【出演者インタビュー】三宅遥さん「周囲の人のサポートが求められる」
2016年07月08日(金)
7月5日放送(7月12日再放送)
シリーズ 障害のある女性
第1回 知ってほしい!私たちの生きづらさ
ご出演の三宅遥さんにメッセージをいただきました。
《三宅遥さんプロフィール》
軽度の知的障害がある 作業所で働く。
3歳の娘を育てるシングルマザー。
――収録を通して、どのようなことを考えましたか
サポートを受けている人もいるが、受けていない人もいるから大変そうだと感じました。
――他の出演者の方々とお話になって、どのようなことを感じましたか
印象に残ったお話などありましたか
自分で出来ることもあるし出来ないこともある。と(藤原さんが)お話をされていたので、困ったときは、誰かがサポートに入ってくれたらいいな、と思いました。(自分自身も、困ったときにサポートしてもらっているから。)
――収録を通し、改めて、女性であり、障害があるがゆえの生きづらさ、どのようなところに課題があると感じていますか
仕事中、とつぜん作業の内容や環境が変わったり、自分の気持ちがうまくスタッフさんに伝わらなかったりするとすごく戸惑うし、ストレスに感じてしまうのは生きづらさのひとつなのかな、と思います。
イライラやしんどさを感じているとき、理解できるまで丁寧に話を聴いてくれる誰かがいるか?が課題なのかな、と感じました。
――少しでも障害のある女性が生きやすくなるために…今どんなことが求められていると思いますか
やっぱり、第一には周囲の人(相談支援専門員、保育園など子どもの教育機関、地域の人など…)のサポートが求められると思います。
困ったとき、つらいときに安心してお話ができる相手が1人でも傍にいることで、生活のしやすさはだいぶ変わってきます。
――視聴者の方にはこの番組をどのようなことを考えるきっかけにしてほしいですか
障害のあるなしに関係なく、一生懸命子育てをしている女性はたくさんいるということ。
困ったときには独りで抱え込まずに、誰かに相談してほしいです。
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