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【熊本地震・番組動画】緊急報告・熊本地震(3)どう支える 被災した障害者

2016年04月28日(木)

2016年4月27日『ハートネットTV』 緊急報告・熊本地震(3) どう支える被災した障害者

熊本県などで相次ぐ一連の大きな地震。被災した障害のある人、高齢者の置かれた状況、必要な支援についてなど、現地を緊急取材して生放送で2夜連続で伝えました。

 


2016年4月27日
『ハートネットTV』
「緊急報告・熊本地震(3)どう支える 被災した障害者」

出演 久保純子さん(フリーアナウンサー)/新田國夫さん(医師)/山田賢治キャスター
電話出演 前田圭介さん(玉名地域保健医療センター内科医・摂食サポートチームとして各避難所で活動中)



熊本地震から、明日で2週間。避難生活が長期化する中、とりわけ厳しい状況に置かれているのが障害のある子どもたちです。
人工呼吸器が手放せない男の子。相次ぐ地震によって再び停電になることを恐れています。


母親 その時は「これはダメだな」と思って。本当に停電が一番怖い


胃の機能に障害のある女の子。医療用具が足りていません。

 

母親 もう注射器がこれだけしかない。もうちょっと支援が欲しいですよね。

 

被災した障害者に今、どんな支援が求められているのか。生放送で考えます。

 

 

【スタジオ】

山田 今も熊本県と大分県では活発な地震活動が続いています。熊本県内で避難している人の数は、今日、午前1時30分の時点で、およそ3万7000人です。避難が長期化する中、体調を悪化させる高齢者や障害者への支援が急がれます。『ハートネットTV』では、今日と明日、現地の障害者や高齢者の皆さんが今どんな状況におかれているのか生放送でお伝えしていきます。

久保 『ハートネットTV』のホームページでは、被災地の障害者団体や施設などで取材した情報を掲載しています。その一部を今日は画面の下にご紹介してまいります。

山田 さて避難生活が長引く中で心配なのが障害のある人たちの今の状況です。中でも、日常的にタンの吸引やチューブによる栄養注入などを利用している医療的なケアが必要な子どもたちの様子を取材しました。

 

【VTR】
熊本機能病院 4月22日

母・信子さん 俊ちゃん、会いたかったよう


先週金曜、ひとりの男の子が退院の日を迎えました。園田俊大郎くん。脊髄性筋萎縮症という難病のため、自力で呼吸することができません。人工呼吸器は手放せませんが度重なる地震で自宅が停電
やむなくこの病院に入院していました電気が復旧したため、自宅に戻れることになりました。

 

母・信子さん すみません。お世話になりました。 ありがとうございます。


6日ぶりに戻ってきた我が家。ホッとする一方で、家族は不安も抱えています。
母の信子さんです。最も心配しているのが、再び停電したときどうしたらいいのか?ということです。
停電の恐怖に直面したのはマグニチュード7.3の地震に襲われた今月16日。人工呼吸器をバッテリーに切り替え、助けを待ちましたが、なかなか来てもらえませんでした。


母・信子さん みんなで外に避難をして、救急車を呼んだんですけど。(電話が)つながらなくて。その時はもう“これはダメだな”と思って。

 

その後、友人の助けを借りてどうにか、病院までたどり着きました。
しかし、今後再び、停電したとき、医療機器を抱えながら、安全な場所まで避難できるか。不安は募るばかりです。


母・信子さん ずっと余震が続いているので、家のほうも ちょっと心配なので。ウチで(俊太郎くんの)移動ができるのが 私だけなので。

 

