2022年06月30日 (木)秋山翔吾選手 カープ入団会見


プロ野球・カープに入団した秋山翔吾選手が広島市内で記者会見をしました。
その一問一答です。

 

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【入団会見】

―入団した今の気持ちは

アメリカの挑戦というかプレーが終わったあとに、いろんな球団の方と話して、こうしてカープにお世話になることを決めて、この日を迎えられたことにまずはホッとしています。

 

―カープへ入団した理由は

やはり選手としてまだまだ長くやりたいという思いと、鈴木球団本部長から2000本という言葉が、個人の思いとして持っていましたけど、フロントの方からそういう言葉が出てきたことをうれしく思いました。

 

―セ・リーグへの挑戦

DHがないということもあるので、打線のつながりとか、守り方も変わってくると思う。交流戦でそういう戦い方もしましたけど、年間通していままでしたことのない経験ができるのではないかと思っています。

 

―カープの印象は

街をあげてというか、選手もそうですし、ファンの方も含めてタフなチームだなという印象を持っています。

 

―マツダスタジアムの印象は

やはり敵チームからすると、これだけ赤いチームカラーがそろうのはかなり圧力も感じましたし、それがビジターで見るのとホームのチームとして入るのでは、また景色が変わるかなと思います。

 

―カープで親交のある選手と連絡は取ったか

カープでやると決めたあとに會澤翼選手とか、菊池涼介選手とか、田中広輔選手とかに先に連絡させてもらって。セ・リーグもそうですし、西日本という場所にあまりいままで縁やゆかりがないので。知らないこともあるので、いろんなところでサポートしてほしいなというのもあって、これからよろしくと先に連絡しました。

 

―自身の打撃について

僕自身、どのチームに入るにしても自分にやるべき仕事は出塁だと思っていますし。カープの選手の数字をみても安定して打っている選手が多い。このタイミングで入団することになりましたけど、もう1回しっかりとレギュラーを獲るということ。その中でどの打順でも前後の選手とコミュニケーションを取ったり、いろんなものを共有してやっていきたいなと思います。

 

―2000安打の達成に向けて

メジャーでやらせてもらったときに安打を積み上げることがなかなかできなかった。新しい環境になりチームでやるということに対して、そんなに簡単に積み上がるものではないと思っていますけれども、個人の目標としてはそういう数字も持ちながらやりたいと思っていますし、先ほど松田オーナーと初めてお会いさせていただいたときに、ボロボロになっても2000本を打ってくれと言われたので、鈴木球団本部長も含めてそういう言葉をいただけたというのは会見の直前ですけれどありがたいなと思いました。

 

―今後の調整は

6月頭にアメリカでコロナになっていて、リリース(退団)が決まるまでの間は直前まで合流できなかったですし、合流しても試合に出ずに本当に軽い練習の方がいいのではないかという中でやっていた。そのあとすぐの帰国になりました。いろいろと向こうで事情もあったりして、日本に帰ってきてからも、ふだんの練習量は確保できていなかったので。そのへんは、どれだけあれば、状態が戻るのかはまだ分からないですけれども、とにかく焦らないでいいという言葉に甘えずに、しっかりとしたものを早く取り戻せる準備だったり、気持ちのコントロールをして、チームに合流したいと思います。

 

―チームは若い選手が多い

まずは試合に出られる準備をするところが一番になってくる。自分から積極的に教えるということには、それは時間がかかる。それをやっている状況かと言われると、それどころではない状況が出てくると思う。その中でも一緒にプレーしたりとか練習したりとか、聞かれたりしたことに関しては、どんどん応えていくつもりはあります。

 

―広島の街の印象は

コロナの状況なので、なかなか簡単には外に出られないということになると思いますけれども、駅が近くにあったりとか、駅が球場の脇にしっかりあるというのは、カープとファンとの浸透具合だったりを感じますし。いろんなところで声をかけられる回数も出てくるのではないかと思いますけど、そこにしっかりと応えられるようにしないと、結果を出してのスポーツなので。それは厳しい声も当然出てくるでしょうけど、それを温かく見守ってくれるファンであり球団ではないかなと思います。

 

―カープファンへ

まずこれから秋山翔吾という選手がどういうことができるのか、どういうふうにやっていくかをしっかりみてもらいたいですし、獲ってもらった以上、しっかりとしたプレーを見せて歓声をもらう、拍手をもらいたい気持ちはすごくある。それは早く、そして長くやれるようにやっていきますので、これからこういう選手なんだと知ってもらいたい。



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投稿者:☆更新スタッフ | 投稿時間:15:30


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