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菊池桃子さんからのメッセージ(1) 『相次ぐ若者の過労死』

2012年10月21日(日)

10/22放送の「シリーズ貧困拡大社会 相次ぐ若者の過労死」
ご出演いただいた
菊池桃子さんに収録の感想を伺いました。

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菊池桃子さん
(タレント・戸板女子短期大学客員教授)

 

 

 

Q.過労自殺における20代30代の割合が増えて、
現在では全体の半数以上になっていることはご存知でしたか?


過労自殺そのものの労災認定が少なくないことは知っていましたが、
年代別についてはわかっていませんでした。

1970年代半ばに出生率の低下が始まったことを考えますと、
日本の若者の数は減っているわけです。
今回番組で取りあげたのは、
まさに少子化が始まってから生まれた数少ない若者。
分母が少ない世代が日本の過労自殺全体の半数ということは、
数字で見る以上に割合で見ると大変な事態です。

 

Q. 番組で紹介した企業では、社員のひとりが過労死をし、
さらには同期の2人もうつになって、というように、
明らかに苛酷な労働条件のもとで仕事をさせられていましたが、
どのような感想を持ちましたか?


私は母親として就職活動を控えている子どもがいます。
ですから、とても他人事とは思えず恐怖心でいっぱいになりました。

しかし、それと同時に怖がってばかりではいけないとも思ったんです。
こうやってメディアを通じて辛い現状を発信し、
大勢で考えていく機会をつくることで、
社会が良い方向に動いて行けば、とポジティブに願いたいと思います。

 

Q.同期を亡くした1人の青年が
「自分で会社をつくってブラック企業で働いている人を救いたい」
と考えているというお話もありましたが、いかがでしたか?


そういう夢は大切に育ててほしいです。
起業が活性化しないと雇用が生まれてこないということもあります。
今ある大企業も初めは小さな町工場だったり、
学生同士で始めたサークルが大成長して
大企業になったという前例がたくさんあります。

夢を持つことは大切なこと。
ですから起業の芽には公的な支援がきちんと行き届いてほしいなと思います。

 

コメント

私は過重労働、閉経、甲状腺の基礎疾患、食生活等が重なって統合失調症になりました。今は障害者年金を貰って穏やかに暮らしています。この番組は観たかったです。

投稿:おこたん 2015年07月24日(金曜日) 16時34分

夫婦共にリストラに合い、統合失調症に2人ともなりました。
生活保護を受けて自宅療養告知です。
精神疾患で生活保護を受けていても、世間は生活保護のバッシング偏見です。親さえもです。
主治医は「病状から必要な支援で受ける権利です」っとおしゃってくれますが、その温度差が現代の現状です。
社会世間が主治医のように訴えて広めて下さる事を祈るばかりです。
統合失調症になってしまったので大きな声で言えるわけでもありませんし。

投稿:azu 2012年10月26日(金曜日) 10時21分

夫婦ともリストラ、その後リーマンショック後、夫婦(時期は違いますが)統合失調症になりました。障害2等級です。生活保護生活です。精神障害者の働く作業所、就労、障害雇用の賃金の安さには驚くばかりか行きずまりを感じます。職種巾も狭く、作業所、就労支援は内職ばかりです。在宅内職も今はあっせんで 500人待機な現代です。
在宅資格もないのが現状です。精神障疾患を考えている視点ではない社会です。。。

投稿:れおん 2012年10月26日(金曜日) 10時07分

私もあやうく過労死か過労自殺するところでした。
IT業界で、SEとして新卒採用後3年間働いていましたが、あまりに過酷で劣悪な労働環境で、1ヶ月に休日がほとんどなく、3ヶ月連続で休日0日、食事もまともにとれず、24時まで毎日働くなどが続き、倒れて病院に連れて行かれ、過労と栄養失調、うつだと分かっても、辞めさせてもらえず、無理やり職場に引きずりだされ、本当に心身ともに壊し、過労で半身不随状態になり、何も物が持てない、立ち上がれない状態になってから、急に会社から無理やりなリストラをされたにもかかわらず、自己都合退職扱いで退職させられました。
その後4年間まともに働くことができない状態を過ごしています。
その間、何度もうつによる自殺衝動があるなどして、苦しみました。
辞めさせられた後も、ずっと会社のしてきた使い捨てに、個人が責任を取らされているような気がして、憤りを感じます。
また、身体を触られたり、業務にかこつけて休日に男性社員の接待をさせられるなどのセクハラ、上司のミスを自分の責任にされて大勢の前で罵倒されたり、無理やり幹事にさせられ、幹事だからと、上司や先輩の飲食代を自腹で払わされるなどするパワハラ、残業代の未払い、そのための業務報告証拠作りを上司と人事ぐるみでする、新卒3年以内に、他の会社に出向させて使い捨てて辞めさせるなどが常習化していて、同期も半数以上が無理な配置転換などをされて、退職に追い込まれたりしました。また、その過程で、精神疾患に悩まされる人も出ました。そうした中で、労働基準監督署などが、指導のための聞き込みなどで介入したことがありますが、残った社員は、次は自分の番とわかっていても、緘口令が敷かれていて、自分が辞めさせられないようにするために、知らぬ存ぜぬを通し、あたかも何もなかったかのように、組織ぐるみで労働時間等の業務報告の証拠隠蔽をするなどがありました。

