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Road to Rio vol.56 様々な人が関わり合う世の中へ(後編)~"大分車いすマラソン"が切り拓いてきた道~

2015年12月04日(金)

様々な人が関わり合う世の中へ(前編)~"切断ヴィーナス"が切り拓く未来~、は、こちらをクリック。


001_DSCN5160_001.JPG坂道を登った弁天大橋には、応援をしている沢山の人達が。
 

「これが“大分車いすマラソン”か…」
一瞬身震いしたくらい感動的な光景でした。
 


002_IMG_8071_R.JPG大会前日のセレモニーは、選手とボランティアの皆さんが一緒に街を歩きます。市民のみなさんの笑顔の出迎えが。



003_IMG_8297_R.JPG11月8日の日曜日に行われた、大分車いすマラソン大会。
天気予報は雨でしたが、当日は少し暑いくらいの晴れ。
前日の雨が太陽の恵みで水蒸気に変わり、蒸し暑い感じになりました。
 

世界ランキング上位の一流選手が何人もエントリーする伝統の大会、今回は19ヵ国283選手が参加します。第29回大会までは賞金が出ていなかったにもかかわらず、日本に世界中のトップアスリートが集い続けてきました。


 

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スタート地点にはたくさんの応援団が続々と。



005_DSCN5020_R.JPG午前11時、まずはフルマラソンの選手のスタート!
 


006_DSCN5042_R.JPG3分後に、ハーフマラソンの選手がスタートしました。
 


007_DSCN5053_R.JPGその日の天気予報は1週間前から「雨」。きっと雨対策をしてきた選手も沢山いたと思うので…レースはどうなるのでしょうか。
 



008_DSCN5124_R.JPG沿道のみなさんが、選手一人一人に「ガンバレーー!」と声をかけます。
 


009_DSCN5149_R.JPG地元の学生さんたちの目の前をあっという間に通り過ぎる選手たち。
 


010_DSCN5153_R.JPGハーフマラソン出場の河原 慎太朗選手のレーサーの足を乗せる部分が壊れてしまったようです。ボランティア?の方が応急処置をしていました。



011_DSCN5154_R.JPG沿道にいた女性が「足に麻痺があると、地面に足を引きずってしまってもわからないのよね!」と声をかけていました。応援している方それぞれに“障害の理解”があるのかもしれないですね。



 

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スタート地点からゴール会場に移動している時間を利用して、「通訳ボランティアCan-do」に所属するお二人にお話を伺いました。
左は西本さん、右が加藤さんです。


今日はどの選手のボランティアですか?

加藤さん(右) :あ、二人とも、4番の南アフリカのエレンスト・ヴァン・ダイク選手です。


いつごろからこのボランティアはされてますか。
加藤さん(右) :私はこれで19回目です。


もうベテランですね!
西本さん(左) :私はいまインターン生で、今回初めて参加させてもらえることになりました。


この大分のマラソンは、すごく歴史のある大会ですけれども、どんなところが魅力ですか?
加藤さん(右) :選手とボランティアとのふれあいや、学校訪問などの地域の人とのふれあいもあって。そうした中でみんなが声援してくださるのがとってもいいと思います。


今日はお天気も恵まれて、たくさん人がいらっしゃっていますね。
加藤さん(右) :はい、本当によかったです。雨って思っていたので、ちょっと暑すぎたなーって。笑


11月なのに夏みたいですよね。ダイク選手の調子はどのような感じでしたか?
加藤さん(右) :はい、とってもいいですね。


記録も出そうな感じですか?
加藤さん(右) :始めは「雨だからちょっと…」って言ってたんですけど、「晴れだから、とっても速いレースになるだろう」って。


そうですか。加藤さんのリュックはロンドンオリンピック・パラリンピックのロゴがありますけど、スポーツ関係のお仕事をされているんですか?
加藤さん(右) :アテネと北京とロンドンも観客として見に行きました。


そうなんですね!
加藤さん(右) :本当に知り合いがいっぱい!この、Can-doで手伝っていたら、世界のトップ10とか、知り合いばっかりになるんですね。実際に行って知っている選手を応援するんですけど、でも日本人も応援しなきゃいけないし、ちょっと複雑ですけどね。笑


