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【取材記】国際福祉機器展レポート(前編)

2014年10月14日(火)

はじめまして。大野と申します。

前職では、最新の家電製品や携帯電話などを扱う「ギズモード・ジャパン」にて編集者として務めていました。どうぞよろしくお願いします。今回、10月上旬に開催された国際福祉機器展を取材してきました。メインで見てきたのは最新のテクノロジーを活用した福祉機器です。

率直に申し上げて、普段の生活で福祉機器に触れることは少ないため、国際福祉機器展へ参加して、最新の介護現場に関わる機器を見ることができたのは大変有意義な経験となりました。僕は開催二日目に取材へ行ってきたのですが、初日は4万人以上の来場があったことも、福祉機器への注目の高さがうかがえます。展示されていた機器を間近で見て、これから超高齢社会へ突入する日本人の一人として現実をまざまざと実感したところです。

それではレポートをどうぞ。
 

維持したい「残存"脳"力」 ~国際福祉機器展 取材記~」

2014年10月02日(木)

10月上旬、東京で開かれた国際福祉機器展。600社近くが参加し、およそ2万点の最新の福祉機器が展示されていました。主に障害のある人やお年寄りのQOL(Quality of Life:生活の質)を高めるための福祉機器を見に、企業関係者だけでなく、介護に携わっている現場のみなさん、障害のある当事者のみなさん、さらに福祉を勉強している学生など、様々な立場の人が来場していました。その数、私が訪ねた初日だけで4万人以上!活気にあふれていました。

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小説『きみはいい子』著者・中脇初枝さんインタビュー:その4

2013年05月10日(金)

虐待を題材にした連作短篇小説集
『きみはいい子』(ポプラ社・2012年発行)が
大きな反響を得た作家の中脇初枝さん。
この小説を書くにあたっては、かなり取材もされたと言います。
中脇さんがそこで感じたこと、
また小説を通じて発しているメッセージとは――。


※このインタビューは全4回の掲載です。
 

小説『きみはいい子』著者・中脇初枝さんインタビュー:その3

2013年05月10日(金)

虐待を題材にした連作短篇小説集
『きみはいい子』(ポプラ社・2012年発行)が
大きな反響を得た作家の中脇初枝さん。
この小説を書くにあたっては、かなり取材もされたと言います。
中脇さんがそこで感じたこと、
また小説を通じて発しているメッセージとは――。


※このインタビューは全4回に分けて掲載します。
 

小説『きみはいい子』著者・中脇初枝さんインタビュー:その2

2013年05月10日(金)

虐待を題材にした連作短篇小説集
『きみはいい子』(ポプラ社・2012年発行)が
大きな反響を得た作家の中脇初枝さん。
この小説を書くにあたっては、かなり取材もされたと言います。
中脇さんがそこで感じたこと、
また小説を通じて発しているメッセージとは――。


※このインタビューは全4回に分けて掲載します。
 

小説『きみはいい子』著者・中脇初枝さんインタビュー:その1

2013年05月10日(金)

虐待を題材にした連作短篇小説集
『きみはいい子』(ポプラ社・2012年発行)が
大きな反響を得た作家の中脇初枝さん。

この小説を書くにあたっては、かなり取材もされたと言います。

中脇さんがそこで感じたこと、
また小説を通じて発しているメッセージとは――。


※このインタビューは全4回に分けて掲載します。

国を開く、とは?

2013年04月15日(月)

みなさんは、“ジョン万次郎”という、
およそ150年前に活躍した実在の人物をご存知でしょうか。


土佐出身の、本名、中浜万次郎。
彼は、日本人として初めてアメリカ大陸に降り立ちました。
「鎖国」の時代にアメリカの文化と出会い、
「これでは日本は世界に遅れてしまう」という危機感から、
日本の“固い扉”を開けようとした人物です。


先日、ジョン万次郎を題材にしたミュージカルを見に行ってきました。
開国への思い。
その根底に拡がる、日本人の「外国人への偏見・無理解」
打ち破ろうという気概。
一人一人の心の中という、言わば見えない敵との戦いは、
かなり厳しいものだったと想像できます。


彼は各地で講師としてアメリカの文化などを語り伝えました。
坂本龍馬ら幕末の偉人も
万次郎から聞いた世界観に影響を受けたと言われます。
そして万次郎の説得で、
江戸幕府は200年あまりの鎖国に終止符を打つことになるのです。

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ミュージカル「ジョン万次郎の夢」 ※資料提供:劇団四季

『もっと"私"を診てほしい~てんかん勉強会に参加して~』

2013年03月22日(金)

てんかんに悩む人を孤立させないためにはどうしたらいいのか?
専門医が不足する中、医師たちにできることとは?
キーワードは“伝えることをあきらめない”



 「ハートネットTV」キャスターの山田賢治です。
先日、製薬企業が主催するてんかんの勉強会に行ってきました。
全国に100万人と言われる患者さんが、孤立しやすい状況にある
ことをあらためて感じた1時間。この現状を放置するわけにはいきません。


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【写真】左:てんかん当事者の堀口香都さん(18年間発作なし。
「てんかんを抱えていても充実した生活を送れます」と話してくれました)
右:てんかん専門医の小出泰道さん