2017年03月16日(木)
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『視覚障害ナビ・ラジオ』ディレクターの遠田恵子です。
19日の視覚障害ナビラジオは、視覚に障害のある子どもたちが書いた詩や作文を、本人の朗読で紹介する「つぼみみつけた」のスペシャルでお送りします。
木のぬくもりあふれる教室に響く、子どもたちの元気な声。その様子をオノマトペであらわすとしたら、キラキラ、ワクワク、ドキドキ、きゃっきゃ…そんな感じでしょうか。岐阜県立盲学校の「俳句を楽しもう」という授業のひとコマです。
自分の気持ちにぴったり合った「季語」を探す場面では、大人では多分気づかないだろう言葉を次々に発見する子どもたちに、驚いたり感動したり。言葉の生まれる瞬間に立ち会えた喜びがありました。
新作に加えて、これまで放送した作品もいくつか紹介。詩や短歌、作文、俳句など、いろんなかたちで届く子どもたちの胸の内に、スタジオゲストの詩人・工藤直子さんも、「いやあ、楽しい!」と大絶賛でした。
工藤さんと言えば、「のはらうた」のファンも多いでしょうね。「ちっちゃいお友だち」の熱意にこたえて、原っぱの仲間の詩をいくつか朗読して下さいました。
子どもたちの詩と工藤さんの詩と。呼びあっているような不思議な温かさがありました。「つぼみみつけたスペシャル~今日もことばの花が咲く」、子どもたちが咲かせた言葉の花束をどうぞ受け取って下さい!
2017年03月13日(月)
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3月2日放送(3月9日再放送)
WEB連動企画“チエノバ”「ネット依存」
3月のチエノバは、現代社会に潜むネット依存について考えました。ゲストには、依存症患者の声に25年間以上向き合ってこられた大石雅之さん、依存症当事者だった田中紀子さん、石徹白未亜さんをお招きし番組を放送。生放送後、ゲストの方々に「ネット依存」について改めてお話をうかがいました!
(左)田中紀子さん 当事者やその家族の支援を行う団体の代表。自らもギャンブル依存・買い物依存を経験
(中央)大石雅之さん 依存症専門の精神科クリニック院長。様々な依存症当事者と25年以上向き合う
(右)石徹白 未亜(いとしろ・みあ)さん 5年前ネット依存を経験。当事者の取材や自身の経験を元にした記事の執筆に取り組む
――今回の“チエノバ”では、「ネット依存」について考えました。「ネット依存」は「趣味」なのか「依存」なのかの判断がつきにくいように感じましたが、そこから抜け出すためにはどうすればいいですか。
大石 : もし自分が重い依存だと思ったら、短期間でもいいからネットから離れられると、冷静に考えられるようになります。やりながらだと難しい人もいる。2~3週間離れることができたら、それは非常に難しいかもしれませんが、それをきっかけに頑張れることもあります。
――具体的な治療法は、何かあるのですか。
大石 : 1番いい治療は、集団精神療法や認知行動療法が良いといわれています。ただ、あまりやっているところが多くないので、そういう病院をさがすのに苦労されると思います。そもそも治療自体が依存症の中では1番新しいほうに入ってくるので、全国どこにでもあると言いにくいのですが、例えば「久里浜医療センター」のホームページに全国の治療機関が掲載されていますので参考にされてはいかがでしょうか。
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2017年03月08日(水)
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3月2日放送(3月9日再放送)
WEB連動企画“チエノバ”「ネット依存」
WEB連動企画”チエノバ”を 3月2日の生放送をもってご卒業された久保純子さん。
2014年からはじまった初回放送よりレギュラー出演者として、数多くの当事者の声に耳を傾けて頂きました。今回は久保さんから、3年間を振り返りながらのメッセージが届きました。
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2017年03月07日(火)
- 投稿者:出演者
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WEB連動企画"チエノバ"コメンテーターの荻上チキです。
2016年、芸能人やスポーツ選手の薬物問題についての報道が相次ぎました。
中には薬物依存症への偏見や誤解を助長する内容も少なくないと感じました。
そこで、薬物報道のあり方について、専門家や当事者の方々と議論を重ね、次のようなガイドラインを作りました。
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2017年02月22日(水)
2月22日放送の「介護百人一首 2017 公開収録 その二」のなかで紹介した短歌を、その詠み手やご家族の写真とあわせて掲載します。
(番組で紹介した順です)
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2017年02月21日(火)
2月21日放送の「介護百人一首 2017 公開収録 その一」のなかで紹介した短歌を、その詠み手やご家族の写真とあわせて掲載します。
(番組で紹介した順です)
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2017年02月15日(水)
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2月9日放送(2月16日再放送)
WEB連動企画“チエノバ”「暮らしと憲法」
『ハートネットTV』では、1・2月に4回にわたり様々な暮らしの現場から「憲法」について考えてきました。2月のチエノバは、その総まとめ!憲法学者の南野森さんをゲストに迎え、みなさんのご意見をもとに番組を放送。
収録後、まだまだ話足りないコメンテーターの荻上チキさんと憲法学者・南野森さんにお話をうかがいました!
