2016年09月17日(土)
ドイツのパラリンピアン、マルクス・レーム選手 。彼は「ブレード・ジャンパー」の愛称で世界的にも知られる義足の走り幅跳び選手です。昨年秋にドーハで行われた世界選手権で世界記録となる8m40の大ジャンプを見せました。この記録は2012年ロンドンオリンピックの金メダリストの記録8m38を上回る記録でした。
レーム選手はオリンピックに出ることを夢見て来ました。世界トップレベルの選手たちと同じ舞台に立ってパフォーマンスを見せたい、そしてパラリンピックは決してオリンピックに劣るものはないということを一人の陸上選手として体現したい、彼はそんな思いを持っています。
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2016年09月16日(金)
平日にも関わらず、たくさんの人が訪れるリオパラリンピックのメイン会場、オリンピックパークです。飲食のブースや、巨大グッズショップがならぶこの一角は人、人、人・・・
今回はこのパーク内で見つけた「行列」をご紹介します。
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2016年09月16日(金)
シッティングバレーボールの女子準決勝、地元ブラジルvs.アメリカ 。現時時間15日午後8時半からのゲーム。ただでさえ盛り上がりそうなこの試合に、「火に油を注いで」いたのが会場DJの男性です。
観察していたら、画面のモニターに現れる「拍手!」とか、「スーパースパイク!」とかもこのDJさんが指示を出しているようです。
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2016年09月15日(木)
4年に一度の大イベントであるパラリンピックで金メダルを取ることがいかに大変なことなのかということを痛感した1日でした。午後に行われた競泳決勝には田中選手、木村選手、鈴木選手という金メダルの期待のかかる選手たちが登場。ところが木村選手はコンマ数秒の差で金メダルを逃しました。
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2016年09月15日(木)
開催国のブラジルを始め、多くの旗がたなびく向こう側に斜面にぎっしりと建つ家々・・・
リオデジャネイロでは見慣れた風景です。
ここはリオの中心部にあるサンボドロモのアーチェリー会場。
前にもお伝えしましたが、ここはサンバカーニバルの会場でもあります。
ものすごく高い観客席の一番上まで上ることができたので、リオの街を眺めてみました。
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2016年09月15日(木)
競泳会場、アクアティクススタジアムの通路にあった張り紙です。
リオパラリンピックでは、全てではないようですが会場ごとに「ラジオによる競技解説」が行われています。リオ大会組織委員会の方の話によると、そのスポーツを知らない人にもちゃんと知ってほしい。そんな目的で実施されているそうです。
SNSとも連動していて、疑問に思ったことを投稿すると、実況の中で解説者が答えてくれるのだとか。
当初はポルトガル語と英語の2言語でのサービスを目指していたそうですが、予算の都合で1チャンネルのみになり、ポルトガル語と英語を交互でやっているとのこと。
日本のパラスポーツの競技会場でも、こうした試みは始まっています。
まずは知ってもらうこと。世界共通のパラスポーツにおける課題のようです。
2016年09月15日(木)
スタッフのYです。
日本時間9月15日(木)午前6時過ぎに行われた、男子100m平泳ぎSB14(知的障害)のレース。起きて見るはずでしたが、目覚ましが鳴らず、見逃しました。
ホームページで結果を確認。4位。
タイムを確認。1分10秒を切っている!しかも3位の選手とは0.22秒差、すごい!
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2016年09月14日(水)
会場に訪れるブラジルの観客たちはみんなブラジルカラーの黄色と緑で、応援の思いを表現しているようです。でもパラリンピックなのに実はサッカーのユニフォームを着ている人がかなり多いのがなんだか少し可笑しいですね。「ネイマール」と大きく背中に書かれたシャツを着ている人までいました。
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2016年09月14日(水)
真ん中に映っているシルエット。お分かりですよね!標高709m、コルコバードの丘に立つキリスト像です。
このリオデジャネイロのシンボルを望む競技会場、どこだかわかりますか?
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2016年09月14日(水)
ボッチャ会場の2階観客席には、ぐるっと車いすユーザーとその同行者のための席が用意されています。そこで出会った地元のグループ。
なんと、前列右の2人は現役のボッチャ選手です。将来はパラリンピック代表を目指したいとのこと。
今回、ボッチャでもブラジルは大活躍です。
前列左の男性は24歳、以前はボッチャをやっていた方だそうです。以前は五輪パークに近い場所にあるボッチャ練習場に通っていました。しかし、リオ市内では練習場が非常に少なく、通うのが大変だったため、競技を続けることを断念してしまったそう。
ところが!今大会のブラジルの活躍を見て、「もう一度やりたい」と言い出しているのだとか。後列左のお二人がご両親ですが、なんとか通える練習場所を探したいとおっしゃっていました。
ブラジル選手の活躍が、障害のある人たちのスポーツ心に火をつけ、そしてスポーツの環境が整うようになれば、きっとそれが大会を開いた意義にもつながるのでしょうね!