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【生きるためのダンス】作曲:田中文久「手のひらの匂いがするような」

2017年03月28日(火)

Mukiau_Logo_ol.pngJR東日本が運行している「生きる支援トレイン」の車内に流れている動画「生きるためのダンス」。動画制作に関わっていただいた作曲:田中 文久さんからのメッセージです。



どのような音楽を作るべきか当初は色々悩みましたが、最初のミーティングのときにディレクターの後藤さんの思いを受け私が語った(らしい)「手のひらの匂いがするような」音楽を目指しました。


手のひらの匂いみたいな、特別良い匂いではないけど、「生きてるんだなあ」って思えるような、ちょっと客観的にわかるような、日常の繊細さ、ざらつき、質感、そういったものを大切にし、丁寧に作曲しました。

私は小さい頃から周りに上手く馴染むことができず、死にたい気持ちと近くに居ることが多くありました。私の場合は、出口を探したり、逃げたり、という発想そのものが無いような状況でした。そのときに助けてくれたのが音楽で、音楽に没頭している時はいろんなことを忘れていられました。そんなこんなで、どうにか今まで生きてきています。

「みんなさあ、『死にたい』とか普通に思ったことあるよね」とかって自然に言えるのが前提になって、死にたい思いと自然に共存して生きていける社会になっていったらいいなあと思います。

 

20170328_tanaka.png 田中 文久 (たなか ふみひさ)

作曲家・ソニフィケーションアーティスト。1986生まれ、長野県出身。音楽に関する様々な技術やテクノロジーを駆使し、楽曲制作だけでなく空間へのアプローチや研究用途等、音楽の新しい在り方を模索・提示するなどしている。主な作品に、『GYRE 3rd anniversary 』『スカイプラネタリウム ~一千光年の宇宙の旅~』『スカイプラネタリウムⅡ ~星に、願いを~』、CDブック『分子の音』『みみなぞ』、教育アプリ『Think! Think!』、映画『土瀝青 asphalt』『アトモスフィア』など。



20170328_sasaki.png佐々木友輔(撮影・編集)
「見知らぬ誰かのもとへ」
20170328_kakudou.png角銅真実(歌)
「この世のはじっこに」
20170328_harasaori2.pngハラサオリ(ダンス)
「遠い誰かのこころに」
20170328_goto.png後藤 怜亜(ディレクター)
「ほんのひとさじ分の勇気」

 

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