2016年06月22日(水)
NHKではリオデジャネイロパラリンピックに向け、たくさんの情報を発信していきます。その際に、「識者が見てきた、“パラリンピックの面白さ”を伝えていかなくてはいけない!」と、半年以上前から強く主張していた某プロデューサーが・・・。準備を重ね、ようやくこの時を迎えることができました。今回、10年以上パラリンピックに夢中になっているお二人のメッセージを、6月24日から9月19日のリオ大会最終日までお伝えします。
一人は、2015年のドーハ障害者陸上・世界選手権やバリバラでもご紹介させていただいた、写真家の越智貴雄さん。
もう一人は、2014年のソチパラリンピックで開会式の生中継の解説や、コラムを記載いただいていた宮崎恵理さんです。
連載を始める前に、宮崎恵理さんの“パラリンピックのかかわりかた”についてお話を伺いました。
数珠のようにつながる面白さ、いつの間にか夢中に。
宮崎恵理さんが障害者スポーツにかかわるようになったのは長野パラリンピック(1998年)の数年前に、視覚障害スキーのボランティアガイドをしたことから。出会った方々に「パラリンピックという最高の舞台がある」ということを教わります。そこから、今も活躍されている新田佳浩選手や、長野で金メダルをとった大日方邦子さんたちを取材するようになります。
実際に現場に行くようになり、スキーだけではなくアイススレッジスピード(現在はパラリンピックでは実施されていません)や、アイススレッジホッケーにも興味がわくように。そして、長野の次の2002年ソルトレイクパラリンピックへの取材へとつながります。大会では特に、アイススレッジホッケーの劇的な試合展開に夢中になったそうです。
さらにその年の夏、北九州市で行われた車いすバスケの世界選手権(北九州ゴールドカップ)。それが宮崎さんにとってとても印象的な出来事になりました。
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2016年06月07日(火)
5月中旬、大阪局で行われた「バリバラ」のパラリンピック応援企画番組の収録に行ってきました!
いつも笑いが絶えない「バリバラ」で、すこーしだけ緊張気味の笑顔の人が…そう、左から二人目はドーハ障害者陸上・世界選手権などでもご紹介させていただいていた、写真家の越智貴雄さんです。そのほか、ロンドンパラリンピックの時にハートネットTVのMCを務めた秋元才加さん、関西ジャニーズJr.の向井康二さんと草間リチャード敬太さんとともに「パラリンピックの魅力」をお伝えします。そして…
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2016年05月31日(火)
5月7日・8日に行われた日本ボッチャ協会が主催する強化合宿の初日、いきいきとしたうれしそうな表情と、真剣なまなざしがとても印象的な男性がいらっしゃいました。
「あの人は誰なのだろう?」
それが吉川博史さんに話しかけたきっかけでした。
吉川さんは現在、埼玉県立の特別支援学校の教員を務める一方で、埼玉ボッチャクラブを創立者のひとりとして運営されています。このクラブは埼玉だけではなく、東京や群馬などに住んでいる選手も練習に参加しているオープンな場所とのこと。翌日も取材に来る予定でしたので、「明日、いろいろお話をお聞かせください」とお伝えしました。
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2016年05月23日(月)
こんにちは。キャスターの山田賢治です。
今年9月のリオパラリンピックで初めての実施となる「パラトライアスロン」。日本選手も、その大舞台を目指して戦いに挑んでいます。5月14日、リオ出場の選考にもつながる重要な国際大会、ITU世界パラトライアスロン横浜大会を取材しました。
会場は横浜・山下公園。スタートは、早朝6時55分!柔らかい朝の陽ざしが差し込む中、スイムからレースが始まった。
パラトライアスロンの距離は、一般のトライアスロンの半分。スイム0.75キロ、バイク20キロ、ラン5キロで競われます。男女ともに5つのカテゴリー(PT1~PT5)に分かれています。
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2016年05月23日(月)
今年3月、北京で行われたボッチャの世界選手権個人戦(BC3)で、初出場で銀メダル獲得した高橋和樹選手。昨年末の「第17回 日本ボッチャ選手権大会本大会」で初出場・初優勝を成し遂げたわずか3カ月後の快挙でした。
あっという間に世界へ駆けあがっていった印象ですが、高橋選手にお話を伺ったところ、この結果は偶然のものではなく、高橋選手が積み重ねてきた人生の一枚一枚の思いで形作られていると実感しました。
5月7・8日に行われた、日本ボッチャ協会が主催する強化合宿を取材させていただきました。
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2016年05月13日(金)
「やわらのみち」と書いて柔道。
柔道とは、創始者である嘉納治五郎師範が、無手または武器を持つ相手に対する攻撃防御の術として古来より日本に伝わる「柔術」を学び、新たに技術的工夫と思想的創意を加えて体系化した体育・勝負・修心の道、だそうです。(JOCホームページより)
でも、実際に目の前で繰り広げられた試合は、まるで狩りをおこなう動物のよう。
一瞬を狙い、鋭く、緊迫した空気が流れていました。
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2016年05月13日(金)
2016年05月13日(金)
写真にすると、まるで映画のワンシーンのよう!山本篤選手の走り幅跳び。
4月29・30日、5月1日と、鳥取市のコカ・コーラウエストスポーツパークで行われた「日本パラ陸上競技選手権大会 兼リオパラリンピック日本代表選手選考会」。
前編ではトップアスリートを中心とした競技の様子、後編では地元鳥取の選手の活躍と、観客の皆さんの盛り上がりをお伝えいたします。
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2016年05月11日(水)
世界のトッププレーヤーの笑顔はとてもにこやかな一方で、その言葉には“日本”を背負う誇りと強さがありました。
今月の5月23日(月)から28(土)まで、東京・有明コロシアムの「有明テニスの森公園」で行われる車いすテニスの国別選手権の記者会見が、先日行われました。この大会は29か国、160名ほどの選手が出場する国際大会。昨年の男子優勝はイギリス、毎年優勝候補になっているのは、オランダとフランスで、女子は1999年からオランダが優勝し続けています。
今回、日本は「男子」「女子」「クァード(両下肢と上肢に障害があるクラス)」「ジュニア」の4つすべてのクラスに出場します。
記者会見に参加した、国枝慎吾選手と、上地結衣選手に本大会へのメッセージを伺いました。
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2016年05月07日(土)
ロンドン在住のライター鈴木祐子です。東京にやってきたフランス人陸上選手ジャン=バティスト・アレーズ(Jean-Baptiste Alaize)選手と時間を共にする機会に恵まれました。彼のニックネームは名前の頭文字を取って「JB」。このブログでもJBと呼ぶことにしましょう!
今回は彼の、アスリートとしての、人間としての「深い」一面をご紹介します。
JB選手は右足の膝下がないクラスT44の選手。100m、200m、走り幅跳び、そしてリレーに出場しています。中でもT44走り幅跳びはドーハ大会でマルクス・レーム選手が8m40cmの世界記録を出している種目。パラリンピックでも見ごたえのある花形種目の一つと言えます。
ドーハ障害者陸上 世界選手権、マルクス・レーム選手8m40の跳躍はこちらの動画、40秒当たりからご覧いただけます。
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