【追悼】 加藤則芳さん アンコール放送にあたって
2013年05月08日(水)
5月9日木曜(再:5月16日)の
『“自然人”であれ 加藤則芳さんのメッセージ』
アンコールにあたって・・・
上の肖像写真は、撮影:星野秀樹氏
遺影に使われたものを加藤さんのご家族からご提供いただきました。
今回のアンコール放送の冒頭にも使わせていただいています。
番組ディレクターです。
私が加藤則芳さんと初めて会ったのは、去年の4月でした。
ご自宅に伺うと書斎に案内され、
部屋の壁は殆ど書籍で埋め尽くされていました。
私が真っ先に目についたのは「シートン動物記」。
加藤さんが、少年時代、自然を好きになるきっかけとなった作品で、
大人になっても何度も読み返していると語ってくださいました。
「シートン動物記」と出会って以来・・・63年の生涯を通して、
『人間は自然人であれ』と叫び続けてきた加藤さん。
そのゆるぎない信念を抱いた人が放つ、
凜とした佇まいが今だ目に焼き付いています。
どうか、安らかにご永眠されますようお祈りいたします。
※加藤則芳さんは難病のALSとの闘病の末、
2013年4月17日にお亡くなりになりました。
<アンコール放送>
2013年5月9日(木) 夜8時00分から
再放送:5月16日(木) 午後1時5分から
コメント
日本のトレイルを開拓して頂き感謝です。心よりお悔やみ申し上げます。
投稿:chizu 2013年06月24日(月曜日) 12時27分
この度の訃報。大変遅ればせながらではありますが、6月16日の午前11時ごろ、加藤さんを偲ぶ会というその日に、まるで「おいおい!まだ僕のこと知らないのかよ★」と、言わんばかりに、私たち夫婦に急遽お知らせ下さいました。
それも…奇しくも…その基地的館に向かう「赤い橋」を通過して…主人が語りだしました。実は今さっきそこの道の駅で知ったんだよ!!…加藤さんが、、、もう!亡くなってた 。エッ!……………こちらの地域にトレイルという構想を初期から一緒に関わり合い、有名無名はあれど、同じモノ書き屋としてキャリアし…同じく自然への畏敬の念を抱き…そして何より家庭人としての佇まいに共に同年代のゆらぎを抱え、無意識ながら無言の共感を感じていたのだろう!…と私は二人を想っていた。ある日八ヶ岳の家を譲ろうか?とも言われたり、そんな関係でありながらも…夫婦してリスペクトし合い自然を愛し実際に都会から越して暮らしている主人とは、必要以上に接近は無く付かず離れずな関係だった。それが何となく切なく重いものを残すが、それでも可愛い妻子に恵まれ…長年の意志をつなぐ若い継承者にも恵まれ、まずまずと天に召された気がする。。加藤さん、本当によく頑張られましたね!!心より哀悼の意を讃えます☆どうかゆっくりゆっくりお休みください。そして、自然を守る道を天から照らしていて下さいね♪ありがとうございました!
投稿:エラン 2013年06月21日(金曜日) 16時28分
そう、この本、”ぼくのペンションは森の中”を、あるペンションの本棚で見つけ、一気に読みました。八ヶ岳の山麓でペンションを始めるまでのいきさつや、開業してからの苦労話、話はどこまでも面白く、彼のサラリーマン時代の経験をフルに生かして、新鮮なタッチでストーリーは展開しました。そして、私自身は、もう一泊どこか近くで休もうと考えていたところ、この八ヶ岳のあるふもとに行って、どんなペンションなのか、どんなエネルギッシュなオーナーなのか、もし、その山麓まで行けたらいいなと、翌朝、白馬のペンションを後にして、車で向かいました。 一種、冒険から始まった彼の第二の生き方は、読んでいて最後まで惹かれました。
自然に触れる機会の少ない、これからの人達にも、きっと感動を与えることでしょう。 お悔やみ申しあげます。
投稿:メグスターメヒコ 2013年06月14日(金曜日) 01時43分
恥ずかしい話ですが、加藤則芳さんを5月9日の テレビで初めて
知りました。こんなすごい登山家がいたなんて、門外漢ですが
最後に知ってよかったです。「自然を楽しむってことがない限り
自然を守ろうなんて思わない」というような意味のことを言われて
いて 心より同感しました。お亡くなりになったことを 今知り
心より尾冥福をお祈りします。
投稿:國領新一 2013年05月11日(土曜日) 01時28分
加藤さんが亡くなっていらっしゃったこと、知りませんでした。
残念でなりません。悲しいです。
投稿:メガネサル 2013年05月09日(木曜日) 20時24分