《左:憲法学者・南野森さん プロフィール》
九州大学法学部教授。憲法や社会の問題についてツイッターでも積極的に発信。
《右:荻上チキさん プロフィール》
評論家。ニュースサイト「シノドス」編集長。メディア論をはじめ、政治経済や福祉、社会問題から文化現象まで幅広く取材し分析。
――番組では、いつものように「憲法」についてカキコミの募集を行いましたが、いつもよりカキコミの数が少ない印象を受けました。それは、普段暮らしている中で「憲法」に対し距離を置いてしまっていることを象徴しているように感じますが、いかがですか。
南野 : その通りだと思います。「憲法」は、困っている時に直接、身近で助けてくれるものではないんですよね。直接助けてくれるのは役所や法律、行政ですので、生活する中で実感として掴めていないんだろうなと思います。だけど、憲法は目指す理想像や理念を語っているので、憲法がなくては困る、ということは理解してほしいですね。
荻上 : 人は生きているうちにいろんな当事者になっていく。高齢者になる、病気になる、親になる、年を重ねていくうちに障害者になるかもしれない。あるいは、当事者の家族、LGBTや障害のある子どもの親になるかもしれない。そういう風に何かの当事者にどんどんなっていく中で、当事者性を生き「より豊かに暮らしたい」「幸せになりたい」と考えていく時に、ようやく社会の仕組みを知っていくと思うんです。そこで、当事者の権利がどれぐらい満たされているのかを考える上で、憲法の掲げている社会がどういうものなのかを知る機会が必ず訪れます。そうしたタイミングが来る前に「憲法」のことについて考えていても急ぎすぎていないと思うんです。もし、当事者じゃなかったとしても「友だちや家族が当事者になっていたらどうだろうか」という観点から憲法や法律を巡る議論をウォッチして欲しいと思いますね。
南野 : 僕も同感ですね。大学でLGBTのことを学生に話すと「自分たちは差別しない」と言うけれど、すぐ、「自分の周りにLGBTの人はいないし、自分もLGBTじゃない」、となって、どこか他人事になるんですよね。そこで多くの人は止まっちゃうんだけど、チキさんがおっしゃったように、将来、異性愛者と結婚し、子どもが生まれたとして、その子どもがLGBTかもしれない。そういうちょっと一歩先の想像力を持つと、少数者の問題についての見え方が変わってくると思うんです。だけど、憲法にそれがどう繋がるかは、もうワンクッションもツークッションもあるので、なかなか難しいところですね。
荻上 : LGBTでいうと当事者が周りにいないというのは、確率的に言えばあり得ないんです。ただ自分にカミングアウトされていないだけで、近所や学校のクラス、サークルにいたりする。でも自分の親密圏に入ってこないと、その先にある公共の問題として考えられない。大人になっていく過程で親密圏にない問題でも、公共の問題として考える想像力を身につけることは、政治に対しても、よりたくましく考える事ができるようになると思うので、いろいろと想像力を膨らまして欲しいですね。
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2017年02月15日(水)
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介護にまつわる思いを短歌に託して詠む「介護百人一首」。
今年、寄せられた短歌は、12,108首。
「先生」と私のこと呼ぶおばあちゃん私にとっては「大先生」
両親にできる最後の親孝行それはきっと笑顔で介護
真夜中に大きな声で七つの子歌い出したり母は百歳
13年目を迎えた「介護百人一首」。
回を重ねるごとに大きな感動を呼び、全国から多くの短歌が番組に寄せられるようになりました。
今回も様々な介護をめぐる喜びや苦労、切なさや希望などを詠んだ歌が集まりました。
以下の日程で放送です。
2017年2月21日 介護百人一首 2017 公開収録 その一
2017年2月22日 介護百人一首 2017 公開収録 その二
介護する人、される人の思いや日常、認知症の家族と過ごす時間…。多くの声が集まりました。
今月は、認知症本人の思いや介護に関するイベントや相談会が他にも開催されるようです。
▼「認知症のわたしたちが語り合い、伝える~やさしいまちを いっしょにつくろう!」
2017年2月17日(金)開催 有楽町朝日ホール
認知症当事者がわがまちで、よりよく暮らすには…
本人が声を発し、その声をもとに、思いをかなえていくこと。認知症に取り組む3つの地域の報告会があるそうです。
▼介護保険ホットライン
介護保険の利用者や家族、介護職など現場で働く人たちの「介護のある暮らし」はどうなっているのか。多くの声を広く集めたい思いから下記の日程で、介護保険ホットライン企画委員会が電話相談を開設するそうです。
介護保険ホットライン:03-5261-2377
2017年2月23日(木)・24日(金)・25日(土) 午前10時~午後6時
2017年02月15日(水)
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『視覚障害ナビ・ラジオ』ディレクターの遠田恵子です。
「片目失明者友の会」代表・久山公明さん
19日の視覚障害ナビラジオは、「片目失明者友の会」代表・久山公明さんがゲスト。
片方の目の視力がないことの「生きづらさ」を語ります。
小学生の時に左目を失明した久山さん。
しかし、右目の視力が1.5あったことから、視覚障害の認定はされませんでした。現在の法律では片方の視力がなくても、他方の視力が0.7以上あれば「障害」とは認められません。しかし片方の目が見えないために被る苦しさや生活の不自由さは計り知れないものがあります。
2013年にNPO「片目失明者友の会」を設立。600人近い仲間と共に、法制度の問題点を訴えています。障害者でもなく、健常者でもなく。そのはざまで苦しむ人たちがいる現実を考えます。
▼視覚障害ナビ・ラジオ NHKラジオ第2放送 「障害」と認められなくても」 2017年2月19日(日)夜19:30~20:00[再放送 2月26日(日) 朝7:30~8:00] ◆らじる★らじる でも聞くことができます。
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2017年01月23日(月)
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