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飽くなき挑戦

2012年04月22日(日)

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水泳の秋山里奈選手

 

水泳の秋山里奈選手は、とてもチャーミングな女性アスリートです。

 

 

最初にお会いした時、その細い体つきに「本当に競泳選手なの?」と思ったほどです。
物腰もやわらかく、水泳以外の事もざっくばらんに話してくれました。
でもプールに入れば一変。厳しい表情でハードな練習に打ち込みます。
競技に対して一切の妥協を許さないその姿勢に、アスリート魂を感じました。


近年、認知度が上がってきたパラリンピックですが、
取材を通して感じるのは、
障害者スポーツに対する社会の理解が、まだまだ足りないということです。
プロ選手はめったにおらず、遠征費などは自腹というケースも珍しくありません。
そんな中でも、目標に向って、
無限の可能性を感じさせてくれる選手たちの、
熱い思いや情熱を伝えていきたいと思います。 

水泳

2012年04月19日(木)

swimming.jpg水泳

一般の競泳競技規則に準じて行われていますが、障害を考慮して実施種目や競技規則を一部変更しています。たとえば、視覚障害選手の場合、ゴールタッチやターンの際に怪我をする可能性があるため、コーチが合図棒で選手の身体に触れることが認められています。また、下肢に障害があり飛び込みスタートが困難な選手の場合には、水中スタートが認められています。選手は障害の種類や程度、運動機能によってクラス分けされ、クラスごとに競技をします。


写真:(C)エックスワン

陸上競技

2012年04月19日(木)

atheletics.jpg陸上競技

一般の陸上競技規則に準じて行われていますが、障害を考慮して実施種目や競技規則、用具などを一部変更しています。車いすの競走競技では、「レーサー」と呼ばれる軽量な専用車いすを使います。下肢切断の選手は、スポーツ用に開発された義足を装着して競技を行います。視覚障害選手の場合は、ガイドランナー(伴走者)と共に走ったり、コーラー(手たたきなどの音源を選手のために出す人)による方向指示を受けて跳躍や投てきを行うことが認められています。選手は障害の種類や程度、運動機能によってクラス分けされ、クラスごとに勝敗を競い合います。


写真:(C)エックスワン
 

ウィルチェアーラグビー

2012年04月19日(木)

wheelchair-rugby.jpgウィルチェアーラグビー

四肢に障害のある車いす選手が行うラグビーです。一度にコート上でプレーできるのは4名です。ボールはバレーボール球を参考に開発された専用球を使用します。パスは通常のラグビーとは異なり、前方へのパスが認められています。また、車いすでのコンタクトにより相手の攻撃や防御を阻止することが認められています。車いす同士の激しいタックルや、ポジションに応じた役割が果たせるような専用車いすを使用します。


写真:(C)エックスワン
 

ゴールボール

2012年04月19日(木)

goalboal.jpgゴールボール

視覚障害選手が行う対戦型スポーツで、1チーム 3名の選手が鈴の入ったボールを投球して攻撃したり、鈴の音を頼りに身体全体を使ってセービングをするなどの攻防を行い得点を競い合います。視力の程度に関わらずアイシェードを装着してプレーします。


写真:(C)エックスワン
 

シッティングバレーボール

2012年04月19日(木)

volleyballsitting.jpgシッティングバレーボール

床にお尻をつけたまま行う6人制バレーボールです。ボールは公認バレーボール球を使用しますが、コートの広さは一般のバレーボールコートよりも狭く、また、座ったまま行えるようにネットの高さも低く設定されています。


写真:(C)エックスワン

車いすバスケットボール

2012年04月19日(木)

Wheelchairbasketball.jpg車いすバスケットボール

ルールは一般の規則に準じていますが、車いすの特性を考慮し、ボールを保持した状態で2プッシュまで車いすをこぐことが認められています。ダブルドリブルは適用されません。車いすの操作性が求められるため、使用する車いすは回転性能や敏捷性が得られるような専用の車いすが用いられます。

写真:(C)エックスワン