【出演者インタビュー】佐藤友祈さん「スピード感やレースの駆け引きが車いす陸上の魅力ですね」
2016年05月16日(月)
- 投稿者:番組ディレクター
- カテゴリ:2016リオパラリンピック
- コメント(1)
5月17日放送(5月24日再放送)
2016 リオパラリンピック
第9回 陸上 佐藤友祈
収録後の佐藤友祈選手にインタビューをいたしました!
――収録はいかがでしたか?
緊張しすぎて何を話したのかあまり鮮明には覚えていないんですけど(笑)、3年でこんなに変わったんだなと自分で見返してみても思いました。結構あっという間な期間かもしれないですね。
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――車いす陸上競技のおもしろさ、魅力はどういったところだと感じていますか。
陸上競技の中でもスピード感はすごくありますし、800メートル以上になるとレース展開というのもでてくるので、そういったところの駆け引きも見ていておもしろいんじゃないかと思います。これまで見たことがないという人は、この番組もそうですし、インターネットで車いす陸上と検索をすると動画もでてくるので、こんな競技あるんだ、というところから興味を持っていただけたらなと思います。僕も最初はテレビでロンドン・パラリンピックを見たことがきっかけでしたから。
――強みはどこだと思いますか。
中間加速の延びですね。スタートは若干遅れるんですけど、スピードが乗ってくれば右手で力を入れてこぐことができて、逆に左手には負担がかからない状態でこぐことができるので、一周ごとに速度を1キロずつ上げていったりとか、そういう駆け引きで勝負しています。
――ライバルになるのは、短距離から中距離まで4つのワールドレコードを持つアメリカのレイモンド・マーティン選手です。壁は高いですか?
そうですね。1500メートルだと公式のベスト記録で約20秒の差があります。そこをレース展開の駆け引きで埋めようと練習しているところです。マーティンとは体重が倍近く違うんですよ(佐藤選手は78キロ、マーティンは42キロ)。やっぱり体重が軽いというのは、加速のときとか、いろいろな点で有利なのかなと。ただ、そしたら僕が軽くなればいいのかというと、そうではなくて、軽くなったことによってフォームもくずれますし、現状の走りよりも劣ってしまう可能性もあるので、走りながら徐々に体を絞れていけたらなと思います。
――最後に、リオへの意気込みを聞かせて下さい。
まずは正式に代表に選ばれるよう努力を続けること。そこから強化合宿を含めてトレーニングを積んでいき、ステップアップをしていって、最終的には金メダルを獲得したいと思います。
コメント
放送を観ました。
最近上手くいかないことが続いて落ち込んでいたところ、諦めずに努力する勇気を貰いました。
ありきたりなコメントですが、私にとっては大きな、大きな力を貰いました。
これからも頑張ってください。金メダル期待しています。
投稿:はたちゅう 2016年05月25日(水曜日) 10時32分