本文へジャンプ

【収録記】「施設」で育った私~愛情と理解者を求めて

2014年06月26日(木)

ハートネットTV、WEBライターです。
今回の収録は、児童養護施設などを巣立つ子供たちの自立を3回に渡って考える「『施設』で育った私」でした。


◆第1回 漂流する施設出身の若者たち
ホームレスを支援する人たちによると、路上生活に陥る若者の中に、施設出身の人が増えているそうです。
取材に応じる方々の口から出るセリフは、本当に切ない。
「家もない。頼れるところも本当にない。なぜ私はこの世に生まれてきたの?」人は一人では生きていけないのに…。
少ない大人で多くの子供たちを見る施設の暮らしでは、必要な衣食住は満たせても、どうしても充分な愛情を受けにくくなるのかもしれません…。

20140626_001.JPGのサムネイル画像
 

"あいだ"を埋める支援の大切さ ~「ゆずりは」同行取材記 その2~

2014年06月24日(火)

こんにちは、番組担当デスクです。
7月1日からの番組の放送が近づいてきました。

先日は、スタジオに女優・タレントのサヘル・ローズさんと山梨県立大学教授の西澤哲さんをお呼びして、VTRを見ながらトークを収録しました。
20140625_shisetsu001.jpg
 

さて、今回は前回に引き続き、施設出身の人たちの相談にのる「アフターケア相談所ゆずりは」の支援現場の取材記です。

前回の記事では、「ゆずりは」の高橋さんがサポートしている、シングルマザーのYさんについて書きました。今日は、高橋さんがYさんに具体的にどんな支援をしたのか、お伝えしたいと思います。



Yさんが困っていたのは、住まいの問題でした。Yさんと小学生の娘さんは2人で、西日本のある町の、公営住宅に暮らしていました。

しかし、その住宅は町の中心部から遠く離れ、ぜんそくの症状がある娘さんには、小学校まで歩いて通うのが難しい状況でした。

"助けて"と言えるチカラ ~「ゆずりは」同行取材記 その1~

2014年06月20日(金)

こんにちは、番組担当デスクです。
7月放送の「シリーズ『施設』で育った私」
日々、最前線の現場を取材中です!

今回は、児童養護施設などの出身者が様々な問題にぶつかったとき、相談に乗ってくれる『アフターケア相談所ゆずりは』の支援に同行した取材記です。


施設で育った人は、社会に出たあと頼る人がおらず、住居に困ってホームレスになってしまったり、借金を重ねてしまったり、様々な問題にぶつかることが多いといいます。

「ゆずりは」はそんな人たちの相談にのり、具体的な解決につなげてくれる相談所です。児童養護施設などを運営する都内の社会福祉法人の事業の一つとして、スタッフ3人が走り回って相談対応しています。


yuzuriha_gaikan.jpg
アフターケア相談所「ゆずりは」

7月特集は「施設」で育った私、です。

2014年06月10日(火)

こんにちは、番組担当デスクです。
みなさんの周りには、「施設で育った」「里親に育てられた」
という友人や同僚はいらっしゃいますか?

児童養護施設で暮らす子どもたちの問題は、
ドラマ「明日、ママがいない」でも話題になりましたね。

今、親の虐待や離婚、病気などの理由で、
実の父や母の元で暮らすことができない子どもたちが増えています。
その数は、全国で4万7千人に上ります。

施設などで育った子どもたちは、
社会に出ても実家のように頼れるところがなかったり、
誰に相談していいのか分からなかったり・・・
社会へ出て行くときに、より困難にぶつかりやすいといいます。
 

20140610_shisetsu001.JPG