田迎西小学校 4月23日
健康を損なうリスクにさらされながら、避難生活を続ける人もいます。
山田姫音(めい)ちゃん。胃の機能に障害があります。


母・希さん これ(チューブ)は換えてきたんですけど、1か月しか持たない。


食事のほとんどは、胃にチューブで栄養を送る「胃ろう」に頼っています。しかし、その際なくてはならない医療用具が、あとわずかしか手元にありません。


母・希さん このボトルと注射器がこれだけしかないんですよ。あと、綿棒も使い古しなんですけど、全然足りていない。でも我慢しないといけない。それが現実。


このままでは
娘に食事を与えられなくなる。母の希(のぞみ)さんは、避難所のスタッフを訪ね、胃ろうの時に使うガーゼや綿棒を分けて欲しいと頼みました。しかし・・・


スタッフ 滅菌したやつでしょ。
母・希さん 滅菌の綿棒とかが欲しかったけど、これでいいです。


避難所には普通の綿棒しかなかったため、やむなく、それをもらうことにしました。

スタッフ 本当に滅菌じゃないと。逆に感染症を起こしたら危ないから。滅菌じゃ無いのを使ったら、やっぱよろしくないから。
母・希さん よろしくないけど、今の現状ではそれが精一杯。


実は、姫音ちゃんは、この日の朝まで、市内の救急病院に入院していました。
避難所に身を寄せたものの、感染症で咳が止まらなくなり、救急車で運びこまれたのです。しかし、入院から6日後。もっと症状が重い子どもがいるとして、病院から退院を求められました。姫音ちゃんは、避難所に戻ることを余儀なくされました。

確かに、姫音ちゃんの場合、手術や点滴など、緊急性が高い医療行為は必要ありません。しかし、病弱な姫音ちゃんにとって、避難所の厳しい環境は、大きな負担になります。集団生活の中、再び感染症になるのではないか。母ののぞみさんは心配しています。


母・希さん 夜にやっぱ急変しやすいので。胃ろうをしているからよけいもっと。もうちょっと支援が欲しいですよね。



【スタジオ】

久保 地震が続いて、本当にご自身も不安な中で、「なんとしても子どもを守りたい」というお母さんの必死な思いが伝わってきますね。
山田 そうですね、命の問題に直結するわけですからね。
久保 健康状態が心配ですよね。

山田 ここからは、医療的ケアが必要な子どもを支援する全国組織の代表、戸枝陽基(とえだ ひろもと)さんとともにお伝えしていきます。よろしくお願いします。
久保 よろしくお願いします。
戸枝 よろしくお願いいたします。
山田 今、この現状ですが、どうご覧になりました。
戸枝 はい。本当にですね、あの医療的ケアの子どもたちが、見た感じ軽く見えたりする子たちもいるので必要な配慮が受けられていない、そういう状態になっていて心配です。俊太郎さんみたいなタイプは、医療用具があって生きている子どもたちなので、呼吸器が止まると、例えば電源喪失すればですね、突然肺をとられたような、そういうショックとともに命が失われるということになる訳ですね。そのため、緊急避難として電源がある病院に搬送された訳ですが、今 熊本市内の避難所でノロウィルスとかが発生したりし始めているので、より重症化した子どもたちが病院に搬送されてきています。その結果として、電源がある避難所が家の近くにあるとか、おうちに戻れそうな子どもたちが、場合によっては配慮が必要なのに病院から出なきゃいけないということが起こっているんですね。

山田 そして、今の映像の後半に出ていました、胃ろうしていた山田姫音ちゃん。心配ですね。
戸枝 本当に心配です。姫音ちゃんたちのような子どもは、すごいかわいらしくて、立ち上がることもできる女の子で、一見、軽く見えるんです。のどや、場合によっては姫音ちゃんの場合は胃に穴が開いているということなので、ウイルスがダイレクトに体内に入ってくる危険性があります。なので、お母さんたちは病院の病室のような状況を家の中に作るぐらいの細心の配慮でいつも対応しています。そういう子どもたちが雑多な、いろんな人たちがいる避難所へもどるリスクというのは、どれほどなのかということを考えると、すごく心配です。
先ほど言ったように、市内の小児の病院では、震度5で倒壊のおそれありということで機能停止しています。結果的に、次々に、いろんな子どもたちの支援ニーズが出てくるのに入院ベッドが4割近く減っていると。まだまだ配慮のいる子どもたちも普通の避難所に戻っているという、そういう状態になっているので、とにかく、早く何らかの配慮をした支援を届けなければいけないという状態になっていると思います。
久保 姫音ちゃんのお話にありましたけど、滅菌した綿棒を探していました。やっぱり特別な状態の場所で本来は、生活しなくてはいけない子どもたちであるということですよね。
戸枝 きちんとした配慮があれば、お家にも戻れますし、場合によっては、いろいろなところに参加できる子どもたちなんですが、その配慮がきちんとできる道具もないということで、すごく心配だと思いますね。

