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【障害者陸上 世界選手権】競技2日目の様子は?(10/23) #Doha2015

2015年10月24日(土)

今日の注目は何と言っても、空中を飛ぶこの選手!

001_IMG_2501_2.jpg002_IMG_2481_R.JPGスタンド越しに見えるのはモスクでしょうか…
大会2日目、時折心地よい風が吹きますが、それでも相変わらずの蒸し暑いお天気。今日は午前の部がなく、午後4時競技開始です。いきなり花形競技からのスタートになりました。

世界記録が5つも出た2日目のハイライト、日本人選手のインタビューはこちらをクリック!


003_IMG_2487_R.JPG男子走り幅跳びT44(切断・機能障害/立位 のクラス)にエントリーする15人の選手がずらり!でも、観客のお目当は何と言ってもドイツのレーム選手でしょう。8m29の世界記録保持者です。


 

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各国のメディアも大注目のこの競技、テレビ局のカメラマンやフォトグラファーが集います。その中にはもちろんあの越智貴雄さんの姿も。(右から3人目、32番のビブスを着けています)


 

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客席もこの一角は満員です。その中で真剣にジャンプを見つめているのがドイツチーム。客席の一番前に座ったコーチ陣に、選手たちはジャンプを終えるごとにアドバイスを求めに来ていました。
観客はますます盛り上がって、また選手が誘う手拍子なども起こっていました。


 

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そんな観客の中になんだかすごい衣装を着た人を発見。全身にピンバッジがついている様子。

 

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写真を撮ろうと慌てて駆けつけてみると、私より先に写真撮影を申し込んだ人たちが!吉村尚己選手(左)と、村上清加選手(右)でした。というわけで3ショットを撮らせていただきました!


 

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こちらはオランダのHertog選手。コーチと話をしています。レーム選手の活躍ももちろんですが、2位争いもかなりハイレベルな試合でした。4回目のジャンプで6m77を飛んだ、レーム選手と同じ国ドイツのStreng選手が2位に立ちドイツチームがにわかに湧いたのですが、その後5回目のジャンプでHertog選手、Aleshkin選手、Mhlongo選手の3人がそれを上回るジャンプを見せ上位に食い込みました。すごい戦いです。
 

とはいえこの競技を制したのはもちろんレーム選手。3本目のジャンプで8m40の世界記録を叩き出し、一人だけ8m越えのダントツ1位で優勝を果たしました!そばで見ていると本当に宙を舞い飛んでいると感じます!

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優勝が決まって2位のHertog選手と抱き合うレーム選手。

 

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客席の選手団に向かってポーズをするレーム選手。
普段から穏やかな雰囲気で笑顔も見せてくれるレーム選手ですが、この時の笑顔は格別いいですね。世界新のジャンプはハイライト動画に!こちらをクリック。



200_IMG_2596_R.JPGこちらのレースは女子400m(T11・視覚障害)。キラキラと光るグリーンのアイマスクをつけているのはブラジルのGuilhermina選手。
このクラスは選手がガイドランナーの一緒に走ります。
Guilhermina選手もガイドと2人で、スタート直後のコースの曲がり具合や、ガイドと選手をつなぐオレンジのリストバンドを入念に確認していました。

 

201_IMG_2586_R.JPGスタート前に、ギュッとハグをして…


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203_IMG_2601_R.JPG二人はスタートの息もピッタリ。観客の声援に答えるときも一心同体のように飛び跳ねていました。

 


204_IMG_2606.JPGしかし勝負を制したのはライバルの中国人、Liu選手でした。
 

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レース終了後には4人でお互いの検討をたたえあい抱き合っていましたが、Guilhermina選手には悔しさもきっとあったと思います(このレースはハイライト動画に)


 

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こちらは、女子円盤投げF41(低身長症)のクラス、チュニジアのRaouna Tlili選手。
自身の持つ28.98mから1m近く伸ばした29.70mの世界記録で優勝しました。カメラを向けると国旗を広げてポーズしてくれました。(世界記録の投てきはハイライト動画に)


 

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男子1500m(T54・頸髄損傷・脊髄損傷・切断・機能障害/車いす)のクラス、予選1組目。

 

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8番のヘルメットが鈴木  朋樹選手です。3:30.51のタイムでした。

 

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予選2組目。


 

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3番のヘルメットが渡辺  勝選手。3:21.68のタイムでした。渡辺選手のインタビュー動画はこちらをクリック!


 

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樋口 政幸選手出場の予選3組目を見つめる渡辺選手。3組目は転倒があり、樋口選手も巻き込まれました。本日すべての競技終了後に再レースが行われ、日本の樋口選手は決勝進出です。(転倒があったレースの模様はハイライト動画に)



 

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女子200m(T52)、木山  由加選手。46.04のタイムでした。木山選手のインタビューはこちらをクリック。


 

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こちらは女子200m・T44(切断・機能障害/立位)のクラス。昨日銅メダルを獲得した高桑  早生選手の姿も。義足の選手がずらっと並んでいましたが、みなさんスタイルよくてかっこいいです。



 

214_IMG_2982_R.JPG男子100m(T11・視覚障害)の決勝レース。
 

215_IMG_2983_R.JPGT11最速の男はアメリカのデービッド・ブラウン選手。(このレースの模様はハイライト動画に)



 

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選手がメディアのインタビューに答えるミックスゾーンというエリアでのワンシーン。レーサーに乗った選手たちが前輪を持ち上げて狭い角を巧みに曲がっていく技、すごいです!意外と小回りも効くんですね。


 

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車いすのフォトグラファー、一番前の席で選手を撮影。


 

218_IMG_3028_R.JPG男子100m(T11・視覚障害)の表彰式
 

219_IMG_3042_R.JPG金メダル、ブラウン選手。ガイドのジェローム・アヴェリーさんも一緒にメダルを受け取ります。花束をもらった後、まるで乾杯のように二人で花をかざしあっていました。二人を繋ぐ不思議な絆。それを友達というのでも恋人というのでもなく、ブラウン選手は「兄弟」のような関係と表現していました。

大会2日目は5つの世界新記録が生まれましたが、それ以上に、このスタジアムにはドラマが詰まっています!


(文・写真 鈴木祐子)

 

◆全日本人選手の出場スケジュール、試合結果は ⇒日本人選手スケジュール

◆今大会の見どころは ⇒日本人選手、大会の展望は?



◆関連サイト
Road to Rio(競技編)パラリンピックを理解して楽しもう!~陸上競技~
Road to Rio vol.33 「ドーハ、そしてリオへ ~日本パラ陸上競技選手権大会~」

 

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