【出演者インタビュー】久保純子さん「お母様の心の痛みに思いを寄せると......」
2014年06月23日(月)
6月25日放送(7月2日再放送)
シリーズ 選ばれる命
第4回 反響編
ご出演の久保純子さんにメッセージをいただきました。
《久保純子さんプロフィール》
元NHKアナウンサー。2011年~2013年夫の転勤に伴って渡米し、8月に帰国。現在、モンテッソーリ幼児教育の教員免許を取得中。二児の母(長女と次女)。
――お話を聞きながら涙ぐむ場面もありましたが、どのような思いが込み上げてきましたか。
正しい答えがない中で、赤ちゃんことを思って中絶の選択をして、心も体もボロボロになりながら「それで本当に良かったんだろうか」とずっと自分を攻め続けてしまう母親の苦しさ。それに思いを寄せると、やはり、心穏やかにはいられませんでした。
決して他人事ではありませんし、中絶を経験されたお母様、お父様方のことを思うと、本当に、苦しいです。
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――収録を終えてどのようなことを考えましたか。
番組で紹介したドイツの体制のように、それがどちらの選択であったとしても、お父さん、お母さんをサポートしてくれて、心の拠り所になってくれる場所というのが本当に不可欠だと思います。科学の技術は私たちの想像を超えてどんどん進んでいきますが、心の痛みというのはすぐに追いついていけるものではないと思います。ですから、そこに寄り添う体制というのは必要だと強く感じました。
――番組を見てどのようなことを考えてほしいと思いますか。
この問題は誰かのことではありません。みんなで支え合って、見守っていく社会というのはどういうものか。それをひとり一人が考えるきっかけになっていただけたらと願います。
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