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【障害者競泳 世界選手権2015】大会2日目の様子は?(7/14) #Glasgow2015

2015年07月15日(水)

大会2日目の結果(7/14) はこちらをクリック。


世界のトップアスリートの熱戦が!大会2日目のダイジェストはこちらから。

 

大会2日目の会場の様子を、スコットランドのグラスゴーから、取材スタッフがリポートします!

 

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朝の練習時間。この日も活気がありました!

 

 

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トレーニング中の山田拓朗選手と八尋コーチ
 

 

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今大会初登場の笠本明里選手(6レーン)、スタート前(女子200メートル個人メドレー SM13)
 

 

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大会のマスコット、お隣のMCさんの席にあったので写真撮らせていただきました。スコットランドに暮らす牛、ハイランド・カウがモデルだそうで、民族衣装のキルトを着ています。名前はトリー(Tolly)。メダリストも表彰式で受け取っています。
 

 

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観客席の下にはチームの応援エリアがあるのですが、各国のコーチ陣から激しい声援(指示?)が飛びます
 

 

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山田拓朗選手の決勝スタート(男子 100m 自由形 S9)

 

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プールサイドに敷かれたレールの上を行ったり来たりするカメラマン。競技の全距離の「合計」を行ったり来たりすることになります!この時はつかの間の休憩中。
 

 

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会場には大きなスクリーンが2つあります。映し出されているのは生長奈緒美選手
 

 

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レース後にインタビューに答えて下さった小野智華子選手。後ろは寺西コーチ。手に持っているのは視覚障害のクラスのレースで使うタッピングの棒。伸ばして使うはずです!
 

 

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こちらのモニターの下には表彰台。モニターに金、銀、銅のメダリストの名前と記録が。ビクトリーセレモニーの間は荘厳な音楽が流れます。
 

 

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日本チームを乗せたバス(スクールバスのよう?!)。お見送りしようと思って出たら一足遅かったです…
 

 

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会場入り口にある「騙し絵」。泳げません!実は、何も気づかず毎日通り過ぎていたのですが、中村選手のSNSに「騙し絵がある」と書かれているのを見て認識!
 


本日のグラスゴーは曇りのお天気。
各選手の戦いが続いています!

 

大学1年生、一ノ瀬メイ選手にインタビューした際、初日のレースは「とても緊張した」と言っていました。キャプテンの山田拓朗選手は、そういった若い選手をサポートするようにしたいと言っていました。

 

今大会は、日本チームをサポートするスタッフの数がいつもの2倍ほどいるとのこと。栄養士の方が付いていて、ビュッフェでの食事でも「どのようなものを選手が食べるべきか」のアドバイスなどもしているそうです。

 

視覚障害の選手は、決勝前のトレーニングでは、実際に自分の泳ぐことになっているレーンでチェックしたりするそう。というのも弱視の選手にとっては少しの光の加減でも違って感じられたりするからだそうです。背泳ぎの場合はプールの両端の手前のフラッグがちゃんと見えるか確認するように言われているそうです。

 

今回の会場は、「アイスバス」などもある施設なので選手たちにとっては恵まれた環境のようです。

 

世界記録がいくつも誕生したようです。
女子200m個人メドレーではアメリカのレベッカ・メイヤー選手が金で、本日初の世界記録。
100m平泳ぎSB6は、地元イギリス期待の選手2人を圧倒して13歳のアメリカ人、ティファニー・トーマス・ケイン選手が世界記録で金メダル。

 

選手たちは自分の国のレースが終わるとすぐ引き上げます。
2日目、最後まで大人数で残っていたのはアメリカの選手団でした。お目当ては表彰台の2つの星条旗。
残念ながら最後の方の表彰式まで残っている人は観客もメディアもチームもほんの僅かで、終わり近くなるとがらーんとしたプールに荘厳な音楽が鳴り響いているのが残念。もっともっと、もりあがってほしいと思いました。

 

◆関連情報
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