2016年02月23日 (火)知る
8月20日の土砂災害をきっかけに始めた
「災害の歴史を知る」シリーズ。
毎月20日前後の放送は、きょうで15回目でした。
きょうは、春の嵐による被害をお伝えしました。
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これは、大正3年の新聞記事です!
100年も前の新聞ということになりますね。
少々難しい文体ですが、興味しんしんで読みました。
大正時代の人たちが見ていた物を、今自分も見ているのか…という不思議な感覚。
それに、本を読んだりするのとはまた違い
現実に起きたことなんだという実感がより湧いてきます。
この記事に書いてあるのは、3月6日の暴風雨による被害です。
日本海で低気圧が発達し、南風が強まったようです。
春一番が吹くときのような気圧配置でした。
春一番というのはもともと、漁師さんたちが警戒して呼んだ風の名前。
ことしも、全国的にはけが人が出たり交通機関が乱れたりしましたよね。
春は、風が強くなることが多い季節なので要注意です。
防災においては、危険な場所や起きうることを「知る」ことがとても大切です。
風だけでなく、春・夏…と季節が進むにつれて雨による災害も心配な時期になってきます。
その前に、改めて知っておきませんか?
広島県が新しく作ったホームページが、カラフルで見やすいと思います。
避難所の検索など役立つ情報はもちろん、
みんなで減災推進大使として任命していただいた私たち気象キャスターのコメントも(*^_^*)
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投稿者:かつまるきょうこキャスター | 投稿時間:19:21