山田 こうした子どもたち、そして家族をではどう支援していくのか、戸枝さんたちも加わって支援が始まっています。

 

【VTR】

 

今週、日曜。熊本市内の小児科で、ある会合が開かれました。
集まったのは、地元の医療関係者のほか、全国から応援に駆けつけた支援ボランティア。
まずは被災した障害児について自分たちが持っている情報を共有しました。


地元の小児科医 医療的ケアが必要な方が127名だと思います。その中で超重症児といわれる方が47名だったと思います。
愛知の福祉専門家 子どもたち個人がどうなっているかまでは、ちょっと把握できていない状況だそうです。
ディレクター 避難所に いらっしゃらなかった?
愛知の福祉専門家 避難所は完全に地域の方たちが入っていて当初 子どもたちが来ていた時も子どもたちは、(避難所 にいられなくて、いなかったみたいですね。どこへ行ったかは分からない。
東京の訪問看護師 まず看護師さんだけでも行ってみて様子を聞いてきて そんなの聞いてこないと分からないと思います。動いてしまわないと。


話し合いの結果、自宅や避難所にいる障害児を訪ね、実態を把握することになりました。
地元の医療チームが訪ねたのは、自宅で避難生活を送る2歳の男の子です。
安武侑生(やすたけ ゆうせい)くん。400グラムに満たない体重で生まれたため、呼吸器や消化器の発達に遅れがあります。


医師 ちょっとのどみせてね。


この為、気管切開によって呼吸を確保し、胃ろうで栄養を摂取しています。

医師 たんは多いですけどね。入院になる時のような、ゼイゼイとか、たんがゴロゴロ動いてくれているので、せきをしてくれたら吸引できるところまでたんが上がってくるかなという感じはします。


診察の結果、体の状態はよいため必要な薬や医療用具を手配した上で自宅で様子をみることになりました。


母・綾さん すごく安心しました。避難所とかも考えたんですけど、いろんな方がいらっしゃるんので、かぜとかをもらったらすぐに体調が崩れてしまって入院をしないといけないのでできるだけ家で過ごしてって感じですね


続いて訪れたのは、避難所になっている熊本市内の小学校。ここには、胃ろうの時に使うガーゼなどが不足していた、山田姫音(めい)ちゃんが避難しています。

 

医師 胃ろうのところがどうなるかな。ちょっと痛いよ。ガーゼある?新しいの?これいつ変えたかな?
母・希さん 胃ろうは退院の時に変えたので土曜日。
医師 日赤でね。まだお母さん、肉芽で赤い感じじゃないからね。
母・希さん そうですね。もともと真っ赤かで、熟れてたんですけど。

感染症のリスクにさらされていた姫音(めい)ちゃん。ようやく、医療的な処置をうけることができました。


医師 おうちはどんなですか?
母・希さん おうちは亀裂が入って危険。ボールとか丸いものを転がすとサーッといくから入れない。

 

医療チームでは、姫音(めい)ちゃんのような障害のある子が安心して避難できるスペースの整備を今後進めていきたいと考えています。

 

【スタジオ】

山田 いろんな思いがある中で、聞いてくれるだけでも 本当に心強いでしょうしね。
久保 本当ですね。
山田 はい。この活動、戸枝さんも参加してらっしゃるということで、今後このチームでどういった支援を考えているのでしょうか?
戸枝 そうですね。今のVTRで動いていた医療チームは病院を失った熊本の市民病院のチームなんですね。本当に“病院を失っても子どもたちの命はあきらめない“という気迫で探し出してでも支援する、という気持ちで動いています。さらに熊本の医師会も、彼らを一生懸命バックアップするという体制を組んでくれています。やっぱりお母さんたちが、医療チームが来ると本当に涙を浮かべるくらいホッとされた顔をするということ。それと、もともと皆さん、医療機関の子どもがいると、6時間未満しか寝ていないとか、断続的にしか寝られないという状態に日常からなっているということが調査から分かっています。ですので、この1週間の切迫した状況でお母さんが倒れるとか、そういった可能性があると思っているので、お母さんがまず寝れるということがやっぱり支援として必要です。