とても楽しそうですね!来年はリオパラリンピックもありますが、期待している選手とかいらっしゃいますか?
加藤さん(右) :外国選手ですか?やっぱり今日走るトップ10の選手ですかね。あと女性が、すごく速い。土田和歌子選手もいらっしゃるし、世界新が出てほしいです。スイスのマニュエラ・シャー選手と土田選手はいつもデッドヒートで、最後二人とも世界新(※)とかありますから、期待していますし、楽しみです。
※補足:世界記録は2013年の大分国際マラソンで二選手同時に出した、1時間38分07秒


今後、この大分の車いすマラソン大会をいろんな人に見ていただくために、“魅力”をアピールして頂ければと思います。
西本さん(左) :私はCan-doの方が活動内容を説明しに学校に来てくださったときに、「実際の仕事はすごく大変なこともある」っておっしゃっていたんですけど、みなさんとても笑顔で。それだけ“笑顔”になれるってことは、選手との交流や絆がすごく強いんだろうなと感動して、ボランティアの志願書を出して、参加できることになりました。
そして選手の走っている姿を実際に見たときにもう無条件に感動して…そういうのって、一度見てみないとわからないと思うんですよね。私、地元が福岡で、今年初めて大分に来て、今はじめて車いすマラソンを見て、しかもそのボランティアっていう立場で。本当に感動することがいっぱいあったので、言葉で説明するよりは、やっぱり一回見てもらったほうが本当に心に伝わるものがあるなと感じました。


加藤さん(右) :大分は、他のランナーと一緒じゃなくて、車いす独自のレースなんです。トップレーサーはもちろん、福祉的なイベントとしてもとても重要な意味を持っています。いまメジャーマラソンとか言って大きな波が来て、負けそうなんですけど、負けないようにしっかりと。今年から賞金も上がりましたし、頑張ってほしいというか、私たちボランティアも頑張っていきたいと思います。



ありがとうございます。こちらとしても選手の皆さんだけではなく“みんな”で作り上げる大会というところを伝えていきたいと思います。
加藤さん(右) :そうですね、私たちは通訳ボランティアなんですけど、他の方も掃除から警備とかセキュリティとかいろいろ、なんでもありますから。ほんとにみんな一丸で、大分のこのイベントを出来るだけ長く続けていきたいと思います。

 


大分車いすマラソンのみどころの一つは弁天大橋。橋のてっぺんにかけて緩やかな坂が続き、車いすを漕いでいる選手にとっては難関の一つです。
「特に、制限時間内で、橋を登り切ろうとする若いアスリートや障害の重い選手のドラマは、壮絶な物語性を感じます」とは、写真家の越智貴雄さんの言葉です。


0200_IMG_8429_R.JPG弁天大橋。フルマラソン先頭集団。



0210_IMG_8442_R.JPG先頭を走る12番・西田 宗城選手。



0220_IMG_8470_R.JPGT34/53/54のクラスの選手は、上半身はおおよそ支障なく機能します。(T34の選手は“両手や体の機能は、ほぼ正常”という表現がされています)



0230_IMG_8631_R.JPG大分マラソンの約1週間前に行われた、ドーハ世界陸上・T52のクラス400m金メダルの佐藤友祈選手。このクラスの選手は、指の曲げ伸ばしに制限があり、自力で座位を保つことが出来ないといいます。そして佐藤選手は左手の機能がききにくいそうです。(このブログの後半に佐藤選手のインタビューを掲載しています)



0240_IMG_8848_R.JPG一番障害の重いT51クラスの、南アフリカのピーター・ドウ・プリーズ選手。このクラスの選手は自力で座位を保つことが出来ないため、車いす上では膝上にあごを乗せる選手が多いです。車いすを動かす際は、ハンドリム(車輪内側の輪)を握ることは出来ず、後方から引き上げるように動かす場合が多いそうです。



0250_IMG_8918_R.JPG同じくT51クラスの井上 聡選手。(この弁天大橋の直前で追突された影響で残念ながら、このあと棄権)このクラスの日本記録保持者です。ハンドリムを掴むことなく42.195キロを“回しきる”その精神力は一体どこから出てくるのでしょう?




