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これぞ人間ドラマ~パラリンピック開幕!~

2012年08月28日(火)

こんにちは、キャスターの山田です。
 

いよいよ、ロンドンパラリンピックが開幕します!
 

これまで、ハートネットTVではパラリンピックに出場する選手やチームを
紹介してきました。
生まれながらに障害があったり、事故や病気で障害のある人生となったりと、
山あり谷ありを繰り返しながら、今に至る選手たち。
話を聞くと、「競技と出会うことによって自分に自信を持つことができた」
という言葉を何度も聞きました!
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<筆者(左)・競泳の鈴木選手(中)・AKB48秋元才加さん(右)>


きっと輝いているからでしょう。
友人が増えたり結婚ができたり、自分の人生を前向きに考えられるようになった、と。
一方で、練習で体温が上がり、症状が進行してしまう危険性がありながらも、
懸命に競技に打ち込む選手もいます。
命を削ってまで戦うその姿勢に感服します。
 

そして、選手たちは、周りの人たちへの感謝の気持ちを特に強く持っています。
競技に打ち込める配慮や手助けもさることながら、資金面でのサポートは
選手たちを大きく後押しします。
パラリンピック選手は、オリンピック選手のような手厚いサポートが
ほとんどありません。
結果、企業からの支援を受ける“プロ選手”は数えるしかいないのです。
家族や地域、支援者からの寄付があって海外の大会に参加することができ、
そこでランキングを上げてパラリンピックのキップをつかむ
というケースも少なくないのです。
「自分の力だけではない。そうした周りのサポートがあるからこそ、
今の自分がいる」。

応援してくれている人たちのために頑張りたい、という言葉もよく聞きました。
 

パラリンピックとは、「もう一つの(パラレル)+オリンピック」という意味。
当然ながら、オリンピックの付け足しではありません。
 

理念は、「失われたものを数えるな、残された機能を最大限に活かせ」
選手一人一人にドラマがあります。
“これまでの道のり”をリスペクトしながら、応援していきましょう!
 

全力応援!
がんばれ、ニッポン!!

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