それに合わせてですね、家の状況を見に行きたくても、子どもの医療的な対応をしなければいけないものですから、離れられないんですね。だから おうちに戻るということに対して僕たちが場合によっては医療者がかわって、お母さんのかわりに子どもの支援をする。お母さんが1回帰宅をするとか、片づけるとなったらボランティアと一緒に片づける。さらに言えば、兄弟児ですね。障害の子どもさんたちの兄弟も相当我慢していますので、お母さんが片づけとかで帰宅しようと思うと兄弟児も預からないといけないという風に思っています。その子たちの預かりや必要であれば場所は確保していますので家族も含めて、よりいい状態の所に避難をしていただくことの支援ができるかと思っています。そういった事を地元の関係者や全国の医療者も含めた支援者の体制を作りながら支援していきたいという風に思っています。
久保 お母さんにとっては何よりも本当にありがたいケアですよね。
山田 自分が“子どもの命を守るんだ“という責任感で頑張っていらっしゃると思います。

久保 戸枝さんのお話にもありましたが、お母さんたちが、ふだんから6時間未満しか寝てないということもありましたけど実は、数時間前にこんなカキコミが届きました。


医療ケア児の母さん熊本県/40代 
熊本市の気管切開児の母です。いつもの夜中の吸引だけでも寝不足で日々、体調不良のところへ続く余震でも眠れずもう限界です。きのうはストレスからの突発性難聴と診断されました。介護するママ家族たちが倒れてしまいそうです。大変なときですが医療ケア児を少し預かってもらえるならば震災の片づけよりもとにかく寝たいです。


というこで本当に2週間たった今の切実な心の叫びが聞こえてきます。どこにSOSを出したらいいんでしょうか?
戸枝 地元でこの問題を解決しようとしている方たちとネットワークを組みまして、特に医療しかふだん使ってない方たちは、福祉とつながっていませんのでさまざまな名簿からもれている可能性があるんですね。そういう人たちも含めてつながりたいと思っていますので、電話窓口を私たちで開設しました。そちらに電話をいただければ必要な対応をさせていただきたいと思いますのでぜひ連絡をいただければと思います。


被災した“医療的ケア児”のための相談窓口
070-1545-6650/070-3156-0790


山田 「ハートネット」のホームページにはほかにもさまざまな障害のある方たちから声が届いています。ほかにもさまざまな障害のある方たちから声が届いています。

卯月ともさん熊本県20代
見た目では分からな軽い発達しょうがいを持っています。しかし正しく理解してくれる人が周りにいないので心にたまっていくものがあります。話し相手になって聞いてくれるだけでもいいのです。相談室みたいな かしこまったところでなく 気軽に話せるような人が各場所にいてくれたらなと思う日々です。

 

ノンさん熊本県40代
父が末期ガンで入院しています。本震後、病状が急変し今 母と泊まり込みで付き添っています。自分の家の家の片づけも出来ず、母と交代で病院の往復です。私も母もウツを抱えており、避難所で過ごす心の余裕もありません。もう二人とも極限状態です。

 

ひんしのくまさん岩手県30代
5年前の大震災を経験した者です。精神障害者として福祉避難所の充実をお願いしたいです。私は普通の避難所で過ごしました。その時のストレスといったら大変でした。我々、神障害者はストレスに弱いです。何とか避難できる所をお願いします。

 