0260_DSCN5159_R.JPG弁天大橋の上、多くの“大分車いすマラソンファン”が声援を送ります。



0270_DSCN5177_R.JPGハーフマラソン出場の服部 保作選手は66歳。22回も出場しているベテランです。


渾身の力を振り絞り、坂道を登りきった時に聞こえる「ガンバレーー!」という声援は私の耳にもまだ残っているほど。きっと選手たちの新たな力になっていると思います。



0280_IMG_0470_R.JPGハーフマラソン・山本 孝一選手は初出場。この弁天大橋をどう感じたのでしょうね。



0290_IMG_0922_R.JPG先導車に乗り、41キロすぎぐらいのところを走行中の越智貴雄さん。今回の取材にあたり撮影場所選定など色々お世話になりました!
ここからはゴール付近の選手の様子を。



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フルマラソントップは、マルセル・フグ選手。6連覇目なるか?!


 

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こちらは前大会2位の山本 浩之選手。



0330_IMG_1645_R.jpg左の34番・長田 弘幸選手はソチパラリンピッククロスカントリーで解説もしていただきました。右の39番は平澤 三七選手です。



0340_IMG_0833_R.JPGハーフマラソン出場の酒井 俊二選手



0341_IMG_1514_R.JPG西山 美沙希選手は大分県出身の15歳。家族の方が応援しているのが印象的でした。


 

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こちらはフルマラソンの佐藤 友祈選手。



0343_IMG_2366_R.JPGT33/52のクラスに出場している小幡 健選手の後ろには収容車が。必死に完走を目指します。



 

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ゴール付近では沢山の報道陣が待ち構えていました。


 

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0370_DSCN5197_R.JPG応援旗も、沢山!



0380_SCN5202_R.JPGT34/53/54クラスのハーフマラソン、優勝は渡辺 勝選手!タイムは47分32秒でした。


 

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出場4回目で初優勝、おめでとうございます!


 

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続々と戻ってくる選手たち。(カメラの絞りが開きすぎていて明るすぎてすみません・・・・)

 

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T34/53/54クラスのフルマラソンは、マルセル・フグ選手が6連覇!強い!1時間24分53秒のタイムでした。おめでとうございます!



 

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ほどなくして山本 浩之選手が。1時間25分02秒のタイムで日本人選手最高の2位となり、リオパラリンピックの出場権を獲得しました。おめでとうございます!



 

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トラックの内側ではこのように、選手との写真撮影が行われていたりしました。こちらは2014年IPC世界ランキング1位のエレンスト・ヴァン・ダイク選手。1時間37分11秒のタイムで10位でした。


0450_DSCN5625_R.JPGフィールドの中で選手たちのサポートをしていた、ボランティアの関さんにお話を伺いました。


ボランティアはどれくらいされていますか?
関さん :もうかれこれ7、8年くらいになります。

長いですね!今回の大会はどうでしたか?
関さん :前日まで雨が降っていて、どうなるかと非常にやきもきしていましたが、これだけ晴れ渡って、選手の方が気持よく帰ってきてる姿を見ると、ああやっぱりいい大会だなあと。準備は大変でしたけど、そう思います。

準備が大変と仰ってましたけれども、たとえばどんなところが大変ですか?
関さん :やっぱり選手第一というところがありますので、「どうすれば選手の方に満足いただけるか」というのと同時に、世界一のマラソン大会ということで、「いかに支障がないか」というところを競技の“運営面”からも見なければいけないとか、神経を使うところがありました。そういう意味で、今、ほっとしたところです。


どれくらい準備はされているんですか?
関さん :実は私の場合はもうここ数日なんですけれども、事務局でいきますと半年以上前からの準備になります。
そうしたところをサポートする側としても大変かなあと思ったりもしています。


7、8年ボランティアをされているということですが、毎年関わりたくなる“魅力”があるのでしょうか?
関さん :あー、やっぱかっちょいいです!うん。
選手一人一人のフォームから、車いす競技用のレーサーのゴーゴー言う音まで、「これぞスポーツだなあ」というところと、世界一流の方々を目の前で見られるという興奮との、両方があって、本当にそれが大分で味わえる。
この感動というのは「他にはないなあ」ということでずっと続けていられます。


来年にはリオパラリンピックがあって、その先には日本でパラリンピックが開催されますけれども、その中でこの大分の車いすマラソンは非常に重みがあり、伝統がある大会だと思います。今後この大分により沢山の人を呼び寄せていくために、魅力をお伝えいただけないでしょうか。
関さん :もちろん車いすマラソンだけじゃなくていろんな競技があるかと思いますが、決して「障害のある方 = 家に閉じこもってるばかりじゃないよ」という楽しい世界を、もっともっとお伝えしていかなければいけないのかなと。
そう思うと同時に、アクティブな世界が当たり前になるようなところを目指していくために、大分では地道な中で我々ボランティアも「当たり前に交流するような世界」をどんどん作っていきたいです。
そしてこの全ての経験を通じることによって、東京に向けてみんなで楽しめるようになるのではないかと、期待しています。




 

 

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フルマラソンT33/52のクラスで2位、佐藤友祈選手のインタビューです。1時間48分52秒のタイムは、1位のサンティアゴ・サンツ選手と51秒の僅差でした!


