2016年12月12日 (月)おてがみ

私が小学生の頃に亡くなった祖母の

持ち物を整理していたところ、カバンの中から出てきたそうです。

字も中身もめちゃくちゃな手紙ですが、

長い間、きれいに大切に取っておいてくれたんですね。

昔の小さな自分に出会えたような気分でした。

私は昔から字を書くのが嫌いではなく

友達などと手紙のやり取りをしょっちゅうしていました。

でも最近はメールがほとんど。

相手の字を見ることが少なくなりました。

それに気付いたのが、先日、久しぶりにお便りをもらったとき。

「勝丸恭子様」と書かれた、繊細な縦長の字がとても懐かしくて

一気にその相手のことを思い出しました。

年賀状の季節。

いつも一言添えるようにはしていますが、

私を思い出してもらえるような字で、私らしい言葉を選びたいなと思います。