
カープの特徴である打線の繋がりを掴んでほしいと思います。
これからの試合も、
何事もスタートが肝心ですから、
カープの良さを出して勝ち越してほしいですね。
投稿者:☆更新スタッフ | 投稿時間:19:00