お疲れさまでした!今日の結果は2位ということでしたが。
佐藤選手 :(400mと1500mに出場したトラックの)世界選手権に向けて走りこみをしてたので、ロードの、マラソンに向けての走りこみっていう部分では全然出来ていなくて、まず完走できるかもわからなかったんです。
今回、完走できたということと、目標であった2時間切りが出来て、1時間49分とか48分台で走れたので、そこは非常に満足しています。それで、ある程度一位のサンティアゴ選手との実力差も分かったので、大きな収穫になったと思います。

ドーハの活躍もおめでとうございます!銀メダルと金メダルというところで…
佐藤選手 :あっ、銅と金です…
 (※補足:1500mが銅メダル、400mが金メダル

あっ銅、ごめんなさい!
佐藤選手 :大丈夫です。笑

短距離から長距離まで、得意とされている範囲がすごく広いと思うんですけれども、その秘訣はどんなところにあるんですか?
佐藤選手 :秘訣…、あきらめずにひたすら腕を回し続けるっていうところですかね。そのピッチを回し続けるみたいな。トラックの場合は長くても1500mで、一番短かったら…僕は100は無理なので一番短い距離は400なんですが。そこは最初から全力で飛ばしていけばいいんですけど、やっぱり長距離だとペース配分とか考えながら走らないといけないので、どうしても多少走りが変わっては来るっていうか…うーん、何言ってるんでしょうごめんなさい。笑

いえいえ!ご自分ではどちらが得意ですか?
佐藤選手 :そうですね…得意な種目は400とかですかね。あとパラ種目ではないですけどハーフマラソンとかは好きですね。はい。

400と(得意の)ハーフで言うとまたそれぞれ頭の切り替え方や、ペース配分がまた違う気がしますが。
佐藤選手 :はい。ただトラックはトラックでゴムが張ってあるのですごく重たいんですね。ロードはその分転がるので、走りにくさっていうのはそんなに感じないです、トラックでもロードでも。
トラックは重たい分、最初から全力で回して、400mだとか1500mまわして、走る感じなんですけど、ロードはもう何回か漕いでスピードに乗ってしまえばあとは転がってくれるので。はい。

なるほど。お見受けするとタフというか、そんな気が。
佐藤選手 :タフなんですかね…笑 ちょっとわからないです。

トレーニングはどういったところを中心に鍛えていらっしゃるんですか?
佐藤選手 :トレーニングではとりあえずひたすら走って、加速走的な部分で。ドーハでもそうだったんですけど、僕は左手がなかなかきかないので、他の選手たちよりもスタートがどうしても出遅れるんですよ。なので、スタートでの遅れを取り戻すために加速走で中間速からスピードをのせて、後半の速度を伸ばしていく、みたいな感じの走りをしています。
もう左手はたぶんこれ以上強化できないので、右手を強化しつつ、スタートの多少の改善をして臨めたらと思います。

この大分の国際車いすマラソンは3回目ということですけれども、参加されて、雰囲気とか含めてどうですか?
佐藤選手 :おととし、去年はハーフで参加して、今回の三回目が初めてフルマラソンで参加したんですけど。やっぱりハーフとフルとで選手の間の雰囲気が違うなと。やっぱりレース直前まではかなり緊張してしまいます。三回目ですけどなかなか慣れないですね。