こうした過酷な労働環境の企業は、他にもあると思いますが、個々人で、このような企業へ対抗するのは非常に難しく感じます。
なぜなら、本人は、すでに死んでしまったか、過労状態でも休むことが許されない状態にあるとか、心身を病んでしまっているなどして、容易に対抗手段をとることができない状態だからです。
実際、病気中で相談しに行くだけでも大変な労力になるにもかかわらず、労働基準監督署に相談しに行ったりしましたが、件数が多すぎて扱いきれないのか、ほとんど相談に応じてくれないのが現状でした。
「早く病気を治して、次を早く見つけてください」と言われるのみで、何度相談しても、何も対応策もとってくれませんでした。
また、未払い分の給料に関しても、時効があり、病気が治るまで待っていたら、申請ができなくなっていたということもありえます。
もっと、行政側が企業に、このような劣悪な労働環境を社会として認めないというような、ソーシャルストップをかけていくべきだと私は思います。

投稿:ろぼぱんだ 2012年10月25日(木曜日) 23時32分

うつの皆さん、がんばって。なぜ、労災認定、労災補償ー>労災一時金や労災・年金への道が開かれないのか! 生活保護とは違うじゃないですか。 少々の法律をいじっても、ダメのような気がします。国民省の提唱をしています。相手は、日本国憲法のみ。他のごちゃごちゃした法律わかりません。国民省を作って、憲法どうり、この国が運営されているのか! 司法・立法・行政のすべてをチェックの対象とします。私も超うつ。総労働時間300時間越え当たり前でした。お上はいちゃもんつけて時間カットしてきます。労災認定はされましたが、しかし、うつは認めてもらえません。

投稿:絵じゃないかおじさん 2012年10月25日(木曜日) 09時43分

私は数年前アスペルガー障害由来の社会不安障害で6年勤めた職場を辞めました。
最初は事務系の仕事をしていましたが、現場の人員不足のために交替勤務がある部署に回されましたが、生来の障害故か周囲と上手くコミュニケーションがとれずに結局元の部署に戻ったものの(ある上司には「また交替勤務に戻りたくなるさ」と腹の立つ事を言われましたが)、現場との掛け持ちには限界があり社会不安障害になり退職しました。
直属の上司に障害をうち明けたら「可哀想と思われたかったら手帳でも取れ」と言われたのはとても辛かったですが、主人が「毎日泣きそうな顔で働くよりは辞めた方がいいよ」と理解を示してくれたのは幸いでした。
社会不安障害を治療したのち、障害者就業支援を受け再就職が決まりましたが、受け入れてくれた企業が個人的に快く思っていない原子力関連企業の下請けとは何の皮肉でしょう?もう1社採用してもらえなかったものの理解を示してくれた企業がありましたが、その企業も一度建設中止になった某ダムの建設に携わっている…。私が住んでいる県はどこまでも国策に振り回されるようです。
ハートネットだけでは扱い切れないテーマを含んでいますが、一地方の事情として覚えて頂ければ幸いです。

投稿:西風 2012年10月23日(火曜日) 23時42分

 良い番組をありがとうございました。
若者が自ら命を断つというこの現実を、なんとしても変えなければならないと思って拝見いたしました。若者が未来そ見いだせずして、どうして日本の未来があるのでしょうか?弱肉強食の社会であってはならず、労働基準法・労働安全衛生法を守ることの大切さを学ぶ機会がもっとほしいと思いました。命を守る情報の大切さを発信し続ける報道に感謝です。本日(23日)の番組も期待しています。また教職員を巡る過酷な勤務実態にも迫っていただける機会がありましたらよろしくお願いいたします。

すずこ

投稿:すずこ 2012年10月23日(火曜日) 11時04分

ソフト開発業界では、短納期と仕様変更が頻繁にあり、解決は納期延長ではなく、長時間労働と新規人員投入で解決する形になっており、それができるところが次の受注ができる雰囲気です。中心になるプロパー社員などの負荷は問題が起きると今回の方のように、大変高くなります。このようなことが許される労働環境、このようなことが「顕在化されない」、「問題化されないこと」が問題です。これは、発注・受注会社双方が「納期確保」と「損益確保」を仕事評価の中心に据え、労働者に対する問題を評価に入れていないことにより、起きていると思います。労働者に対する問題評価を、社会が納期や損益と同じように重要だと認識していく様に変えていくことが必要だと思います。