ジュリアさん東京都40代
脳性まひの当事者です。特に重い障害の女性の方のトイレの問題が気がかりです。


山田 そうした障害のある人で支援を受けられず取り残されている人は数多くいらっしゃると思われます。そんな中、障害者のために福祉サービスの計画作りなどをする相談支援専門員の組織の代表、菊本圭一さんが被災地に入って支援に乗り出そうとしています。その菊本さんと電話がつながっています。菊本さん、こんばんは。
菊本 こんばんは、おつかれさまです。
山田 お忙しい中、ありがとうございます。菊本さん、そちらで実際どんな活動をしようとしていらっしゃいますでしょうか?
菊本 被災前、地域で生活をしていた障害をお持ちの方で、被災後、2週間がたっていますが、今現在も避難所に入れずに暮らしている方がたくさんいらっしゃいます。ですので、地元の関係者のかたがたと協力をして個別訪問をし、探し出すための準備をしています。
山田 個別訪問をする。でも相当 数はあると思うんですね。具体的にどのようにしてそういった方たちと つながろうとしているのでしょうか?
菊本 はい。今、熊本市内の状況ですが障害者手帳の方は約2万人いるという風になっています。過去の災害ではですね、個人の情報を行政と支援者がうまく共有することができず支援を求めている当事者に効果的な支援が届かなかったという反省があります。今回は、行政と相談して、事業者が連携をして効率的な調査のための準備をこの1週間で整えました。きょうも熊本市内、41箇所の事業所とですね会議を行って個別訪問の詳細が決定した訳です。これからの個別訪問に入る手応えを感じています。
山田 最後にまだまだ つながっていない障害のある方がいらっしゃると思います。どんな思いで菊本さん、このあと活動されようと思っていますか?
菊本 はい。本当に自分一人では声をあげられずに困っていらっしゃる障害の方が多くいらっしゃると思っております。そんなかたがたのために、地元のかたととにかく協力をしながら独りよがりではない支援をしたいという風に思っております。
山田 お忙しい中、ありがとうございます。まだまだ地震活動がおさまっていませんけど、どうぞ気をつけて活動されてください。
菊本 はい。ありがとうございます。

 

山田 戸枝さん自身も、こういう活動で連携されているということですが今後、どのように考えていらっしゃいますか?
戸枝 先日、菊本さんと熊本でお会いしたんですが、このゴールデンウイークに菊本さんもたくさんの障害のある方の状況を聞いて回るというふうに言っています。そこで漏れている子どもたちと出会った場合にはこちらに振っていただいて直接的な支援をしたいと思っています。また、菊本さんたちがトレーラーハウスを持ち込むという話を聞きましたので感染症に配慮すべき子どもたちを入れてもらえるようお願いをしてきました。
久保 3日間、現地に入られていたということですけどやっぱり思っていた以上の状況でしょうか?
戸枝 特に2回大きな地震があったという心理的なショックが、電源を必要としている方たちにとっては大きいんですよね。やっぱりありえないことが2回あったのでもう1回くるんじゃないかということで皆さん、おびえています。
山田 障害のある人たちを取り残さずにどう支えていくか、ということで番組のホームページには、寄せられた声や支援団体の窓口、それに相談先なども載っています。ぜひご覧いただいてつながっていただきたいなと思います。情報もどんどんお寄せください。とにかく戸枝さん、こういった医療的にケアが必要な子どもや家族を孤立させない、これが本当に大事な状況ですね。
戸枝 本当に関係者みんなで捜し出してでもきちんと支援をしたいと思っています。
山田 今日はどうもありがとうございました。
久保 ありがとうございました。
菊本 どうもありがとうございました。


▼関連番組
 『ハートネットTV』
 2016年4月18日放送「熊本地震(1) 障害者・高齢者は今」
 2016年4月19日放送「熊本地震(2) どう支える被災地の要支援者」
 2016年4月27日放送「熊本地震(3) どう支える 被災した障害者」
 2016年4月28日放送「熊本地震(4) どう支える 被災した高齢者」
 2016年5月31日放送「熊本地震(5) 取り残される障害者」
 2016年6月  1日放送「熊本地震(6) 福祉避難所は今」
 2016年7月13日放送「熊本地震(7) 赤ちゃんの“命の砦” NICUからの報告」
 2016年7月14日放送「熊本地震(8) 病院を出された700人-被災した精神科の患者たちは今」

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