最後になりますが、リオパラリンピックに向けて、またその先の東京パラに向けて、観客の方やボランティアの方、関わってくれる人をどんどん増やしていきたいと思うんですけれど、その方々に向けて佐藤選手の思う「この競技の面白さ」というのを、ひとこと頂ければ。
佐藤選手 :この競技に関しては、若い人は中学生から年配の方は80歳超えていても競技に参加して大会で走れたりする、競技寿命がすごく長いスポーツだと思います。車いすの人たちとか、障害者の人たちに対して、どうしても見たことがないっていう方が、ボランティアの方でさえも、いらっしゃるので。より多くの人に知っていただいて、「すごくかっこいいスポーツがあるんだな」ということを認識していただいて、リオとか東京までにそういう人たちが一人でも増えていただけたら嬉しいです。

ありがとうございます。佐藤選手が活躍すればするほど、私たちもみなさんに向けて魅力をお伝えできますので、ぜひたくさんメダルをとってください!
佐藤選手 :はい、ベストを尽くして頑張りたいと思います。





0470_DSCN5673_R.JPGT51クラスは南アフリカのピーター・ドウ・プリーズ選手のみが完走。2時間39分52秒の記録でした。


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ゴール後にぐったりしているドウ・プリーズ選手。首元に氷を当てたり、水を用意したり、選手の体調管理はスタッフやボランティアの皆さんの手にかかっています。大事な仕事ですね。




ここからは表彰式の様子を。

0482_IMG_2623_R.JPGT34/53/54クラス・男子ハーフマラソンの部。
左から、優勝した渡辺 勝選手、2位の松永 仁志選手、3位の渡辺 習輔選手。


0490_DSCN5801_R.JPGT34/53/54クラス・女子ハーフマラソンの部。
左から、優勝した中山 和美選手、2位のマリア・デ・ファチマ・フォンセカ選手、3位の喜納 翼選手。


0501_DSCN5830_R.JPGこちらはフルマラソン。
左から、T51クラス男子・ピーター・ドウ・プリーズ選手、
T33/52クラス男子優勝・サンティアゴ・サンツ選手、2位の佐藤 友祈選手、3位の上与那原 寛和選手


0502_IMG_2667_R.JPGドウ・プリーズ選手、少しは回復されているのでしょうか?柔らかな表情が印象的でした。


0510_DSCN5943_R.JPGフルマラソン。
左から右に、T34/53/54クラス女子・3位のアリネ・ホチャ選手、2位のナタリア・ゴチェノバ選手、優勝したマニュエラ・シャー選手。
真ん中から右に、T34/53/54クラス男子優勝・マルセル・フグ選手、2位の山本 浩之選手、3位の副島 正純選手。マルセル・山本・副島選手の123フィニッシュは、2013年から3年連続です。


0520_IMG_2964_R.JPG来年は7連覇なるか?!フグ選手。


0530_IMG_3105_R.JPGこちらは大分県知事賞受賞の2人 左:国内1位 山本 浩之選手、右:新人賞 田中祥隆選手。
    (当初、お名前の表記が違っていました。ごめんなさい)


0540_DSCN5983_R.JPG受賞者の写真撮影には、こんなに多くの報道陣が集まっていました。


0550_DSCN6057_R.JPG会社の応援団と記念撮影していた選手。おそろいのジャンパーをつくったり、有名な経営者の方も一緒に写真を撮って来年への気持ちを鼓舞していたり、「一体感があるっていいなあ」とうらやましく、拝見させていただいておりました。




0560_DSCN6073_R.JPG駅へ向かうために大分川沿いを歩きながら、密度の濃い2日間を振り返り、思い出したのはシンガーソングライター 沢 知恵さんの「かかわらなければ」という歌でした。

 かかわらなければ
 この愛しさを知るすべはなかった
 かかわらなければ
 人はかかわることから さまざまな思いを知る


「もしもしニッポン」という普段触れることのないカワイイカルチャーも、
「大分車いすマラソン」という35年間続いている伝統的な大会も、
関わることがなければ気づくことのなかった気持ち…それは人と人とが関わり合うことで、癒しや希望、未来が生み出される感覚でした。このようなイベントに行くと毎回同じようなことを思っているなあと心の中で苦笑しながらも、何度でも新鮮に感じでしまうのはなぜなのか?と考えました。
それはもしかすると、ボランティアを何年も続けている関さんや加藤さん、13年連続で大分を写している写真家の越智さん、何度も来日している海外の選手たち…きっと彼らと同じ気持ちなのかもしれません。

様々な人が関わり合う世の中へ。
2日間に渡る新旧二つのイベントに感動しながら、やらなくてはならないことが沢山あるのだと、改めて感じました。

 

 


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