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【出演者インタビュー】AIさん「こういう人がもっともっと増えていったら、全てがもっといい感じに変わるのに」

2016年10月17日(月)

10月17日放送(10月24日再放送)
ブレイクスルーFile.61
僕は“世界一明るい視覚障害者” NPO法人代表・成澤俊輔さん

にご出演のアーティストのAIさんにメッセージをいただきました。

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――障害者の就労支援を行っている成澤さんの活動を知り、障害者が働くこと、社会に参加することについて、どんなことを感じましたか?

話を聞くまでは(障害のある方が社会で働くことの困難について)よく分かってなかったんです。でも「そうだよな」って。例えば、まだ就職していない方々は今からすごく心配だろうし、自分の子どもがそうだったら、自分がそうだったらって考えると、どこに頼っていいか分からない、誰がどうやって雇ってくれるのか、どういう仕組みになっているのかも想像がつかなかった。だから、成澤さんみたいな方がいるっていうだけでもすごく安心だろうし、彼自身に障害があるからこそ、説得力もあったりするんだろうなって思いました。

――成澤さんの過去の経験を知って、いかがでしたか?

VTRでは、いろんな人に助言していたんですが、最初から何でもうまくやってきて「あなたはこれした方がいい」と言っているんじゃないんですよね。自分にもいろいろあって「みなさんにもうまくいって欲しい、その時の自分みたいになって欲しくないと思って」という話を聞いた時に「こういう人がもっともっと増えていったら、全てがもっといい感じに変わるのに」って思いましたね。本当に心が救われるというか。私も彼の言葉を聞いているだけで、すごくポジティブになれました。

――印象的だった成澤さんの言葉はありましたか?

「僕が責任を取る」って言っていたところですね。
歌詞を書くとき、書いたことに触発されて実行しちゃったら、その責任を私は取れないなって思って書かない事があるんですよ。友達や親友、妹とかには「私が責任を取る」と言えるかもしれないけど、出会ったばかりの人達に、そこまでは無理だって思っちゃいますね。
だから成澤さんは、すごいと思う。本当に面と向かって、そういう事が言えるということが。彼にはそれだけの覚悟があって、自分がこうしたら絶対にうまくいく、いかせるっていう、それだけの意志や思いが、愛にあふれている人なんです。

 

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