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【出演者インタビュー】小野純平さん「母子を孤立させることなく、地域の中で社会が育てていくということ」

2016年06月28日(火)

20160628_ono001.jpg6月29日放送(7月6日再放送)
密かに産まれる命 女子刑務所 出産・育児は…-
にご出演された小野純平さんにメッセージをいただきました。




<小野純平さんプロフィール>
法政大学現代福祉学部 教授

 

 

――受刑中の母とその子をとりまく現状や背景について、どうお感じになりましたか?

女子受刑者の被虐待体験は、極めて高率かつ重篤な状況にあることがわかっています。
そこからは、女子受刑者自身が愛着の障害による様々な心の問題を抱え、苦悩している姿が見えてきます。

 

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――番組内でお伝えしきれなかった大切な視点がありましたら、教えてください。

女子受刑者とその子どもが、乳幼児期の一定期間、一緒に生活することには、二つの意義があると思います。
一つは、「子の最善の利益」に照らして、乳幼児期において母親との間に密接な関係を持つことで、心の安全基地といった、今後の生活に不可欠な心理的発達を補償することにあります。もう一つは、母親が産んだ子どもをわが子としてしっかり認識することができるということにあります。

出所後のわが子との生活への期待は、更生への意欲と大きくかわるとともに、出所後の社会的な自立や生きる意欲の創出へとつながります。こうした取り組みは、再犯防止という観点からも、大きな意味があると思います。

 

――今回の番組を通して、視聴者の方にどのようなことを伝えたいですか。

犯罪や虐待行為の背景には、愛着の傷つきの世代間連鎖があります。
女子受刑者に限らず、母子を孤立させることなく、地域の中で社会が育てていくということが、今後さらに重要となってくることと思います。また、そのためには、司法・矯正、医療・看護、福祉、心理など、多職種間の連携が不可欠であると思います。

 

コメント

産まれて数時間で母親と引き離され施設(乳児園)に、、、全国の児童相談所で同じような知られざる事実があります。年々、増えていると言われる虐待件数。
家族に見守られ、待ち望んで産まれた赤ちゃんを自宅から数時間で強制的に連れていかれました。理由は医療ネグレクトの疑い??病院へ同行すると承諾しているにもかかわらず、、
そして、産まれて数時間の赤ちゃんを児童相談所の普通車で病院へ連れ去って行きました。
その後、半年にわたる一時保護。親子の面会は3回のみ。場所は非開示、、、
子どもの権利条約3条、、、子の最善の利益とは、、9条親からの分離禁止、、とは、、
現在、司法に判断を委ねています。ですが書類等の手続きに1ヶ月半も経過しているのに、
まだ、時間をかけているようです。母親が自分の産んだ赤ちゃんに人見知りされて泣かれる心境、、、ただ、多くの人に実態を知っていただきたいだけです。

投稿:普通の子育てママ 2016年08月24日(水曜日) 23時36分

小野 純平さんのメッセージに”涙”です。

私は受刑者ではありませんが、まったく同じ状況下にいます。
児童相談所に乳幼児を強制的に施設入所させられています。

小野さんのような方の力を全国の親子分離された家族に注いでもらえないでしょうか?

投稿:kana 2016年08月22日(月曜日) 23時48分

子供にとっての幸せって難しいですよね。
犯罪者である母親を受け入れられるのか?
母親が再犯を犯したら?

本当に子供の幸せを考えるなら、母親の気持ちを優先するのではなく受刑中に生まれた子供は特別養子縁組が理想ではないのでしょうか?
母親の更正とか先の事を考える現場の声も解るが、未来を担うのは子供。

子供を身籠っているから、産んだから母親なのか?
母親の更正や人権よりも、生まれてくる命の尊さや幸せを現実的に見て考えるべきだと思います。
刑務所はボランティア施設ではありません。

投稿:20代ママ 2016年06月29日(水曜日) 21時17分