2021年07月06日 (火)大雨から命を守るために①


きょうで、西日本豪雨(平成30年7月豪雨)から3年です。

ことしも大雨シーズンに入り、土曜日には熱海で土石流が発生しました。

行方の分からない方々の一刻も早い救出をお祈りします。

 

熱海の映像を見て、3年前の中国地方のことや、

平成26年の広島市土砂災害を思った方も多いのではないでしょうか。

私も映像に衝撃を受けつつ、いろいろなことを考えました。

地盤の違いや今後検証が必要なことはあると思いますが、それは抜きにしても

急斜面を勢いよく流れ下る、同じ「土石流」はこれまで中国地方でも度々発生してきました。

otenki20210706.jpg

狭い陸地に中国山地がそびえ平地の少ない中国地方は、土砂災害の危険が全国的に見ても多い地域です。

もちろん、川の被害もあります。

 

そして、梅雨の終盤は特に怖い季節。過去に中国地方で起きた主な大雨をまとめました。

7月にはたびたび大雨被害に見舞われています。

otenki20210706a.jpg

大雨から身を守るためにどうするか、

自分でできることを増やしておかなくてはいけないと改めて思います。

それを一気に全部書くと長くなるので、きょうから何度かに分けてお伝えしようと思います。

 

【① 大雨警戒レベルについて】

自治体からの避難情報などがわかりやすいように、

西日本豪雨の後から「警戒レベル1~5」の数字が発表されるようになりました。

これは、もうご存じの方が多いと思います。

otenki20210706b.jpg

警戒レベル4「避難指示」が出たら、危険な場所にいる方は全員、安全確保できるところに避難です。

移動に時間がかかる方や、安全な避難場所まで遠いという方などは

もう一段手前のレベル3「高齢者等避難」で動くのが良いと思います。

この情報は決して、ご高齢の方だけに向けた呼びかけではありません。

 

それから、この警戒レベルは

自治体から出る避難の呼びかけだけではなく、気象庁から出る情報などにも対応しています。

下の図でいうと右の2列、「雨の情報」や「川の情報」です。

otenki20210706d.jpg

例えば、大雨警報が出たらレベル3に相当。

「土砂災害警戒情報」が出た地域は、レベル4に相当します。

 

今回、熱海市には土砂災害警戒情報は出ていたものの

自治体からの呼びかけは「高齢等避難」までで、「避難指示」は出ていませんでした。

それについては今後検証・改善されると思いますし

今回は「自分でできること」を増やすという視点でお話ししたいと思います。

 

多くの場合、自治体からの避難情報よりも先に「雨や川の情報」が出ます。

山や川の近くにお住まいの方は特に意識していただき、自主的に安全確保することをお勧めします。

例えば、自治体からの避難指示がまだ出ていなくても、

土砂災害警戒情報が出たらご近所の安全なお宅へ身を寄せさせてもらう、など。

ご自身や、大切な人の命を守るためには

受け身ではなく積極的に動くことがカギになると思うのです。

 

今後は【キキクルについて】、【どこに逃げるか】、【空振りについて】などお伝えしたいと思います。

投稿者:かつまるきょうこキャスター | 投稿時間:10:21


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