――ボッチャはいつでもどこでもできる「ユニバーサルスポーツ」というのも競技の魅力だそうです。

今回私はヒールで体験させていただいたので、本当に気軽にできる競技だと思います。この仕事をきっかけにパラスポーツをいろいろと調べるようになって、以前からボッチャは気になっていたんです。どんな競技なのかなって。きっと私たち世代は知らない人も多いと思うので、どんどんおもしろさを広めていきたいですし、ぜひ一度やってみてほしいですね。リオで盛り上がれば東京で開催の時も見てくれる方が増えると思うので、自分もできる限りのことはしていきたいです！

――杉村さんと藤井さんの印象はどうでしたか。

二人ともとても負けず嫌いで、ボッチャへの情熱がすごい方々だなというのが第一印象でした。なかでもすごく印象に残った言葉があって、藤井さんが「障害になってよかった」とおっしゃっていたんです。それほどボッチャを始めてから人とのつながりとか、できることが増えて、向上心や自信がついたんだなと感じました。二人ともボッチャで人生がガラリと変わったという言葉がとても印象的で、本当に人生どこにきっかけが転がっているかわからないなと思いました。