投稿:喜晴 2012年10月23日(火曜日) 08時00分

ありがとう!うれしいです。よくぞ!作成してくださいました。こういう番組こそ、NHKでこそ。
8Hは労働のため、8Hは睡眠のため、8Hは家族や友人と過ごすため。こんな当たり前のはずのことが今だに踏みにじられているなんて。
SEのウツはきっとPCディスプレイ光と不眠のせいですよね。以前NHKのサイエンスZEROで紹介してた【 時計遺伝子】の話。夜に光が目から入ってしまうと、ヒトのホルモン合成量と時期を毎日司るはずの遺伝子群の発現に大混乱を引起してしまうという話。メラトニンもセロトニンもそれらの受容体も、また身体修復作用につながる睡眠物質プロスタグランジンD2も、時計遺伝子だそうですね。DNA配列からして時計遺伝子だと判明するし、実験で夜昼の合成量が変動するたんぱく質だと証明されているそうです。DNAから必然の人間生理に反している。が、この重要なDNA事実が社会の常識にされていません。埋もれたままです。番組でもお医者さんにても裁判所でも。専門家にはもっと社会に向かって、生理的に不変な、DNA上の事実連関があることを発言してもらう必要があるでしょう。PCの明るい光を夕方から夜になっても見つめ続ければ、セロトニンやメラトニンのバランスに変調きたして当たり前です。ところがそんな時に、病気の原因を取り除くのではなく、今度はセロトニン代謝に関わる「薬」を処方されるのです。人を使い捨てにするような仕組みが雇用制度だけでなく、医学医療上も補完されているかのようです。病気の原因を回避もせず取除きもしない。対処療法の一つではあるでしょうが、これは衛生と言えるでしょうか。
だいじな一人息子をなくされたお母さん、いまも苦しむ病にさせられたひと、そういうかたが出る番組を、私はさっき「うれしい」と書きました。ひかりが与えられたかのように思うからです。どうもありがとう。どうかNHKにしか出来ない番組を増やして、苦しみを取り除くための一助を与えてください。(私も長期の夜間交代労働で甲状腺機能低下症、中耳炎・鼓膜破裂、脊椎骨折・・・など次々です)

投稿:早寝早起き8時間寝 2012年10月23日(火曜日) 03時11分

菊池桃子さんがキャリア教育の専門家として大学で教鞭を取られていると言うのには驚きました。
発言も真っ当でした。
今後のnhkのこの種の番組に出て欲しいと思います。

投稿:公彦 2012年10月22日(月曜日) 23時52分

私もIT業界に勤めるSEですが、このような苛酷な労働は今現在あっています。
労働基本法などどこ吹く風で、精神疾患を起こすなどザラにあるります。
そんな私も、過重労働とパワハラから適応障害を引き起こしました。
今、現場では若い人がこれでもかと過剰な労働を強いられているのは事実です。

私は思うのです。労働監督庁などがもっとこの労働環境などに積極的に介入すべき
と思います。

また、精神疾患を持つ社員を辞めさせる事を手伝う事をビジネスまで出てきています。

投稿:yamasan 2012年10月22日(月曜日) 20時30分

日本は人権に対する意識が先進国とは思えないくらい低過ぎると思う。
会社のために、人間が存在するのではなく、人間の生活のために会社が存在するという認識がない。
協調性を重んじる国民性は伝統的で、良いこともあるが、民主主義から程遠い。
ちなみに年功序列などの伝統も人権侵害であると思う。

投稿:toshi 2012年10月22日(月曜日) 20時26分

私は前職では機械の設計を担当する仕事をしていました。
仕事は激務で、今年の夏にうつ病になってしまい、休職後退職しました。
月の平均残業は軽く80時間を超え、休日出勤も当たり前でした。
職場の環境も最悪で、無茶振りなプロジェクトを任されたり、若手の設計者のおおくが、うつ病になってしまう環境です。


番組にも出ていましたように、若いうちに会社を辞めて果たして、次の職があるのか不安で、なかなか退職に踏み切ることが出来ず、病気になってしまいました。


私みたいな若手の労働者が出ないような世の中になってもらいたいと思いました。

投稿:タモタモ 2012年10月22日(月曜日) 20時25分

僕は、社会人になってから仕事でのストレスが原因で、「うつ病」を患い、一時は晩御飯が喉が通らない時期があり、「拒食症」になりました。3年前にパニック障害を患い「精神障害者福祉手帳2級」を交付し生活保護を受けています。

投稿:貴史 2012年10月22日(月曜日) 20時23分