「手紙(レター)、キミに伝えよう」
2020年08月06日(木)
こんにちは。漆原輝です。
きょう、8月6日。
広島は被爆75年を迎えました。
被爆直後「75年は草木も生えぬ」と言われた広島。
いまこのように緑と川に囲まれた豊かな広島の街で暮らしていると、
復興に尽力した広島のみなさんのたゆまぬ努力に感謝すると同時に、
二度とあの戦争、原爆の悲劇を繰り返してはならないと、
私自身、改めて強く感じさせられました。
私は現在、8月10日(月・祝)にラジオ第1で放送予定の
被爆75年ラジオ特集「手紙(レター)、キミに伝えよう」の準備を進めています。
被爆者の方々が、
あの日のことやその後の暮らしについてしたためた「手紙」を、
高校生たちが若い感性で向き合い、真剣に朗読をしてくれました。
参加してくれたのは広島や長崎の高校生33人。
収録した朗読は、今年の春から「おはよう中国」や「コイらじ」の中で紹介してきました。
その集大成となるラジオ特番がいよいよ放送です。
放送まで残すところ数日となり、番組の準備も大詰めを迎えています。
どの朗読もすばらしく、
およそ2時間の番組の中で、どのように皆さんの声を聴いていただくか、
最後の最後まで頭を悩ませています…。
さらに番組では、
朝ドラ「エール」の主人公のモデル古関裕而さんが、
広島の復興を願って作曲した「歌謡ひろしま」もご紹介。
広島の高校生のピアノと歌でお届けします。
伴奏に使うのは被爆ピアノです。
先日、NHK広島のスタジオで収録しました。
ラジオの放送ですが、本格的なセットで収録!
高校生たちは緊張しながらも、気持ちを表現してくれました!
収録した「歌謡ひろしま」は、
8月7日(金)午前11時30分から総合テレビで放送している
「ひるまえ直送便」の中でもご紹介します。
さて、10日に放送する
被爆75年ラジオ特集「手紙(レター)、キミに伝えよう」。
番組のゲストは、
モデルでコメンテーターとしても活躍をするトラウデン直美さんと
広島市在住のシンガーソングライターのHIPPYさんです。
番組ではみなさんからのメッセージをお待ちしています。
朗読を聞いた感想や番組へのご意見などをお寄せください。
↓メッセージはこちらから送ることができます。
https://forms.nhk.or.jp/q/GZ3F3ZZO
また、Twitterでのつぶやきもお待ちしています。
ぜひ「#キミに伝えよう」をつけて、つぶやいてください。
頂いたメッセージやつぶやきは番組の中でご紹介させていただきます。
被爆75年ラジオ特集「手紙(レター)、キミに伝えよう」
放送は、8月10日(月・祝)の午後8時5分から午後9時55分の予定です。
ぜひお聞きください!!